カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

塾の仕事がノンストップな件、その他できていないこと、「サイエントロジー」と世田谷一家殺害事件

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ちゃんと確認していないからよくわからないんだが、昨年11月から今日に至るまで、塾で休みをとれたのは3日あるかないかじゃないかな。12月31日は休みを得てコミケに行ったんだが、新年1月1日から現在まで休みゼロ、…あ、1月15日はいちおー(コミケから数えて)2週ぶりの休日だったのか。塾行って残業していたけど ・゚・(ノД`)・゚・ しかもしようと思っていた作業、受験生対応してしまって、結局今日、全然できなかった。
多忙すぎて、PCに向かう時間も少なすぎて、情報収集もできてないし、ブログも休みがちだ (;´Д`)ノ …某占いでは今年は「攻め」るべき年だと卦が出ていたから、大いに情報戦で攻めたいところなんだが… ・゚・(ノД`)・゚・ 
自民党ホワイトカラー・エグゼンプションを次期国会で法案提出することに決めたらしいから、それ関連の情報を集めたいのに。

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世田谷一家殺害事件は新興宗教「サイエントロジー」と関係がある臭いから、その点も情報を集めたいとこだ。…被害者の宮沢みきお氏は、英国系コンサルティング会社に勤務していた。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060110#1136867249 「サイエントロジー」は統一協会などと提携をしている。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060505#1146775794
 世田谷一家殺害事件関連 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/archive?word=%C0%A4%C5%C4%C3%AB%B0%EC%B2%C8
『洗脳原論』から以下引用、再掲。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051212#1134377807
洗脳の研究は、ベトナム戦争時に飛躍的に進んだ。(156p)/PTSDに陥った兵士を大量に治さなければならない必要に迫られたとき〔略〕エリクソン派が改良した「インベーシヴ」(invasive)、つまり「介入的」と呼ばれるやり方のほうが、早期に治療できると医師たちは考えはじめた。(157p)
他方、精神療法の手法は、LSDマリファナを代表とする西海岸のニューエイジ・ムーブメントにも強い影響を与えた。知識を得たセラピストのなかに、それを宗教やLSDの世界に応用するものが現れはじめたのである。〔略〕ドラッグ・カルチャーとしてのミニカルトにおいては、テクニックは精神療法のものだが、そこにLSDが介在する。
ところで九〇年代に入ってからは、アメリカにおいて、こういったカルトが巨大な組織に吸収されていく傾向があるように思われる。それは大きくいって二つの団体が中核となっているようである。ひとつは、キリスト教系から派生した統一教会、もうひとつは、七五〇〇万年前に水爆で死んだ宇宙人の霊が人類にとりついているとする、まったく新しい教義を持つSF作家が開祖であるサイエントロジーといわれている。(169p)
最近、オウムだけでなく、その他のカルトやセミナー団体も次々と問題を起こしている。そのとき必ず誰もが疑問に思う、――なぜあそこまで、あんなばかげた集団にはまってしまったのか。その答えは、洗脳手段が簡単にカルト集団の手に入るようになってしまったからである。〔略〕洗脳されるかどうかは、その人が洗脳されやすいかどうかによるのではない。洗脳者自身の技術がいかに進んでいるか、用いられた技術が生得的にその人に有効であるものかどうかにかかる。(207p)

被害者夫妻はサイエントロジー自己啓発セミナーで出会ったっぽい。で、イギリス系企業でしょ。そのへんになんかありそうなというか、なんかつんと臭うように思うんだ。まだ情報集めていないからほとんど何も言えないけど。

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id:andy22さんにお教えいただいた占星術の本のうち、『最新占星術入門』をざっと読んで、自分のホロスコープと例の美少女小学生のホロスコープを作ってみた。http://d.hatena.ne.jp/andy22/20061228/p6 ホロスコープの読解はえらい難しくて私にはまだよく判らないが、それでもほへーと発見することがいくつかあった。
ところで「占いは科学ではないから否定するべきだ」と言いたがるカルトってのもある(id:andy22さんにその手のアレが粘着?していたっぽい)。占いはたしかに科学ではないが、マンガも政治も芸術も宗教も科学ではない。「××は科学ではない」ということと「否定すべきだ」は実は論理が接合していない。「××は科学ではないから否定すべきだ」と言いたがる人は、実は「××は自分の信じる教義では否定している、自分の信仰しているところでは迷信として扱っている」ということを言い換えていることがわりにある。

