中川秀直と統一協会と住吉会
1
中川秀直は、5月14日広島の統一協会合同結婚式に祝電を贈った国賊だ。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060609#1149822704 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060626#1151251261
2
中川秀直は愛人と覚醒剤を使用していたスキャンダルで住吉会に金玉を握られ、それを隠蔽してもらうために官房機密費を暴力団・住吉会に流した。中川秀直はどうもそれ以来住吉会と二人三脚というか、住吉会の族議員といった存在ではないかと思われる。
中川秀直が官房機密費を住吉会に渡していたことの、2000年の新聞赤旗記事↓
2000.10.26 内閣委員会 中川官房長官〔森内閣時〕が辞任 暴力団系右翼と交際疑惑
中川秀直官房長官は26日夜、右翼団体幹部との交際疑惑や国会での虚偽答弁、「第三国発見案」についての政府見 解の手直しなど重大問題が相継ぎ、その責任を問われ、辞意を表明しまし た。
中川秀直官房長官の進退問題が26日、中川長官の出席した衆院内閣委員会でとりあげられました。日本共産党の松本善明議員ら野党側は、右翼幹部との会食など同長官との関係をただすとともに、週刊誌で報道された写真、テープの公開を求め、官房長官と両立しないとして中川長官の辞任を求めました。
松本議員は、右翼団体の「日本青年社」最高幹部と中川長官が会食して いた写真が週刊誌に報道された問題について 、「『日本青年社』幹部には指定暴力団の住吉会幹部もついている。事実であれば指定暴力団とつきあっている内閣ということになる」と指摘。中川長官は「写真の人物には記憶がないし、一 度もあったことはございません」の一点張り。愛人関係にあったとされる女性に中川長官が警察情報を漏らしたとされる会話を記録したテープの存在にも「記憶に ございません」と否定しました。
しんぶん赤旗 2000年10月27日付より転載
http://www.zenmei.gr.jp/kokkai/situmon/2000/2000-10-26.html
2003年12月12日の記事↓。
中川秀直前長官の機密費照会へ 広島地裁が内閣官房に
中川秀直前官房長官が、右翼団体〔日本青年社/住吉会〕幹部〔滑川裕二〕との関係や交際女性への捜査情報漏えい疑惑を報じた写真週刊誌を出版した新潮社(東京都新宿区)に損害賠償などを求めた訴訟で、広島地裁(山垣清正裁判長)は新潮社側の申し立てを受け11日までに、中川秀直氏が官房長官時代の内閣官房報償費(機密費)の支出内容などについて、内閣官房に照会することを決めた。
新潮社発行の写真週刊誌「フォーカス」(休刊)は2000年10−11月、疑惑の記事とともに中川秀直氏が右翼〔日本青年社/住吉会〕の大物〔滑川裕二〕と一緒に写っている写真や、女性が中川氏の自宅で犬を抱いている写真などを掲載した。
新潮社側の照会申立書などによると、同社側は女性への取材などから、中川氏が脅されて右翼団体〔日本青年社/住吉会〕幹部〔滑川裕二〕に多額の機密費を支払っていた疑惑のあることを知った。取材中、右翼団体〔日本青年社/住吉会系小林会〕幹部から女性らに記事掲載への圧力があり、これは機密費が支払われたことを裏付けていると主張している。2003年12月12日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/12/2003121101000507.htm
2004年記事↓
http://www.kahoku.co.jp/news/2004/02/2004013101002800.htm
内閣官房、機密費2億円支出と回答 中川前官房長官の訴訟で
中川秀直前官房長官[現自民党国対委員長〕が写真週刊誌発行元の新潮社(東京)を訴えた名誉棄損訴訟で、内閣官房は 31日までに広島地裁の照会に応じ、前長官在任中の2000年7─8月、内閣官房報償費(機密費)として計2億2000万円を中川氏に支出したとの文書を提出した。
訴訟では中川氏が機密費を何に使ったかが焦点になったが、内閣官房は「他国との交渉上不利益を被る恐れがある」などとして、支出決議書などは明らかにしなかった。
新潮社発行の写真週刊誌「フォーカス」(休刊)は2000年、中川氏の右翼団体[日本青年社/住吉会〕幹部との関係や交際女性への捜査情報漏えい疑惑を報道。中川氏側は「事実無根」として提訴した。
