カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

統一協会による殺害事件

53 名前:副島さん襲撃事件 投稿日:04/09/21 12:25:06 +KHiG+y0

 八四年六月二日に、世界日報の編集局長だった777双の副島さん
 世田谷代田駅から帰宅途中だった午後八時四十分頃に「韓国の空手を使った」男から左側頭部、左上腕部、左首筋、背中と次々にメッタ刺しに合いました。「背中から左胸部に達した刺し傷は、深さ十五センチ心臓を2センチ外れていたが肺が破れ血が溜まっていたため、一時は、重態に陥ったほどだった。左上腕筋は、四十センチに渡って切り裂かれた。三度の手術が、成功し、二日後に意識が戻った。」(警察発表を報じた記事より)
 この事件は、翌日の朝日新聞が、3段56行、毎日が、1段26行読売新聞が、1段15行という扱いでした。
 それで、当時の統一教会員は、もとより、その後に入教した教会員は、この事件のことを知らないのです。

54 名前:副島さん襲撃事件 投稿日:04/09/21 12:25:52 +KHiG+y0

 副島さんが、刺されてから一週間後の六月十日 文藝春秋七月号が発売され、刺された副島さんが書いた「これが、統一教会の秘部だ」というレポート形式の論文が、大きく載っていたのです。霊感商法のこと、天皇陛下との関係、統一教会が、韓国語で、世界統一を目指していることなど これまで、共産党の批判、報道しかなかった中で、副島論文は、重要な意味を持つ内容だった。
 統一教会サイドが、副島さんの論文が、文藝春秋に載ると知ったのは遅くとも事件が、起きる前の八四年五月二十六日、大手広告代理店の営業マンからであった。そして、この掲載を阻止しようと、当時の国際勝共連合統一教会の責任者が様々な方面から圧力をかけたが、掲載を止めることが、できなかった。そして、六月二日の夜、副島さんは、何物かによる襲撃を受けたのでした。
 この事件前までは、文藝春秋社は、朝日批判、反共という点で 統一教会、特に勝共連合世界日報などに友好的でした。しかし、副島さん刺殺未遂事件の後は、山崎浩子さんの脱会を主導するなど反統一教会の急先鋒と変わりました。

55 名前:副島さん襲撃事件 投稿日:04/09/21 12:26:33 +KHiG+y0

 副島論文の注目すべき点は、元統一教会本部の広報局長が、暴露したという以下のような内容だ。
 これまで、共産党赤旗朝日新聞などによって、既に明らかにされていたが 本部の元局長という幹部が明らかにした点が、大きな影響を与えたものだ。
 ①文師によって、世界が統一され、韓国語が、世界の共通語になり、統一教会の教理は、韓国中心主義というもの。
 ②統一教会の儀式では、文師に拝礼するが、当時の統一教会の会長、久保木氏が、天皇陛下の身代わり役で、拝礼する。
 ③1975年7月の文師による日本からの送金命令以来、9年間で、二千億円余りが、送られた。
 ④文師への送金の責任者は、ハッピーワールド゛の古田元男社長である。
 ⑤霊感商法には、マニュアルが、存在し、脱税の指導が、行われている。
 この中で、統一教会が、1番困ったのは、霊感商法の部分と同時に、久保木氏が天皇陛下の身代わりで、文師に拝礼しているという内容。これまで、反共、勝共運動の同志と考えていた民族派、右翼が、激怒し、久保木氏に質問状を出した。久保木氏は、当然、副島論文の内容を否定したが、八四年に開かれた勝共連合が中心となった「平和と安全を守る七大都市大会」で、特に大阪大会で、右翼や民族派が「勝共運動は、文鮮明の手先」「世界を股にかえるペテン師の金集め」などと批判するビラを大会会場周辺に張巡らせ、「大会粉砕」を訴えたのだった。
 この事件後、ある右翼の大物を通じて、和解を図り、あるものを渡すが、それ以後、右翼、民族派勝共連合統一教会は、副島論文が出る前のような同志の関係に戻ることは、今日まで、起きていない。

