カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか

函館まで入試応援に行った同僚

受験塾の講師は受験シーズンになると、受験日の早朝に、受験校へ行き、受験する生徒に「頑張って来い」と一言言うために、慣れない早起きをするというかさせられる。塾の仕事は原則的には夜型だ。生徒が学校を終えてからが仕事だから。たいがい塾の仕事は生徒が帰宅した後、深夜にまで及ぶ。なので早朝からの仕事はつらい。そして受験シーズンは凍えるほど寒い。受験シーズンには睡眠不足や過労に塾講師はなりがちで、過日すでに何回か私も入試応援へ行ったが、睡眠不足と疲労とで、消化器系がやばげになった。
さて、かなりできが悪いがおもくそ高望みしている、わりと頭の中身がアレな、ただまあ、おもくそ成長が遅いので実学年は小6だが頭の中身から何から全て小3生程度な受験生が、函館まで受験しに行った。生徒も変わっているが親もかなり変わっている。必ずしも悪い意味ばかりではなく。いい意味でもないけど。なんか保護者の実家がそっちにあるとかで、合格したら通うことも視野に入れて函館の学校を現地受験した。ちなみにそこそこ有名校なので東京会場でも受験できるんだが現地受験のほうが合格しやすいとのことでわざわざ函館まで。
ここまででもけっこうすごい話だと思うんだが、同僚がたまたまその受験日に北海道旅行する予定があり、そのついでにその同僚は函館まで入試応援に行ってきた。入試応援ではだいたい1時間くらい前から我々は校門で生徒を待つ。開門から受験開始時間までのどこの時間に生徒が実際に来るかわからないからだ。同僚もそうやって待っていた。目の前を、黒塗りのタクシーが通過し、校舎に入っていった。タクシーの中にはその受験生がいた。待っていた同僚にはまったく気づかなかった。受験生はいつものように半笑いしていた。ふつう受験生は受験当日には緊張で青ざめているものだが、この受験生は自分が何しにここへ来ているのかすらも分かっていない様子だった。塾講師は受験生の保護者ではないから校舎の中まで入ることはできない。校門を通過されたら追いかけることはできない。通過された同僚は校舎にその旨を報告し、その後は自分の旅行を楽しむことにした。ここにメモしておく。
ちなみにこの受験生は、この現地受験に合格しないと、たぶんもうどこにも合格できない。

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