新潮社は、中川氏が脅されて右翼〔日本青年社/住吉会〕団体幹部に多額の機密費を支払っていた可能性があると主張。機密費情報の照会を裁判所に申し立てていた。2004年02月01日日曜日
http://www.rondan.co.jp/html/news/0009/000927.html
中川秀直官房長官の薬物疑惑
中川秀直官房長官の不倫スキャンダルに絡み、ある民族団体幹部が、科学技術庁長官在職当時の同長官にあてた内容証明のコピーが、夕刊紙に掲載されたが、これは、不倫スキャンダルが発覚する前から永田町界隈に流れていたものだ。ここに当時、これを手にしたマスコミ関係者が触れることができなかった事実がある。それは、薬物疑惑。ことの真偽については判断がつかないがこの内容証明の全文を載せる。〔略〕
━━━━━━━━━━━━━━━ * * * ━━━━━━━━━━━━━━━
前略
中川先生におかれましては、益々御健勝の事と拝察し、お喜び申上げます。私くし事で誠に恐縮とは思いますが一筆啓上させて頂きます。私は、貴殿とは広島県の呉市で何度か食事をし、選挙も票の売収までして協力したことは、承知している事と思います。 しかし、そういう私に対して、一度ならず二度までも侮辱されたのでは見過ごす訳にはいきません。 よって、平成八年十月十八日までに以下の件について回答願います。
(1) 中川秀直先生と、「M・T」こと「O・N」(昭・四四・七・二八生)が月々一五〇万円の手当てで、赤坂パークビルヂング二四一二号室で関係していた事。
(2) (1)件で私がマスコミを行かせたという事。
(3) 北朝鮮に、日本政府の要人として出発する当日の朝まで彼女を追い掛け回し、彼女の携帯電話に何度も電話をし、又朝六時〜七時まで彼女と会っていて、当日朝七時の全日空ホテルの集合に遅れた事。
(4) 彼女が覚醒剤中毒であるのを知っていながらなんの処置もせず、あまつさえ貴殿も一緒に覚醒剤をうち、赤坂パークビルヂングの物置部屋に覚醒剤を隠し持っていた事。
(5) 赤坂パークビルヂング二四一二号室のベットの横にあった膨大なファイルは、立場を利用した恐喝の資料である事。
(6) 彼女がアークタワーズ一四〇八号を借りるにあたって、私を保証人にさせ、その部屋に出入りしていた事。
以上の件について事実かどうか返答ねがいます。 なき場合は事実として受け取りますので、ご了承下さい。
平成八年十月十四日
千代田区霞が関二 - 二 - 一 早々
中川秀直先生 科学技術庁長官
3 国会質問
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/008815020001101002.htm
○不破哲三君 右翼団体の幹部に政治家としての致命的な弱点を[中川秀直は〕握られたということを言っているわけです。
この日本青年社というのは、政府公安調査庁が提供した資料によりますと、暴力団住吉会小林会を母体とする典型的な暴力団系右翼団体だと、そう規定をされています。つまり、指定暴力団の中でも悪質度において重点対象団体にされている住吉会の系統だと言われている。
この日本青年社の幹部が、一九九六年十月に、当時、科学技術庁長官であった中川〔秀直〕氏に内容証明郵便で六項目の質問を送っています。
http://www.ito-chuji.jp/generalmeetng.htm
本会議質問 2000年10月24日
私は、民主党の伊藤忠治でございます。いわゆる中川問題について質問いたします。(拍手) 大変残念なことでありますが、今、中川秀直官房長官に対して、重大な疑惑が連日のように報道されています。このようにレベルの低い話題を本会議で取り上げたくはないのですが、森内閣の中枢にある中川官房長官の名誉にかかわることでありますから、私は黙過できず、あえて質問をいたします。
最初に、まず、あなたの愛人が妊娠した際、人工妊娠中絶に対する同意書に、中川一郎の署名をし、押印した事実はおありになるのか否か。あるいは、それに対し、告訴等の事実はあるのかないのか。報道が事実であれば、長官の行為には、明らかに私文書偽造、同行使罪が成立いたします。もし虚偽の事実が報道されているとすれば、しかるべき法的手段をとっていただきたいと思うのであります。
次に、中川長官の議会答弁及びこれに関連する参議院議員小川敏夫君の質問主意書に対する内閣総理大臣の答弁書について質問いたします。
