カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

40歳代中盤の性的能力とか、19世紀フランスの出生率現象とか

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さて、以下はそれとは全然別な話。
40歳を過ぎてから性欲が、ぎゅうううんん、と、音を立てて減っていって、もともとあまり旺盛でなかったポテンツ(精力)がしぼむのを実感した。
個人差はきっと大きいんだろうけど、40歳代中盤になったらですね、ちんちんの感度が激烈衰えました。足が痺れる感覚は判りますよね、あの、足が痺れている状態と似た感じにちんちんがなるのですよ。「性欲の衰え」という抽象的な物言いでは読んでも判らなかったんですが、ちんちんが「足の痺れたような感じ」で感覚が鈍くなる、というのは、実際に自分がそうなるまで想像したことなかったんで、ここに書きおきます。
10歳代の、性欲が耳から吹き出そうな時期には、こんなことになるとは本当に全く想像もできなかった。
私は新婚一年目で今から子作りすべきなんだが、精力がこんなにも衰えていて、ちゃんと子供を作れるものかどうか、とか、色々思う。

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出生率低下、といえば、
『戦争の世界史』(W・マクニール)から

〔18世紀末から19世紀初めの、人口増加中の〕フランスでは若者のうち陸軍に入った者の割合がイギリスより高く、その反面商工業は〔略〕伸びが遅かった。〔略〕
フランスとイギリスにおいて〔略〕半失業だった若者のために働き口を作ろうとしてとった政策が違っていたために、それぞれの国での軍隊への就業者数と商工業への就業者数の間のバランスに違いが出たのであるが、この違いは長期的にみてひじょうに重要な影響をもたらした。1792〜1815年のフランスの戦没者数は130〜150万人といわれるが、この大損失に、19世紀の到来とともに顕著になったフランスの出生率の低下があいまって、ブルボン王朝の復辟とともに、急速な人口増加からくる経済刺激(と社会問題)は、フランスの地から恒久的に消滅したのである。〔289p〕
〔原注〕何が原因でこの時期フランスの出生率が、ヨーロッパの他の地域とまったくちがう動き方をしたのかは、歴史人口学上の大問題である。土地所有の面で、自作小農の所有地が総土地面積の圧倒的部分を占めていたことが、人口増加率の抑制に強力な効果を発揮したことが考えられる。それはアイルランドの歴史上にも1845年の飢饉後に起こったことであった。〔略〕〔290p〕

戦争の世界史―技術と軍隊と社会

戦争の世界史―技術と軍隊と社会

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id:BUNTENさんのブコメへのレス。精液も薄くなっているよなあ。実感しますわ。

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