カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

石井紘基殺害事件関連

内藤朝雄ブログで石井紘基について言及があった。http://d.hatena.ne.jp/suuuuhi/20060830 http://d.hatena.ne.jp/suuuuhi/comment?date=20060826#c
石井紘基について私もちょうど文を書いたばかりだったので、以下にアップしておく。

もし「政治」に関わらないですむのならそれに越したことはない。多くの人はそう考えるし、私〔カマヤン〕も長くそう思っていた。
私は「マンガ規制反対」運動に、かなり長く関わっている。「マンガ規制反対」運動、「表現・言論の自由」の本丸は、政治言説の自由だ。政治言説の自由競争が民主制の基盤であり、その自由競争がない社会は必ず病理化する。だが、現在の日本では、エロマンガの自由より先に政治言説の自由・報道の自由のほうが潰れてしまったように思える。
二〇〇一年から二〇〇三年にかけての「スキャンダル国会」の頃、意味不明な事件が連発した。民主党石井紘基議員が殺害され、それはほとんど報道されなかった。当時、「民主党ヤングデモクラッツ」を通じて、私は石井紘基秘書と面識があった。石井紘基は「有害図書追放」言説に乗りテレビに出演したことがあった。私は石井紘基当人に会いその意見を変えさせたいと思っていた。私が「民主党ヤングデモクラッツ」に参加し民主党を応援していたのは、我々の「マンガ規制反対」運動に助力くださったのがたとえば民主党枝野幸男議員であり家西悟議員であり山花郁夫議員だったからだ。私は「マンガ規制反対」運動に協力くださった民主党議員へのお礼に、「マンガ規制反対」運動を通じて「政治」を意識し始めた「オタク」層を民主党の応援団にしたい、民主党へ票として貢献したい、と当時考えていた。その同じ民主党から「マンガ規制・有害図書追放」言説が出ることは、たいへん困ったことだった。石井紘基はオウムや統一協会といったカルトと戦っていると聞いた。その石井紘基が「有害図書追放」運動に加担することが、私には不思議だった。なぜなら有害図書追放」運動は統一協会が展開しているキャンペーンだからだ。だから私は石井紘基に会いたいと考えていた。石井紘基秘書を通じ、石井紘基が創設する政治塾に私は参加する予定になっていた。その政治塾が開催される直前、石井紘基は殺害された。ついに石井紘基本人には会うことはできなかった。石井紘基殺害事件は謎に満ちていた。あからさまなほどの謀略だ。だが当時の鳩山由紀民主党は有効なことを全く何もせず、報道は真実を何も伝えようとしなかった。
その後、その石井紘基の元秘書から、統一地方選千葉県議選のスタッフに誘われた。泊り込みで半年近く選挙活動・政治活動を彼と行なった。それに参加したのは、その元秘書から聞きたいことがあったからだ。殺害される直前、「有害図書追放」言説を石井紘基はワイドショーで改めて述べていた。私はその秘書を通じて石井紘基に「有害図書追放」言説を述べることの不利益を伝えてあったつもりだった。いったい、そのワイドショーに出演するよう石井紘基へ声をかけたのは誰だったのか? それが石井紘基殺害に関わっている可能性があると私は踏んでいた。半年寝起きをその元秘書とともにしたのは、私が信頼可能な人間だと思ってもらうためだった。そして彼の知る事実を教えてほしいと私は心から思っていた。だが彼は事実を私に開示してくれはしなかった。彼の口が堅いからではなかった。彼は「《その人物》が犯人であるわけがない」、と信じたがっていたからだ。「民主党ヤングデモクラッツ」「民主党青年局」参加者の中で石井紘基殺害事件の真相を一番真剣に調べていたのはこの元秘書だったと聞く。統一地方選挙の後、別の元秘書、富永さなえ・現民主党世田谷区議に会いに行き、話を聞いた。富永さなえ区議は「有害図書追放運動」も統一協会も、出演依頼した人物も知らないようだった。石井紘基が生前親しくしていた議員の一人が平沢勝栄だ、という情報だけは得ることができた。
平沢勝栄はその後、「松文館」という出版社のエロマンガを「猥褻だから逮捕しろ」と電話指示する。エロマンガが「猥褻」を理由に逮捕されたのは史上これが初であり、この「松文館裁判」は『チャタレイ夫人』裁判よりもさらに後退した、法的正当性さえ怪しい第一審が下り、現在第二審係争中である。
この松文館」というエロマンガ出版社は同時に「道出版」の名で、生前の石井紘基の著作、たとえば『誰も知らない日本国の裏帳簿』などを複数点出版している会社である。
二〇〇一年から二〇〇三年にかけて起きた奇怪な事件といえば、「ブルーリボン」というのがある。本来ブルーリボン」とは「WEBでの表現・言論活動の自由」のシンボルだった。アメリカで「高品位法」というWEB統制法が審議されたことがあり、そのときの抵抗のシンボルが「ブルーリボン」だった。日本では九九年ごろ「盗聴法」が審議されたとき、この「ブルーリボン」がWEBユーザーの中に浸透した。ところが安倍晋三と「救う会」という奇怪な集団がその後「ブルーリボン」を「北朝鮮を感情的に誹謗する」シンボルとして意味を書き換えた。救う会・新潟」の代表・水野孝吉は右翼団体日本青年社」幹部であり、「日本青年社」は広域暴力団住吉会」の系列だ。日本青年社」最高顧問・西口茂男は「住吉会」会長だ。住吉会」は北朝鮮覚醒剤ビジネスを行ない、金正男と直接取引を行なっている。つまり北朝鮮拉致家族を救う会」の活動とは北朝鮮との政治交渉を、住吉会統一協会以外の回路では行なわせないために仕掛けられたキャンペーンだ。たいへんに気色悪い。そして新聞もテレビも野党もこのことに沈黙し続けるのがたいへんに気色悪い。新聞とテレビはイラク戦争以降戦時体制になったので、もうどうしようもないかも知れないが、せめて政治の世界の人間は事実を発信するべきだと私は考える。

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