日本青年社の副会長滑川裕二氏との交友、認知の有無についてであります。九月二十八日の予算委員会における我が党の石井一君の質問に対して、官房長官は、滑川裕二という人物を直接には存じませんと答え、「私は、今の委員お取り上げの問題について、天地神明に誓ってそんなことはありませんから、その旨申し上げておきます」と力強く答弁されました。また、森総理は、我が党の小川敏夫参議院議員が提出した中川官房長官と右翼団体との関係をただす質問主意書に対し、官房長官と右翼団体には何らかかわりがないなどと答弁をされております。
ところが、驚くことに、先週発売の写真週刊誌には、官房長官がくだんの右翼団体役員とされる人物と会食している写真が掲載されております。これは、予算委員会における官房長官の答弁や質問主意書に対する答弁が虚偽であったことを証明するものではありませんか。だとすれば、官房長官はもちろん、虚偽の答弁書を出した総理の責任も極めて重大であります。
中川長官、あなたは滑川氏との会食もしくは面談をした事実は一度もないのか、それともあるのか、この機会に再度明確な答弁を求めます。
総理に対しては、官房長官の答弁の信憑性と質問主意書への回答の信憑性をどう考えておられるのか、お答えをいただきたいと思います。
政治家は、信なくば立たずとの言葉があります。中川秀直氏の内閣官房長官としての適格性について総理はどのように判断をしておられるかについて、総理の見解を求め、私の質問を終わります。(拍手)
第150回国会 内閣委員会 第2号
平成十二年十月二十六日(木曜日)
○長妻委員 〔略〕あなた〔中川秀直〕とその愛人だったと言われている女性との電話での会話、これがテープにあります。読ませてもらいますと、あなたが「ともかく、なにか、覚醒剤で警察も動いているよ、多少」、女性が「私、でも、やってないです。だから来ても、全然関係ないです、私」、そして中川さん、あなたが「警視庁の保安課が動いているから。覚醒剤が確かにあるよ。本当に……」、女性が「エッ、どう言うことですか」、中川さんが「いや、君の関係を内偵しとるちゅうんだよ」、女性が「そうですか。エッ、それはどこの情報ですか?」、あなたが「それは警察情報だよ」、女性が「それは先生が調べた情報ですか」、中川さん、あなたが「そう、私の方の情報だ」、女性が「私、でも絶対そういうことないですから」、こういうような話が、あなた、されているわけですよ。
本当に決定的な証拠がこれだけ出ていながら、全くしらを切る。それは国民の皆さんが、これだけその疑惑が続いて、ずっと続いている。本当は、みずから中川さん本人が疑惑を晴らす説得力のある御説明をする、これが疑惑を打ち切る本当の最善のことなんですよ。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/136/1058/13606061058002c.html
○有働正治君 警察の方にお尋ねします。日本青年社の最高顧問西口茂男なる人物は、住吉会とはどういうかかわりがありますか。
○説明員(植松信一君) お尋ねの件につきましては、日本青年社最高顧問西口茂男と住吉会会長の西口茂男については同一人物と見ております。
4 住吉会とテロリズム
http://www.uwashin.com/2001/masu/masu67.html
右翼団体2名が「噂の真相」編集室を襲撃し、編集発行人の筆者以下スタッフ5名がケガをし、編集室は血だらけの惨状となった。いまどき言論機関への襲撃なんて、と思われる向きもあるかも しれないが、額を6針、右太ももも3針縫う全治2週間の傷を受け、ナイフまで突きつけられた筆者が身をもって体験した事実である。
発端は「噂の真相」6月号の「一行情報」で”雅子妃懐妊の兆し”と報じた際、敬称が略されていたことに対し「皇室への侮辱」だとして【日本青年社】三多摩本部の隊長と副隊長が編集室にやってきたことだった。日本青年社といえば、【住吉会】をバックにした日本最大の右翼団体である。にもかかわらず、編集室に通して、話し合いを持とうとしたのは、同団体の幹部には知り合いもいたし、話せばわかると判断したからである。
しかし2人組の要求は、あくまでも「一号休刊して謝意を表せ」というもので、「謝罪はしてもいいが休刊はできない」と断った途端、確信的な暴力行為となったのである。
一体、背景は何なのか。この暴力行為は組織的な命を受けたものなのか、いまだ不明である。実刑を覚悟したフシもある2人の行動だけに単なるハネあがり行為とも考えにくい。全国紙やテレビ各局もいっせいに報じたことを思えば一種の売名行為の可能性はあるかもしれない。
