山田英雄・元警察庁長官と、企業要人身辺警護専門会社「株式会社日本シークレット・サービス」
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050727#1122491032 の続き。
共謀罪を作ろうとしている山田英雄・元警察庁長官(「謎の急死」をした霊感詐欺師・光永仁義(慧光塾)の発行する『月刊ポリスマガジン』で安倍晋三と対談)は、企業要人身辺警護専門会社「株式会社日本シークレット・サービス」顧問である。http://www.j-s-s.com/companyprofile.htm
「日本シークレット・サービス」といえば、「武富士」に関係している。
http://www.jcp.or.jp/diet/nittei/156/touron_0728.html
個人情報保護法案に対する討論
2003年7月28日 参議院 個人情報特別委員会 日本共産党 宮本岳志議員
〔略〕警察と大手金融業者武富士をめぐる重大な疑惑が明らかになり、谷垣国家公安委員長も小泉総理も調査の結果を国会に報告することを約束せざるを得なくなったものであります。〔略〕
まず第一に、報告書は合計十四名の警察官に合計一千枚近いビール券が贈られていた事実を認めながら、これを一切贈収賄事件として立件せず、わずか三人を警視総監訓戒又は戒告などという甘い処分で済ませようとしていることです。〔略〕
第二に、電気通信事業者の個人情報保護の責務を侵す形で警察から武富士へと漏えいされた電話名義人情報について真剣な追及を行わず、地方公務員法違反についての時効の成立を理由として刑事処分の対象から除外した点であります。〔略〕
〔略〕中川陳述書には、警察情報は警察関係者から直接入手する以外に、日本シークレット・サービスという警備保障会社を通じても入手していたという重大な記述があります。この日本シークレット・サービスは、元警察幹部が役員を務め、歴代警察庁長官経験者が顧問に名を連ねる完全な警察の天下り会社であること、そして中川陳述書の信憑性を裏付けるJDBのアクセスログまで私が示したにもかかわらず、警察庁はこれを誠意を持って受け止めることすらしませんでした。〔略〕