カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

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http://d.hatena.ne.jp/kamayan/comment?date=20100126#c のコメント保存。「ブログモード」になると、コメントがばらんばらんになる可能性があるので。〔我がブログの凡例に従い、改行に手を入れ、一部注釈を加える〕

Apeman 2010/01/26 10:38 (誤記が一カ所あったので投稿し直させていただきました)

kamayanさん

>「ゴボウ」に関してはガメさんは典拠・情報源を提示したと解すべきと思いますので

ええっ? 彼は「裁判記録」を読んだと言っているのですよ? しかし彼が挙げたのは『神を信ぜず』です。しかも「「末尾参考図書」に挙がっていると思うよ」です。「思う」ですよ? 『神を信ぜず』は「その典拠・情報源にあたる意欲があるか否か」もへったくれもなく家にありますが、kamayanさんはこれによって直ちに当該「裁判記録」を特定できますか? アメリカが行ったBC級戦犯裁判は456件1453人にのぼります(法務大臣官房司法法制調査部調べ)。さらに「裁判記録」といっても起訴状なのか、判決なのか、法廷に出された証書なのか(そうだとして検察側のか、弁護側のか)、取り調べ調書なのか、さっぱりわからないわけです。私はすでに、フィリピン法廷と横浜法廷の裁判に関しては日本側がまとめた資料にあたって、「バターン死の行進に関連して訴追された兵士」の事例がないことを確認しています(そしてその旨表明しました)。そして横浜裁判については判決理由がない以上「ゴボウを食べさせたので死刑になった」などという結論は出せないことも指摘しておきました。わずか20数名しか死刑になっていない兵(兵長二等兵)の中に、一人の死者も出ていない事件で死刑になった事例が含まれているという主張の異常さも指摘しました。これに対してかれは「いや、それはマニラ法廷のはなしで、お前が見落としているのだ」とか「いや、アメリカの公文書館には判決理由もファイルされているのだ」「日本兵と書いたが下士官だったかもしれない」といった、別に「22000キロを移動」するまでもなくできる釈明すらしていません。ボールは彼のコートにあるのです。
それから「誤読誤解」というのはなにのことやらさっぱり理解できません。「「ごぼう」なひとびとのほう」とあるのをみれば「ブログ」が私のブログを指していると読むのが素直というものでしょう。 kamayanさんは「BC級戦犯で犯人の特定が難しかった、というのは、こういう話しをするときは言わない方がいいと思います」という部分を引用していませんが、これを読めば「ブログ」が http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100122/p1 を指しているのは明白でしょう? このエントリにある「そもそも「バターン死の行進」の過程でほんのちょっと接触しただけの兵士を戦後になって特定できたというのが極めて疑わしい」を前提としなければ、「BC級戦犯で犯人の特定が難しかった、というのは、こういう話しをするときは言わない方がいいと思います」は意味不明になります。だいたい「ブログ」がどちらを指しているかでどんな違いが出てくるのかも理解できないのですが。

>そのように考えた場合、Apemanさんのブログ記事http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100125/p1は、書き方が適切でないと私は思います。

「本人が処刑された」ことを前提とする物語を紡いでおきながら、疑義を呈されると「犯人を特定する気なんか初めからまったくなかった」と言い出すことの不自然さがおわかりになりませんか?

田仁 2010/01/26 16:46 >金が動かない

有る所だけに金が死蔵されても意味ありまへんで、金を使う層に無理矢理金を回さなあきまへんねん。その意味で、サンケイが目くじら立てる「派遣村持ち逃げ」は寧ろ逆方向で、ベーシック・インカムの方が魅力的でっせ。

QK 2010/01/27 01:00 @カマヤンさんへ

ええと、こんばんは〜 ・・・で、早速どう書いていいか分からなくなったのですが、なんか今回のGameoverさんの件、カマヤンさんがなんか責任を感じているようなので、ちょと気になりました。責任、感じなくてもよいかと思いますよ?
たしかに責任をとることは大人の役割ですが、心情に反する事実を教えてあげることも、大人の役割です。そして苦い真実を教えてあげる、こうした大人は絶滅寸前です。その意味で、Apemanさんが大人として行動されたことはすごく社会的に大切で、だからこそ、カマヤンさんやぼくがApemanさんを尊敬する理由だと思うのです。
もちろんカマヤンさんを含め、Gameoverさんのブログが好きだった人は彼のブログ休止にショックを受けるでしょう。けれど、この休止は悪いことだとは思いません。言い訳したり、問題がないフリしてスルーするのでなく、事実を教えてもらって沈黙した、その点で、Gameoverさんは見込みのある子だな、と逆にぼくは思ったりするのです。
Gameoverさんは従属節がほとんどない英文を書く子ですから、よほど日本人の英語読解能力をなめてるか、もしくは英語が苦手な子なのでしょう。ようするに、Gameoverさんはすごく「若いなあ」オーラを漂わせていて、その彼がカマヤンさんとApemanさんという二人の大人と遭遇したことは、彼にとっていい経験となったんじゃないかな、って本当に思いますよ。
・・・って、カマヤンさんに言うのは、お釈迦様に説法している気分ですが、ちょと気になったので・・・ 乱筆、申し訳ありません。

