カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

綾波や長門の系譜

[3/4 01:00 時系列に錯誤があったので訂正] 
綾波長門)みたいな無口系キャラの元祖って誰?」http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-3571.html を読んで思った。「元祖」となると難問になりすぎるが、 
水野亜美セーラーマーキュリー)(1992〜) → 土萠ほたるセーラーサターン)(1994〜) → 綾波レイ(1995〜) → (「雫」の月島瑠璃子(1996)) → 長門有希涼宮ハルヒの憂鬱 (2003〜))
という系譜はあるかな、と思う。綾波レイ長門有希の間に時系列的には ホシノ・ルリ機動戦艦ナデシコ(1996)) もある。「ハルヒ」は直接的に「エヴァ」の影響下にあるけど。
この系譜は、「無口で内向的で、行動が極端に規範に沿っている、異常な内面の持ち主。コミュニケーション不全者」の系譜で、その意味90年代的だ、それ以前とは一線を画するという意味で。それ以前は「無口で内向的」なヒロインは多数いたが、「行動が極端に規範に沿っている、異常な内面の持ち主」であることが「売り」にはならなかった。この系譜のヒロインは視聴者のオタク男子の内面を美少女化したもので、「アニマ」の系譜とも言える。あるいは90年代頃に、こういう内面を持ったオタク男子が大量生産された、その鏡面としてその種のヒロインが登場した、とも言えるかと。
90年代以前の遠い祖先としてはヒルダとかフィオリーナ(母を訪ねて三千里)とかいる。フィオリーナはどことなく春を売っていそうな薄幸な匂いがあってそこがすげえ好きだった記憶があるんだが、それはまた別な読み込みだ。遠い祖先であるヒルダやフィオリーナは「他者」として描かれている。一方、綾波の系譜は「(美少女化した)自画像」として原則的には描かれている。と思う。
あ、この系譜の完成者である 姫宮アンシー(少女革命ウテナ(1997)) を書き忘れていた。

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画像は http://piapro.jp/content/y0oazds6okq1bv8k から。