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「なぜ占いは当るのか?」というよりむしろ「なぜ人は『占いは当る』と感じるのか」ほか

以前書いたラフなメモを以下に置いておく。

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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1036155198/309

309 名前:カマヤン 投稿日: 2004/11/14(日) 03:07

「なぜ占いは当たるのか?」というスレに書いてみたもの

 占いはアートである。 占いを科学だと言うものがいたら、それは詐欺師である。アートは一定の技術と作法の体系である。占いは生活哲学を一定の作法と技術によって提示するアートである。
 「なぜ占いは当たるのか」という問いは、「なぜ人間はキャンバスに塗られた絵の具を見て人物や風景だと認識するのか」 、「なぜ人間は一定の連続する音に価値を見出すのか」 という問いに似ている。少なくとも問を発した者はそういう種類の問を立てているのだということに自覚的になるべきだ。
 占いによって語られる事柄は人間から隔絶した純粋な「世界」そのもの(物理的対象)ではなく、人間が「世界をどう理解するか」(主観的意味づけ)である。したがって、作法に適っている限り、一定程度の効能がある。茶道や華道の作法に従って茶を飲み華を活けることで何かを感じるのと似たような効能が。

 「科学」は自然科学をモデルに作られた。自然科学では、少なくともその初期段階では、観察者と観察対象は全く別個であり、観察者の意志や思想とは全く別個に観察対象が存在することを前提としていた。誰が実験しても、どんな思想の人間が実験しても、実験結果は等しくなる。これが自然科学のモデルだ。誰がどこで行なっても通用することを「普遍(カトリック)」と言う。自然科学モデルの背景にはじんわりとカトリック教団の思想が痕跡として残っている。「数学」がそこでは普遍言語(誰がどんな場所で使っても通用し、同じ結果を得られる)として用いられた。「数学」はその初期はピタゴラス教団という宗教団体が、天上界と通信するための普遍言語・霊界通信装置として発展した。教団のツールだった時代の数学は「アート」の一つであり、この「アート」を用いる人々は魔法使いと呼ばれた。数学は未来を予言するアートだからだ。同様に自然科学もその初期は未来を予言するアートだった。軽い物体と重い物体を同時に空中から投げれば同時に着地する、何秒後に着地する、これらを「予言」するのが初期の自然科学だった。
 自然科学をモデルに社会科学が生まれた。社会科学では観察者は観察対象から別個ではいられない。そのため科学性を担保するためにさまざまな工夫が凝らされる。
 対象と観察者が未分化であることに無自覚なまま対象を捕らえようとするとき、それは科学ではなくなる。
「アート(技芸)」は科学より広い概念であり、科学に至らないあるいは科学とは別種な様々な営み(芸術など)を包含する。 占いは作法の集体であり、作法の集体は概ね一定の効能を持つ。

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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1036155198/274-279