PANDORA 2010/01/27 08:45

ていうか、本来、共闘できる、あるいは共闘するべき相手に対して喧嘩をふっかけ、揚げ足をとり、それで得意満面になっているか、得意満面になっていないまでも、そういうことがいかに馬鹿げているかがわからない人たちが、右翼に対抗して論説を張っていると思っているところが、日本はほんとにおめでたいなと思わされた一幕でしたね。

Apeman 2010/01/27 09:34

kamayanさんが責任をお感じになる必要はない、という点でQKさんに完全に同意します。そもそも、ことの発端はこういうやりとりです。

>ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした。「なんか新しい公団住宅みたいな墓苑にすればいーんでない?」そーゆーのをゴツゴーシュギというんじゃ、ボケ。
(http://d.hatena.ne.jp/gameover1001/20100117/1263698844)

>Apeman 「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした。」 へぇ。それ誰のこと? 2010/01/17
(http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/gameover1001/20100117/1263698844)

これ以降gameover1001氏が繰り出した数々の雑言が「へぇ。それ誰のこと?」とは質量ともに比較にならないことはみなさんが目撃された通りである、ということをまず指摘しておきます。第二に、これは特にPANDORA さんに申し上げますが、「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした」などといった認識の持ち主、BC級戦犯裁判において連合国は「犯人を特定する気なんか初めからまったくなかった」などといった暴論を吐くひとは、私にとって「共闘できる」相手でも「共闘するべき」相手でもありません。それらはいずれも対抗すべき「右翼」の言説そのものだからです。このような認識の人間と「共闘」せよ、という発想こそ「おめでたい」と言わざるを得ないですね。
さらに、少なからぬファンがおられるらしいあのブログにおいて、「キンピラゴボウを食べさせただけで死刑になった二等兵」という逸話に疑問を持った人がいなかった(いたとしてもコメントしなかった? コメントしたけど承認されなかった?)ことも、些細とは言えない問題だろうと思います。これは明らかに、戦後日本における反戦犯裁判キャンペーンが一定の成果を収めていることの結果です。
さて、ここで私が以前の立場を若干変更したことを表明しておきます。gameover1001の国籍やエスニシティについて私は一切関心がありませんし、いかなる詮索をする気もありません。また、次に述べる一点をのぞいて彼のその他の属性についても関心はありません。ここまでは以前と変わりません。しかし、彼が

>わっしのブログには、英語が母国語の人間が読めば、どんなバカでも英語を母国語とした人間が書いた、とわかるブログ記事が英語ブログからはみだして散らばっておる。*1
(http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100123#c1264403228)

と発言したのをうけて、私は彼の母語は英語ではないと考えるに至りました。彼のブログにある英文(私が参照したのは http://moa2008.wordpress.com/2008/06/05/捕鯨2/ です)は「英語が母国語の人間が読めば、どんなバカでも英語を母国語とした人間が書いた、とわかる」ようなものではなく、一見して「日本語をもとに書かれたとわかる英文」です。疑われる方はこの英文を和訳してみられるとよいでしょう。実に和訳しやすい英文であることがわかると思います。ネイティヴの書いた英文は、どれほど平易で理解しやすいものであっても、いざ和訳しようとすると「う〜ん、ここはどう訳すかな?」と迷う部分が出てくるものです。もちろん母語がなにであるか(なにでないか)と国籍ないしエスニシティとは別の問題です。しかし靖国問題BC級戦犯裁判についての上記のような粗雑な発言が、「誰によってなされたのか?」は政治的には無視しがたいことです。今回はこれ以上追求するつもりはありませんが。

Apeman 2010/01/27 09:38

念のため、gameover1001氏のブログに投稿し、承認されなかったコメントを(kamayanさんには申し訳ありませんが、この場を借りて)貼らせていただきます。コメント認証制であるので念のためコピーし保存しておいたもので、一字一句違いません。いったい「喧嘩をふっかけ」たのは誰であるのかを考えていただくうえでの参考までに。

*1:この言説は、「母国語並みに」日本語を駆使しているガメ氏の言動と矛盾する

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