以上の書き込みはたいへん重要。
最後二行はどうかね。勝共連合系の連中によって「日本会議」は運営されているみたいだし。統一協会的新興宗教末端信者は自分とこの上層部が統一協会系だなんて客観視はできてないだろうし。
まあ、文春系は勝共連合統一協会系からは距離をとっているかな。

NHK予算案@山花郁夫

総務委員会、録画されたものが深夜に放映されていて、山花郁夫さんが質問しているのを見ることができた。こういうのを放送するところはNHKは偉いと思う。録画でなく中継でやればもっと立派だったけど。質問聞いていて思ったけど、NHKにはかなり広告代理店が入り込んでいるんだろうね。

2005.3.15 発行 
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            山花いくお  メールマガジン  NO.63
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 衆議院総務委員会が本日開かれ,NHKの橋本元一会長以下幹部が出席する中,2005年度のNHK予算案について審査が行われました(珍しくTV中継が入りました)。
 まず,NHK受信料の支払拒否・保留が,3月末で70万件に達することが明らかになりました。当初の事業計画案に比べて約40億円のマイナス予算を強いられ,収支不均衡が一層拡大します。
 橋本会長は,視聴者の信頼回復と今後の経営努力を強調しましたが,民間企業でもこれだけの予算不足を借入金などの間接金融で補うことは不可能です。〔略〕
 さて,私は①プロジェクトX展(2004年夏)の収支決算,②ラグビー日本選手権試合(早稲田大vs.トヨタ自動車)の中継問題(※審判員の胸元に「朝日新聞」社名ロゴが入っていたため,中継する・しないで経営判断が揺れた)を中心に質疑しました。
 つまり,NHKと企業との関わり,営利体と非営利体の線引きに係る問題です。
 ①プロジェクトX展(2004年夏)の収支決算は,NHKの出田理事より146万円の赤字だと報告されました。この赤字はNHKと(株)NHKプロモーションで折半するとのこと。
 しかし,146万円の赤字そのものの根拠が疑わしいこと,形態の異なる事業体でなぜ折半することができるのか(少額の赤字だから構わないということ?),いくつか疑問が消えません。
 イベント企画関係では,NHKは文化事業を中心に,主催・後援の形で継続するとのことです。ただし,プロジェクトX展のように協賛金・協力金を企業から捻出させることには,賛成できません。
 ②ラグビー日本選手権試合(早稲田大vs.トヨタ自動車)の中継問題は,2月に物議を醸したばかりです。NHKの非広告性の原則から,選手・審判のユニフォームの広告,競技場の看板などが画面に映りこむ場合には,NHKガイドラインに従って事前に放送サイドと協議することになっています。この規定に反し,日本ラグビー協会が事前協議を怠ったため,協会に非があったということになっています。
 実際は,朝日新聞の社名が入ることがNHK内部で問題視されたことは間違いありません(建前としては,公共放送の中立・公正を挙げていますが)。中継では当然,トヨタ自動車の社名も映りますし,マラソン・駅伝では主催・協賛社の社名入りゼッケンが映ります。また,NHK衛星放送ではメジャーリーグの試合を放映していますが,
 松井秀喜選手などのバックにはヴァーチャル広告がそのまま入っています。意図的でないにしてもNHKの番組に営利広告が映ることは特段珍しいことではないのです。
 朝日新聞のロゴが映ることを,経営幹部の誰が指示したのか,経緯も含めて釈然としません。
 2005年度のNHK予算案は,与党の賛成多数で可決しました。民主党社民党共産党は反対しました。附帯決議では,不祥事の再発防止に向けた経営努力を求めています。
 国会ではしばらく,NHK問題は「休戦」です。大掛かりな組織改革に期待するしかありません。
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