カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

webで拾った名言/愛の歌はなぜ廃れないのか

webで拾った名言↓

396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/05/11(月) 22:34:30 LCgbMPYp0

昔パンクサウンドに恋愛の歌詞乗せて歌ったら、同類のパンクバンドから、パンクが愛語るなよwwwwwwwと散々馬鹿にされたが、なぜか世間で大ヒット 皮肉にも日本を代表するパンクバンドになった。よってもっとも評価されないであろうデスメタルサウンドに「今日の私は可愛いのよ〜」とかの歌詞のしてみては、いかがなものだろうか・・・

402 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/05/11(月) 23:20:24 4E2xwISx0

愛の歌が廃れないのは、本当に愛なんか現実には無いから、歌う事により愛が素晴らしいのだと聴衆に思わせたいのだと解釈している。逆に死や憎しみを扱うデスメタルが流行しないのは、それらは現実に溢れかえっているのでわざわざ歌にする必要が無いのだと言える。

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画像はhttp://piapro.jp/content/nc50wgu3xhq111un(田村ヒロ)から。

地デジカの馬脚

以下、小田嶋隆『「アナロ熊」が暴いてしまった「地デジカ」の秘密』http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090508/194086/ より。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090508/194086/?P=3
民放連は、徐々に馬脚をあらわすことになる。地デジカには馬の脚がついていたわけで、つまり……(以下略)。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090508/194086/?P=4
この馬鹿げたコメントを公表したのは、民放連である。
 言葉とメディアについての専門家であり、社会に向けて有形無形の情報を提供することで半世紀を食いつないできた専門家集団であるはずの組織だ。
 そのメディアリテラシーの専門家たる人々の組織のトップ(なのか、あるいは広報担当なのかもしれないが)が、この程度の対応力しか持っていなかったということは、消防署員が自宅の居間で花火をやって失火したとか、暴力団員が恐喝に遭って警察に被害届を出したとか、JTの社員が大麻で逮捕されたとかいうのと同じで、プロとしてあるまじきどうにもはずかしい大失態である。
 もしかして、民放連というのは、お役所にとっての外郭団体と一緒で、放送の現場で使えなくなった人々を引き取る受け皿みたいなものなのであろうか。
 で、その無能な放送人の最後の止まり木であるところの民放連では、メディアリテラシーの何たるかもわかっていないくせにプライドだけは人一倍高い困ったおじさんたちが、一日中テレビを見ながら、ネットへの憎悪のホゾを固めている、と。うーん。なんだか哀れな図だぞ。
 アナロ熊を生んだのは、実に、このコメントだった。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090508/194086/?P=5
 著作権は、海賊版を売って儲けようとする業者を取り締まるために発明された概念であって、著作物を買ってくださったお客様の利用を制限するためのものではない。
 落語の小話にこんなのがある。
「お前の吊ってくれた棚だけどな。あれ、落ちたぞ」
「落ちた? そんなはずはねえんだが」
「いや、落ちたよ。ゆんべ。ストーンと」
「ストーンって……お前、何か乗せやしなかったか?」
 つまり、アレだ。
 「二次創作禁止のキャラクター」や、「複製と編集が禁じられている映像」や、「教科書に載せることができない詩」や、「図書館に置くと著者が怒る書籍」や、「ネット上で閲覧させると作家先生の団体が訴訟を起こす芸術作品」は、どれもこれも、「なにかモノを乗せると落ちる棚」なのだ。

激しく同意する。
ブクマコメントから↓

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090508/194086/
id:sqrt 「ストーンって……お前、何か乗せやしなかったか?」「ああ、石を乗せたよ」 2009/05/11
id:BUNTEN 「「石をのせたら落ちたぞ」「ストーン」」あまりのユルさにコーヒー噴いた。(^_^;) 2009/05/11

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取調室の禁煙(;´Д`)

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090511/trd0905111059004-n1.htm
取調室の禁煙、7都府県に 「時代の流れ」困惑も 2009.5.11 10:54
警視庁の取調室警視庁の取調室
 容疑者と向き合い、紫煙をくゆらす刑事。全国の警察の取調室からこんな光景が消えつつある。警察庁によると、福島、神奈川、愛知、大阪など6府県警で取調室を全面禁煙、警視庁も2月から試験導入した。捜査現場では「時代の流れ」と受け止める一方、取り調べの小道具として活躍したたばこが使えなくなり「支障がある」「吸わせないと容疑者への“拷問”になる」と困惑は消えない。
 全国で初めて受動喫煙防止条例が3月に成立した神奈川県。刑事経験が長い幹部は「たばこで自供を得るよりも話術を磨くべきで、よい機会」と歓迎する。
 一方、警視庁で知能犯を担当するベテラン刑事は「容疑者が自供を始める直前によくたばこを吸っていたのに…」と嘆く。暴力団担当が長い捜査員は「相手をリラックスさせ、話が流れる手段がないのは痛い」と明かし、禁煙と喫煙の両方の取調室設置を希望している。

これはひどい。ヘビースモーカーな私は町の中でも喫煙できないし、下宿していると自分の部屋でも喫煙できなくてけっこう往生しているんだが、取調室でぐらい喫煙させてくれ。読み返して我ながら文脈がめちゃめちゃだとは思うが。
容疑者が喫煙するタバコは自分で金払って購入しているんだし、刑事ドラマで容疑者に食わせているカツ丼の代金だってあれは容疑者が自分の所持金で購入しているんだから、喫煙ぐらいさせてくれ。留置されている時は、取調室と、「運動」の時間しか喫煙できないのだから。なんか文脈がむちゃくちゃになっているのは留置経験がちと脳内をかすめたからなんだが。
今後20年、貧富の格差が拡大して、でもって色んなトラブルがあちこちで噴出して、警察とか行政はそれをかなり前から待ち構えていて「こんなに準備万端なのになぜまだ大衆は暴動しないんだ」くらいのレベルにあると思うんだが、でもって今後かなり多くの人間は留置所経験を一回以上するようになると予想できるが、喫煙くらい認めさせないと碌なことにならない。引用記事読んで一番感じたんだけど、現場の意見をちゃんと聞けよ。日本の宿痾は、現場の意見が全く上に届かないことだ。上の者の義務は、現場が仕事しやすい環境を整備することだ。私は警察という機構を警察官僚が私物化することを激烈警戒はするんだが、現場での苦労には同情するんだ。でもって容疑者になってしまったときの状況というのはリアルに想像ができるんだ。些細な経験ではあるが経験者だから。
禁煙運動は、プロテスタント系の新興宗教が展開しているらしいんだが、日本がそんなものに付き合う必要はない。現実から乖離した観念的道徳なんてものは、人間や社会を腐敗させこそすれ、人間も社会も救わない。

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