第三次産業革命しないでマナー講座していた日本
第一次産業革命は、軽工業を石炭エネルギーで大量生産した。だいたい江戸時代後半から明治初期までの頃。日本はたまたまこのタイミングで植民地化を回避できて近代化できたので、運良く先進国となった。
第二次産業革命は、重工業を石油エネルギーで大量生産した。だいたい明治期から昭和初期頃。日本はこのタイミングで英米に敗戦したが、たまたま冷戦構造で漁夫の利を得てGNP世界2位の地位を得た。
第三次産業革命は、PCとインターネットとIT携帯電話により、組織労働を個人労働化した。だいたい1980年から21世紀初めころ。日本はこの第三次産業革命の最も重要な時期に安倍晋三長期政権で、第三次産業革命を無視して国家事業でのマナー講座などにうつつを抜かしていた。そのため2021年現在も第三次産業革命が停滞している。
第四次産業革命は、人工知能などによるブレイクスルーであり、だいたい21世紀初めの先進国・大国で進行中である。日本では知能や知性や学歴などを辺縁化しているので、今まだ起きていない。第四次産業革命が日本で起きていたら、COCOAはもう少しマシな代物で、日本のコロナ対策はもう少しマシだった。日本は第二次産業革命当時のテクノロジーと政治体制を維持することを主眼として、コロナ対策をマジメにしないで、第三次産業革命移行に全力で逆らって国策でマナー講座に時間を潰して、今もムダにマナー講座時代の悪癖で時間を潰して「やってる感」だけ醸している。