カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」関連情報整理、あるいはくたばれ竹花豊

バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」関連情報整理。

1 「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」の発足

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060406#1144323627

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000023-jij-soci
2006/04/06-10:08
ネット、ゲームの影響探れ=性・暴力情報と事件、関連は?−警察庁
 アニメやインターネット上の性や暴力に関する情報が子供を対象とした事件に結び付き、携帯電話やゲームなどが子供の成長に悪影響を与えている可能性があるとして、警察庁は6日、こうした子供を取り巻く環境の弊害について検討する有識者の研究会を設置することを決めた。10日に初会合を開く。 

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060406AT1G0600P06042006.html
 〔略〕警察庁は6日、情報〔略〕規制〔略〕を検討する研究会を設置することを決めた。〔略〕
 10日に第1回会合を開き、今夏にも中間報告をまとめる。警察庁は「ネット、DVD、ゲーム、雑誌などのバーチャル社会が子供に与える弊害に対する共通認識を持ち、問題を提起していきたい」と話している。 (16:09)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000025-san-soci
社会ニュース - 4月6日(木)15時57分
 〔略〕警察庁は六日、「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」を設置することを決めた。十日に初会合を開く。
 同庁生活安全局に事務局を置き、〔略〕岡田尊司氏、首都大学東京前田雅英・都市教養学部長ら〔略〕十五人が委員を務める。
 今後、月一回程度の会合を持ち、〔略〕今夏をめどに論点を整理して問題提起する方針という。
 討議内容のうち、アニメについては、児童買春・ポルノ処罰法の規制対象外となっている現状の是非なども論点とする。ネット、携帯電話などの有害情報については、将来的な規制のあり方も検討。専門家の間でも意見が分かれるコンピューターゲームの子供への影響についても、論点を明らかにした上で対応策を打ち出す。
産経新聞) - 4月6日15時57分更新

2 「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」に関する情報

2-1

4月10日時点では、構成員公表する意思なし、と警察庁は表明していた。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060411

468 :24-589 ◆Yp/NehmCeI :2006/04/10(月) 23:22:30

お疲れ様です。その自称研究会について本日、構成員などについて警察庁へTelしてもらう様、友人に頼んだのですが・・・ 要約すると、
     『 公開していない。知りたいなら情報公開制度使え 』
だったそうです。情報公開制度って、私個人の経験からすると数ヶ月待たされるのはザラなんですがorz。
構成メンバーやその役職すら非公開の秘密会合を数回開いて、夏には規制を決定しようってのにコレですから、無茶苦茶、どころの話ではないですね・・・。

2-2

4月19日に、友人が警察庁へ調べに行ってくれた。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060419#1145381892

# ●根村恵介 『今日(4月19日)警察庁に行ってきました。
「バーチャル社会がもたらす弊害から子供を守る研究会」については問い合わせが多いらしく、情報公開の窓口に行き趣旨を告げるとすぐに「ああ、4月10日のやつですね」と反応が帰って来ましたw
この資料については公文書開示請求しなくても任意で情報提供してもらえます。更に研究会の広報資料だけでなく審議の内容についても今週中にHPにアップするそうです。』

とのことだが、審議内容についてのアップはあったのだろうか。今のところ私は見つけていないが。

2-3

上記友人が持ってきてくださった、「研究会構成員」情報
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060420#1145468705

バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会 委員等
〔委員〕
相原佳子  弁護士
姉崎昭義  PTA全国協議会環境対策委員会副委員長
池田佳隆  日本青年会議所会頭
江川紹子  ジャーナリスト
岡田尊司  京都医療少年院精神科医
玄田有史  東京大学社会科学研究所助教授 (労働経済学)
坂元章    お茶ノ水女子大学文教育学部教授 (社会心理学)
下田博次  群馬大学社会情報学部大学院教授 (情報メディア論)
藤岡淳子  大阪大学大学院人間科学研究科教授 (非行臨床心理学)
藤川大祐  千葉大学教育学部助教授 (教育方法学)
前田雅英  首都大学東京都市教養学部長 (刑法、刑事訴訟法)
義家弘介  横浜市教育委員会教育委員
素川富司  文部科学省スポーツ・青少年局
竹花豊    警察庁生活安全局長
小林寿一  科学警察研究所犯罪行動科学部少年研究室長
〔オブザーバー〕
田代裕昭  内閣府政策統括官 (共生社会政策担当) 付参事官
有松正洋  文部科学省スポーツ・青少年局青少年課長

これと同じ情報は、「世界日報統一協会」だけが報道したらしいけど、そうなのかな?

2-4

委員の審議能力の参考情報。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060421#1145557448

3 煽るマスコミ

3-1 日テレ

4月22日に、日テレではオタク誹謗を目的とする特集「報道」が組まれた。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060421#1145598444
その「報道」の前半、竹花豊が関連する「おやじの会」の宣伝「報道」がなされた。このことから、日テレの放送の背景に竹花豊がいることは確実だ。

3-2 テレ朝

4月18日、テレ朝「スーパーJチャンネル」では、「存在しないアニメ」の影響で犯罪がおこなわれた、と誹謗報道がなされた。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060419#1145381251
この誹謗報道は、警察天下り先新設をしやすい「空気」を作ろうという、警察による「情報操作」だろうと推察できる。
ところで、さらに想像すると、日本人であるのなら40年前の日本のアニメ状況へ一定の想像力が働くと思うし、58歳のオッサンがアニメに影響を受けた、という発言のナンセンスさに気づくと思うのだが、それに気づかないまま垂れ流し放送された、ということは、この誹謗報道・捏造報道をさせた「誰か」は日本人・アジア人ではないのではないか、と思う。具体的には、アメリカ人が後ろで指揮しているように思う。

4 「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」への伏線

「知的財産推進計画2006」

《「知的財産推進計画2006」意見募集》というのが、昨年末及び今年冒頭あった。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060328#1143555179
情報統制を目的とする立法をするためのアリバイ作りがなされた。
「知的財産推進本部・コンテンツ専門調査会」の座長をしているのは、統一協会を政治的背景としている安倍晋三の後見人をしているウシオ電機会長・牛尾治朗である。
これと同時期、ライブドア事件耐震偽装事件と繋がりが指摘されていた、安倍晋三の違法後援会「安晋会」に関する報道が、ピタリと止まった。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060417#1145209935
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060304#1141406332
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060208#1139352930
また同時期、安倍晋三が三谷秀史という、記者クラブと独特な人脈を持つ警察官僚を内閣情報官に「抜擢」した。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060330#1143725406
なお、ライブドア事件耐震偽装事件がマスコミで取り上げられていた時期は、安倍晋三と深くつながっている朴東宣がニューヨーク連邦地検に逮捕された時期と重なる。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060213#1139775568
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060205#1139148489

ぽちっとな