274 名前:カマヤン 投稿日: 2004/08/15(日) 00:39

 霊能ないし霊についてのメモを書いてみたので、このスレの目的からは外れるけど、ここに書いておくです。
 霊能ないし霊が存在しないという証明はされていない。
 1;電波や磁気はふつう人間には見えないが存在する。 またある種の体質の人間は、電波や磁気・電流などに対して反応を示す。 重低音なども同様。霊はそれに似たものであると仮定することは可能である。
 2;「霊」と呼称されるものが示す内容・対象は、自然科学的分析は困難なものである。自然科学的分析が困難であることは、「存在しない」ことを意味しない。たとえば「東洋」という呼称は「西洋」の対概念であるが、「東洋」という概念を自然科学的手法で分析することは困難である。
 3;「霊能」に類する事柄は、追実験が困難である。なぜなら必ず人間がそこに関与しなくては「霊能」に関する実験はできないからだ。人体実験は倫理的に不可能だし、また霊現象と呼称される事柄はその本質として再現性がないから霊現象と呼称され、再現性があったら霊現象と呼称されないからだ。人間が関わる、主観的に意味付された例外的事例を霊現象と呼ぶのであり、これは追試と演算を手法とする科学手法で扱いにくい対象である。
 4;仮に霊的呪術などが効果が実際にあった場合、「権力」は必ずそれを独占するものである。漏れ聞くところでは第二次大戦時日英独にて呪術戦がなされた。結果、イギリスは勝利した。呪術戦が効果を上げたのかどうかは追試不可能だが、仮にイギリスの呪力が他の流派を超えるとしたら、イギリスはその秘儀を他国には漏らさない。
 5;霊能や呪術に関わる事柄は、必ず人間の主観が入り、主観的意味付けがなされたところで「完成」する。その「主観的意味付け」は伝承伝達が可能であり、その「主観的意味付け」そのものを、しばしば「秘伝」とか「霊能」「呪術」などと呼称する。異なる「主観的意味付け」を信念体系として持つ者から見た場合、別な「主観的意味付け」は「オカルト」「迷信」に見えるが、その「迷信」「主観的意味付け」に内的合理性があるかどうかと、異なる信念体系からどう見えるかは、別問題である。

275 名前:カマヤン 投稿日: 2004/08/15(日) 00:43

 さて、占術の類は、ある程度の「効果」「有用性」があることが経験的に体験されている。占術の類は非科学的であり考慮に値しないと考える人間もいるが、以下の例を挙げてみよう。
 日露戦争時に麦を食べれば脚気にならず、白米を食べていると脚気になることは、経験的には判っていたが、理論的に証明できず、ドイツに留学した軍医の森林太郎は「理論で説明がつかないのなら迷信である」として、「科学的」に白米の食としての「完全性」を論理展開し、結果、陸軍は脚気の兵士をぎょうさん出した。海軍では経験にしたがって麦を食し、脚気患者を生まなかった。海軍で麦食を主張した将校が展開した理屈は現在の目から見て明らかに「非科学的」であり、理論としては間違っていたが、脚気患者を出さないという目的には合致していた。
 占星術の類は、天文学が自然科学として独立する際、生活哲学的要素を排斥した。これは人文領域から自然科学が独立する際必要なことだった。哲学領域でも占星術の生活哲学的要素は吟味対象とは今のところしていない。なぜなら占星術内の生活哲学要素の伝承は様々な生活哲学のごった煮であり、煮こごりであり、分析にかける労力と得る栄光との対価が見合わないからだ。
 また近代哲学は一般に生活哲学をその学問対象とはしていない。結果、経験的に有用性の認められる生活哲学としての占術は、合理的科学とは別領域として、民間伝承的に伝えられている。
 比喩的にいうなら、公式政治学では政治アクターとしての井戸端会議や暴力団をカウントしないが、実態政治では井戸端会議や暴力団が占める割合は無視しがたいものである。このカウントされない政治構造領域は比喩的に「闇」と呼称されることがある。
 同様に、いまだ科学として独立されていない多くの領域が比喩的に「霊」と呼称されているわけだ。比喩的に「霊」と呼称されるものを「実在しない」と断言するのは、知的怠慢と言っていいだろう。「領域外」と言うのが正当だ。
 そして生活哲学としての占術や霊術は一定の技術(アート)として伝承され相互承認されている。このアートには一定の目的が存在する。
 霊能や占術には「似非」と「本物」がいるとされているが、この伝承と相互承認の外にあり、アートの目的から外れた存在が、「似非」と呼称される。

