カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「保護者のためのフィルタリング研究会」

以下メモする。

333 :名無したちの午後:2010/04/21(水) 22:06:03 8XWRSHLNP

http://www.netstar-inc.com/press/press100420.html
保護者本位のフィルタリングを目指して、学識経験者と保護者による研究会を設立
フィルタリングサービスの課題を調査・検討し、保護者および提供事業者向けに提言をとりまとめ〜
2010年4月20日
ネットスター株式会社 ヤフー株式会社 デジタルアーツ株式会社
〔略〕
■研究会について
▼名称:保護者のためのフィルタリング研究会
▼開催期間:2010年4月から2010年11月(予定)
▼研究会の構成員(50音順・敬称略):
阿部 圭一(愛知工業大学 情報科学情報科学科 教授)
飯塚 秀伯(ぐんま子どもセーフネット活動委員会 委員長)
伊藤 賢一(群馬大学 社会情報学部情報行動学科 准教授)
坂元 章(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 教授)
下田 博次(NPO法人青少年メディア研究協会 理事長) ◎座長
新谷 珠恵(社団法人東京都小学校PTA協議会 会長) 
滝 充(国立教育政策研究所 生徒指導研究センター 統括研究官)
▼事務局:ネットスター株式会社、ヤフー株式会社
▼運営協力:デジタルアーツ株式会社

335 :名無したちの午後:2010/04/21(水) 22:08:50 F2+wCrs60

新谷 珠恵  またお前かと

372 :名無したちの午後:2010/04/21(水) 22:53:39 Ok9cbGdI0

下田博次と新谷珠恵かよ。 最悪のコンビだ。
下田はフィルタリングは無意味だ法規制しかないんだと方々で喚いていて、警察にも可愛がられてる。最近は携帯マンガ叩きにご執心。新谷もこいつの影響下にある。
飯塚秀伯も法規制を肯定してはいるが保護者の責任を第一に唱えているので幾分マシ。
伊藤賢一は御用学者。男版渡辺真由子だ。
規制には慎重な坂元章もいるけど、こりゃ最初からどんな結論が出るのか明らかだな。

373 :名無したちの午後:2010/04/21(水) 22:57:50 Ok9cbGdI0

ちなみに下田は「学校裏サイト」を誇張して伝えた大戦犯。

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画像は http://piapro.jp/content/g3eun7w94f3bv9m6 (椎野 海月) から。

論点/ゾーニングの形式をした発禁

以下メモする。

960 :無党派さん:2010/04/22(木) 07:33:09 :olz9T2H7

だから形式的にはゾーニングのようだが、実質的には発禁扱いに追い込めるんだって。 青環法とかの頃からそうだが、反対派の多くがあまりこのことを反対論の軸にしないから、ほとんど深刻さが国民に伝わらないんだよなあ。
なぜ反対派の多くは、形式はゾーニングだが実質雑誌や本の命運を握れるシステムってことを反対論としてわかりやすく国民や議員に伝えないの? やってる人はやってるのかもしれないが、あまり知られてないからこういう話が出てくるんだろうに。 誰だって、単なる18禁と言われれば一見安全なように見えるし、実質発禁状態に追い込めるので多くのの書籍の命運を行政が握れるというのを知ってるかどうかで深刻さの理解が大違いなのはわかると思うんだが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E5%AE%B3%E5%9B%B3%E6%9B%B8
>出版業界の自主規制ルールとして「東京都の不健全図書(有害図書)として連続3回、もしくは1年間に5回以上指定された出版物(雑誌)は、特別な注文等がない限り取次業者では扱わない」というルールが定められており、 そのためこのルールに該当した出版物は事実上一般書店での販売が困難となる。 その場合出版社は成人向けに限定した形でアダルトグッズショップや直接販売などの通販・チャンネルで販売を継続するか、 もしくは廃刊・絶版するかの選択を余儀なくされることが多い。
>また大手コンビニチェーンや書店の中には「前記の取次停止ルールに該当する出版物を発行している出版社の出版物は、 有害図書指定されていない他の出版物も含めて一切取り扱わない」という方針を示しているところもあり、
>また小さな書店の場合では区別陳列のスペース確保と、年齢認証などの煩雑さなどから取り扱わない場合も多くあり事実上の発売禁止措置、禁書指定に近い。

961 :無党派さん:2010/04/22(木) 07:47:38 :olz9T2H7

こうやって指摘してくれてる人はいるんだがなあ。
まず有害図書指定されると、流通販売の過程で規制されるため一般誌としてやっていけなくなる。 それは、つまり多くの人に読まれる作品の内容に実質的に広範な規制がかかることになり、 結果としては日本の娯楽文化そのものの衰退につながる危険性すらあると思うんだが、 それらについて規制反対論として指摘できないと、『ただのゾーニングでしょ?』『18禁コーナに行くだけでしょ?』 みたいな誤解が続いて、規制の深刻さは伝わらないのではないか?

【政治】 「しずかちゃんの入浴シーンあるドラえもん児童ポルノに?」…東京都、漫画やアニメ等「2次元児ポ規制」周知資料作成★2
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1271831322/144

144 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2010/04/21(水) 17:34:39 :bCWy0JXV0

そのゾーニングの基準自体が曖昧で恣意的なのが問題なのだが。 これまで普通に一般誌として受け入れられていた漫画が突然成人指定されてポルノ扱いにされたら商売として事実上やっていけなくなるのは明らかだろ。

963 :無党派さん:2010/04/22(木) 07:51:48 :uAskfb9z

実質的な検閲だからねー。 民間企業を介して検閲の禁止から逃れるある種の脱法行為している分、尚更性質が悪いし。

964 :無党派さん:2010/04/22(木) 08:01:24 :olz9T2H7

この民間を介して実質的検閲状態になるということは、 自分の知ってる限り、憲法論としてもあまり議論されてる様子がないと感じてる。 だから知識人や言論人でも規制問題の深刻さに気づいていない可能性もあると思うんだよねえ。
このやり方を悪用すればネット規制などにも応用ができる危険もあると思うし、この「民間を介して実質検閲」という点が議論として盛り上がるかどうかが大きなポイントの1つになると思うんだが。 特に政治に関心の高い層が気づいてくれると大きいと思うんだよなあ。

970 :無党派さん:2010/04/22(木) 10:40:05 :wgvDOofB

いや、反対派はきちんと触れているんだが、肝心のマスコミと議員がこのことを理解できていないのが 大きい。藤本由香里氏などはことあるごとに触れているのだが、新聞の記事などを見ると「反対派は表現の自由を守れと反対し・・・」という内容になっていて、この問題に関心のない読者に問題の本質が伝わらないようになっている。議員も反対派から送られたメールや手紙をきちんと読むのはもともとこの問題に関心が高い人で、関心のない人の中には「メールや手紙がたくさん来た」ということだけ確認して、中身を読まない人もいるそうなので、 なかなか問題の本質が議員に伝わっていない。

たしかに私はこの「ゾーニングの形式をした発禁」については今まで語ったことがないし、もっと多くの人が語るべきなのかもしれない。「業界自主規制ルール」が絡むと、説明としてスッキリしないし説明として面倒臭いし、「官制自主規制」には生理的に虫唾が走るので、正直言って私自身はあまり語りたい気持ちが湧かないのだが。

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