カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

「組織を作りなさい」の意味/「表現規制反対」サークルの奨め

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松下玲子都議の都政報告会のtogetterから以下引用。

http://togetter.com/li/80415
松下都議「反対派には、みんなが理解できる簡単な言葉がなかった。ネットの声は顔が見えないので、ほとんどの議員には手応えがない。それよりも、選挙の票を持っている有力者が条例改正を後押しすれば従ってしまう」 #hijitsuzai Bon_voyage 2010-12-18 11:29:43
松下都議「青少年健全育成審議会は、規則では『公開できる』となっているが、毎回開催する時点でメンバーが非公開に決めてきた。」公開できるように働きかけていかないとダメだということだね。 #hijitsuzai Bon_voyage  2010-12-18 11:45:17
同じく松下都議の報告会から。「民主党会派的には、ほとんどの議員はこの問題に積極的には触れたくないひとがほとんどだった。『党としての総意・見解に従う』というスタンスだけで動いていた」それなら当然、票を持っている人たちの言うことに従うよな。 #hijitsuzai Bon_voyage  2010-12-18 16:49:43
報告会から。松下都議「規制強化に反対していくには、組織化していくのが最善の策だと思う。組織を相手にするほうが議員も対応しやすいだろう」 都議会が反対意見の陳情書を切り捨てたのをみても、個別で反対していくのは限界があるのだろうか… #hijitsuzai Bon_voyage 2010-12-18 16:54:11

以上引用。この「組織化」について、以下記す。「組織」とか「団体」という言葉は、色んな幻想が纏わりつくものだ。なので、一般的に「市民団体」はどうやっているか、といったことなどについて。

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そりゃまあ、一般論として「組織」「団体」は大きい方が圧力団体としてパワーがあるとは言えるよ。が、巨大な統一された団体を今すぐに作ろうとするのは、ヒトラー並の才能のある人が人生賭けるつもりで、人生を棒に振る覚悟でやらないとちょっと作れないし、まあ、色々な意味で現実的ではない。
じゃあ現実的にどういう「組織」「団体」なら可能か、というと、「同人誌サークル」規模の「団体」がボコボコと複数作られる。これなら可能だ。現実性がある。
たとえば「マンガ防衛同盟」は、実質、私と西形公一の二人から成る「団体」だった。それに数人の協力者がいただけで、構成員は最大に考えて20人に足りない程度の規模だった。この程度の「団体」で、充分とは言えないが、けっこう成果が出せるものなんだ。表現規制反対運動団体の規模は。
表現規制反対運動を始めた当初から思っているんだが、同人誌サークル程度の規模の「団体」、構成員が3人から7人程度の「団体」が、コミケ内小規模一ジャンル程度の数、具体的には20サークル程度存在すれば、それでけっこう表現規制反対運動的には相当回る。
20サークル程度、「表現規制反対」ジャンルサークルが結成され存続するかどうか、これがものすごいハードルに現在までなっている。
表現規制反対」ジャンルサークルの一つあたりの規模は、繰り返すが、3人から7人程度で構わない。それ以上多い必要はあまりない。仮にどんなに巨大圧力団体になっても、実質の執行部の人員はその程度の規模になる。逆にその規模を超えると動かなくなることは、同人サークルをやったことのある人なら判るかと思う。人が同じ目標で有機的に動ける数は、だいたい7人から10人くらいまでだ。
だから、松下玲子さんが言う「組織」とは、この「表現規制反対」ジャンルサークルを作り、「任意団体」として、「団体っぽい名前で」活動する方がいいよ、と、読解して良いんじゃないかと思う。
3人の仲間を作るのがどうにも性に合わない場合は、止むを得ないので「一人団体」という方法もあるにはある。「市民団体」は実は「一人団体」ってのが多い。語義矛盾的なネーミングだが。とはいえ、「三人寄れば文殊の知恵」「三本の矢の教え」の通り、完全に一人で行なうよりは、三人程度集まって「団体」を名乗る方が、簡単に折れない。3人くらいどうにか集められますでしょ?
さて、3人で「団体」を作ったら、一つ一つ活動実績を積み上げていって、その上で「読者会員」を募るのがいい。この辺りは「通信販売を中心とする同人誌サークル」をイメージして組織してもらうとだいたいぴったり重なる。
一つ一つの活動実績の内容というのは、手分けして議員さんに電話したり情報収集したり、地元の議員さんにお願いしに行ったり、という、今まで同志諸姉諸兄が個別にやっていたものの延長だ。それを「団体」を名乗って行なう、ということだ。「任意団体」は誰の許可も要らない。今日から名乗って構わない。もちろん対外的に振舞うことが目的であるから、対外的にキッチリとして見えるほうが有利であり、対外的にキッチリとして見えるように色々頑張ることは必要だ。この辺りは「礼儀正しく振舞う」原則の延長だ。
「任意団体」の作り方だが、たとえば、現在コミケに参加するときの「サークル」に、「外出着用の団体名」をつけるだけでいい。「外出着用の団体名」とは、議員に手紙を送る時の「団体名」だ。あとは構成員は今やっている同人誌サークルと同じ。「うちはピコ手過ぎて一人でやっているから心細すぎて無理です」と感じたら、同じくらいの規模で仲のいいサークルと「合同誌」を作るノリで「合同サークル」=「表現規制反対サークル」を結成するといい。「私は読者だからサークルを作るのはムリですう」ということは全然なくて、たとえば「マンガ防衛同盟」は「マンガ読者」による「団体」だった。だから先例はある。検討されたし。
で、その「表現規制反対サークル」で、従来の活動の延長を行なえば、今までより政治的効果があるよ、と、松下玲子さんはおっしゃっているのだと私は解する。少なくとも今後10年くらいのスパンではこの解釈でいいはず。実践を始めてみてください。

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追記 もっと効果的な方法があったので、上記に対し追加修正。
「団体」は、「選挙区ごと」に結成されるのが最も効果的。同じ団体名で名刺を作れば、交渉効果が数倍に跳ね上がります。各選挙区ごとに「表現規制反対」団体があれば、充分にPTA組織に対抗できます。これだ。松下玲子さんが奨めているのはこれだ。これが結成されれば、予想よりずっと早く「表現規制反対」運動が「表現規制」運動を押し返すことができる。今後30年のスパンではこっちが正解だ。
先に記した、サークル規模のミニ「団体」(これはこれであるほうがたぶんいい、まあ、なくてもいい)を、「選挙区ごと」に纏め直し、選挙区ごとの「表現規制反対」組織が存在する、これが最も効果的で、議員への影響力を発揮できます。
具体的には、統一地方選の選挙区ごと、市議や区議の選挙区ごとに、「団体」を結成します。初めは3人で結成して構わない。その上で、「表現規制」に反対してくれる候補を探します。区議とか市議は当選ライン票数が低いので、いくつかの「サークル」の票を集めれば、けっこう当落に影響します。区議選市議選で選挙応援する人は希少なので、選挙応援を可能な限り手伝うべきです。「団体」でその区議候補や市議候補の選挙ボランティアをすれば、その区議・市議は、当選後、我々の「族議員」として動いてくれるようになります。「常時接続」の開始です。このようにして、味方の議員を増やしてゆくわけです。同志諸姉諸兄、頑張りましょう。
[12/21 09:50]追記。http://www.t-ken.jp/diary/20101215/ ← たとえばこういう区議の選挙を応援してあげてほしい。
[2011年1月11日 22:38]http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20110102/1293905085に続く。

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