277 名前:カマヤン 投稿日: 2004/08/15(日) 02:32

占術ついでに書いておくけど、細木数子は、右翼団体・金鶏学院のボスで皇室(とくに昭和天皇)と繋がっていた安岡正篤という「東洋哲学家」兼占師の愛人していたから、安岡正篤繋がりで右翼・芸能関係にコネがあり、そのコネを元に商売しているのだそうだ。
下馬的には細木数子はさっぱり当たらないし、安岡占術理論も全く学んでいない、とのことだ。
ついでに言うと、細木数子が「守護霊」がどうのこうのとテレビで言い出したのは、 霊能者・宜保愛子が死んだ後のこと。テレビ的に宜保愛子が占めていたニッチ(棲息域)を狙って、守護霊がどうこう言い出した。細木数子は占師であって、霊能者じゃないのだが、テレビ的にはそんなことはどうでもいいらしい。
細木数子は占術のアートは学んでいるが、霊能者としては似非であり、霊能に関連した発言で脅迫するのは、霊感詐欺同然である。
安岡正篤右翼団体・金鶏学院と関係する、金鶏神社 http://www.knet.ne.jp/~kyogaku/kenshu/p4-kinkei.htm

279 名前:カマヤン 投稿日: 2004/08/19(木) 15:38

 霊感詐欺ついでだが、「高島易断(高嶋易断)」は、霊感詐欺団体だそうだ。
 明治期に高島嘉衛門(高島呑象)という有名な起業家・易学者がいて、彼の著書が『高島易断』という。
 霊感詐欺団体「高島易断(高嶋易断)」は、高島嘉衛門(高島呑象)の著書名を盗用している。
 霊感詐欺団体「高島易断(高嶋易断)」は、高島嘉衛門とは師弟関係も血縁関係もない。
 高島嘉衛門の息子高島長政氏は『易学研究』という専門誌の1956年1月号で、「自分たち高島家と、高島易断を名乗る者とは何の関係もなく、迷惑至極である」と述べた。
 高島嘉衛門には易学の弟子が小玉卯太郎ほか四名いたが、いずれも「高島易断」などとは称していない。

  「高島易断」関係記事
 高島易断元代表を逮捕 ホームページで同業者中傷容疑/警視庁赤坂署 - 読売新聞 (159文字) 2002年3月
 高島易断総本部の元会長を逮捕 業務妨害容疑で−−赤坂署など /東京 - 毎日新聞 (187文字) 2002年3月
 高島易断元会長 中傷HPで逮捕 - 産経新聞 (216文字)  2002年3月
 仏滅が大安!? 暦の「六輝」1日ずれる−−高島易断「神宮館」版と「神聖館」版 - 毎日新聞 (1459文字)  2001年4月

 霊感詐欺団体高島易断は、法外な「祈祷料」を要求するのが特徴だ。

302 名前:カマヤン 投稿日: 2004/10/20(水) 06:29

細木数子は、クボタ石材つーとこと組んで、墓石を売りつける霊感ビジネスを展開しているらしい。クボタ石材の愛人だとか。細木数子は高島易断と関係していて、今は高島易断と仲が悪いらしい。

579 名前:名無しさん@占い修業中 投稿日:04/10/16 10:57:47 1VAcsJrS

クボタ石材って、何県にある?

581 名前:名無しさん@占い修業中 投稿日:04/10/18 02:21:06 I8X+EFdg

京都市下京区大宮通高辻下ル そうとうやばい商売しているから名前をよく変える。 今は「亘徳」

668 名前:高島易断 裏情報通 投稿日:04/10/21 11:28:06 /7vr4/hQ

高島易断総本部って勝手に作った奴は、元々東京の別の高島易断に居て、その後悪名高き豊田商事で働いてて、豊田商事が潰れたから自分でやりだした人間で、易の事も何も知らないんで、注意しましょう!!
それで、小沢(総本部会長)が捕まった時は、関西の大きな組の○心会と繋がりがあり金の取り方でも無茶苦茶で、自分の所の鑑定する人間に借用書まで書かして、取り立てをしていた。最近は、発真会(高島易断総本部)の名前は聞かなくなったけど、崇鬼占のチラシに主催、幸運の光って書いてあるし、これは発真会(高島易断総本部)が取ってる宗教法人なんで、一緒なんで気つけてね!!!!

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