右翼襲撃後、いっせいに流れたのが、「【森喜朗】首相の回し者の仕業ではないか」という見方だった。確かに「噂の真相」では6月号で【森首相の売春等取締条例】での検挙歴をスクープしており、「神の国」発言で窮地に陥ったこともあって、「噂の真相」を民事提訴。「噂の真相」としてはこの記事は自信を持っており、この民事提訴に対し、7月号の特集第2弾で追撃することを表明したため、
「一号休刊せよ」という要求もなるほどと思えるものがあった。森首相が直々にやらせたというよりも、恩を売るためにやったという見方である。しかし、今のところそれを裏づける証拠は何も出ていない。
しかし、森首相のいう「天皇を中心とした神の国」と右翼団体の「天皇家は特別の存在だ」という認識は共通しており、森首相にもその手の人脈があることは「週刊文春」がスクープした通り。
もうひとつ背景ではないかとウワサされているのが、【新潟県上越市長】に対する女性側のセクハラ告訴をめぐって、日本青年社が裏で動いており、それを「噂の真相」がキャッチし記事化するのではないかと判断し、先制攻撃を加えたとする見方だ。確かにこの件に関しては警視庁が内偵を進めているといわれており、記事化するとすれば「噂の真相」ではないか、とする見方があってもおかしくはない。しかしこの見方に関しても確かな証拠があるわけではない。
今回の襲撃事件があったからといって自由な言論活動を放棄するつもりはない。事件自体は今後は司直の手にゆだねられる訳だが、筆者が一番知りたいのは、「なぜ『噂の真相』を襲撃する必要があったのか」の一点である。(隔週木曜日掲載)
http://www.uwashin.com/2001/masu/masu67.html
5 住吉会と石原慎太郎
贈呈されたビデオは、本年五月九日、「アイメッセ山梨」で開催された「中尾栄一を支援する総決起集会」における石原慎太郎東京都知事の講演を編集したもので、石原知事は、「魚釣島に灯台をということで、純粋な右翼学生が頑張り、我々もこれを支援した。これを聞きつけ、意気に感じてくれた立派な右翼の日本青年社が行き、ちゃんとした灯台をつくり、これを正式なものにしようということで、運輸省と相談しながら手を加えて仕上げた」などと持論を展開している場面を内容とするものである。
http://web.archive.org/web/20030224232738/http://www.seinensya.org/sokuho/m_syutou.htm
6 北朝鮮と住吉会
溝口敦「北朝鮮がつくり『ヤクザ』が売る覚醒剤、その密売ルートの全貌」『北朝鮮利権の真相』(別冊宝島)
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/40c44a80c2a4e0103ca3?aid=&bibid=02329086&volno=0000
〔120pから引用〕
金正日総書記の長男・金正男にしろ、メンバー数で全国二位の広域暴力団、
住吉会系の組と親交していると警察は見ている。〔略〕
金正男は〔略〕2000年10月と12月には「パン・シオン」という中国人名で日本に密入国し、神奈川県下のビジネスホテルで総連幹部らと接触したという。【住吉会系の中堅幹部がその場に同席】した可能性も指摘されている。日本の地下経済と北朝鮮との間で取引されるブツとしては、第一に覚醒剤があげられる。
〔121pから引用〕
我々〔暴力団〕の世界では、シャブ(覚醒剤)の輸入・卸を本業としているような組が道具(拳銃)も世話している。〔略〕警察もこのことはよく知っていて、シャブの密売で捕まえても『道具を出せばシャブのほうは大目に見る』と取引を持ちかけてくる。
〔133pから引用〕
現在は住吉会、稲川会、松葉会など、関東系の暴力団が〔覚醒剤を〕仕切り、全国に流している。〔略〕
北朝鮮と日本の地下組織〔暴力団〕とは主に覚醒剤というブツを通して強固につながる。
[13;15]中川秀直の集金力
Yahoo!みんなの政治 2006年9月20日
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20060920-01-0702.html
総裁選初日に公開された二〇〇五年の政治資金収支報告書によると、中川氏は全国十カ所で開いたパーティーなどで三億六千七百万円も掻き集め、初めて自民党のトップに躍り出た。いつの間にか人事も政策もカネも握る「新実力者」にのし上がっていた訳だ。
しかし、中川氏と言えば森政権の官房長官当時(二〇〇〇年)、写真週刊誌に暴露された愛人に覚せい剤取締法違反の疑いがあり、警察の捜査情報を漏らした会話の録音テープを公開されて、辞任に追い込まれた政治家。