カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

ヤスクニ追記。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050525/1116969779 の続き。
神道では祟りを鎮めるために「神」に祭る。つまりしばしば霊的な「敵」を祭る。藤原氏が政敵だった菅原道真を「天神」として祭ったように。
靖国神社は元々、国家機関だった。本来なら為政者への怨霊となるものを「神」にして棚に上げ、為政者がとりこんでいる。靖国の二百四十万柱を「殺した」のは為政者である。つまり為政者を最も祟る正当性をもつのが、靖国の霊である。
為政者の多くはその後のうのうと生き延び、辻正信は国会議員になり、岸信介は首相になった。もし霊がいるのなら彼らをとり殺すべきであった。まだ瀬島龍三がのうのうと生きている。
東条英機は、昭和天皇が負うべき罪を負って処刑された。東条英機が処刑された場所は、たしか、サンシャイン60の脇の小さい公園のある場所である。

「千鳥が淵」

ところで、「千鳥が淵」のほうの話を。相変わらずあまり情報は集まってないけど、「千鳥が淵」の屋根は八角形で、それは「八紘一宇*1を示しているのだそうだ。…どういう人が設計したんだろうなあ。
「千鳥が淵戦没者墓苑奉仕会」という組織があって、その会長は瀬島龍三だそうだ*2。瀬島龍三は本物の妖怪だなあ、と、思う。靖国に霊がもしいるのなら、瀬島龍三に残虐な死を与えてほしいものである。
関連
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050524/1116964395
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050418/1113804774

*1:戦中のスローガン。日蓮仏教団体「国柱会」が唱えた。世界八方向全ては天皇を中心とする一つの家である、という意味。戦後、糸山栄太郎の義父である笹川良一がこのフレーズを言い換えて「世界は一家、人類は皆兄弟」とテレビで宣伝した。八紘一宇論だと、「人類は皆兄弟」の兄は日本であり、天皇である。バカバカしいが戦中の論理はそういうバカ論だった。このバカ論を重々しく言うと「国体論」という。内容は貧弱である。「国柱会」信者には、軍人・石原莞爾、詩人・宮沢賢治などがいる。

*2:222-223p 

靖国問題 (ちくま新書)

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