カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

ふと思い出したこと/児童ポルノ法と小宮山洋子と「児童虐待」、その他

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http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20080227#1204049428からの連想。
ふと思い出したんだけど、もうずいぶんと前だから記憶に錯誤があるかもしれないけど、何年か前、伝手を辿って民主党議員小宮山洋子にロビーに行ったことがある。で、児童ポルノ法について意見を述べたんだけど、私は「児童虐待の観点からこの法律を考えるべきだ」という主張、小宮山洋子は「児童ポルノ法と児童虐待は関係ない」という考えで意見が噛みあわなかった。ように記憶している。
その少し前、当時民主党議員だった水島広子の国会秘書と話しをしたときも全く同じで、私は「児童虐待の観点からこの法律を考えるべきだ」という主張、水島広子の秘書は「児童ポルノ法と児童虐待は関係ない」という考えで話が噛みあわなかった。こっちとしては児童虐待が問題でないのならいったい何から何を守っているのか全く判らないのだが、向うとしてはなぜ児童虐待と話が繋がるのか本気で判らないらしい。
それで連想したけど、共産党国会議員の秘書さんに電話して話したときもそうだったな。
我々がつい忘れてしまいがちで、なかなか我々が受け容れ難い事実として、日本人の半数は平均以下の知能しか持っていない。そして永田町においてもその比率はたぶんほぼ同じである。一般に、詳しい事柄においては人間は知性を発揮することがあるものの、半可通なものとか関心の薄いものに対しては人間は愚鈍な理解力・ふるまいを示すものであり、そして詳しいと思っている事柄の多くにおいて人間は半可通なものだ。だからそういう前提で国会議員とかに意見送るのが望ましいと思われ。つまり「この程度は向こうは知っているはず」という前提は原則として国会議員通じない*1。小生意気で頭の回転数だけ早い中学生に教え諭すくらいの姿勢で、かつ誠実に基本を伝えるのが最も効果的と思われる。
念のために書いておくけど、小宮山洋子水島広子や私が電話した共産党国会議員国会議員の中では最も児童ポルノ法に関わっている人たちで、永田町の中では最も児童ポルノ法に詳しい人たちですよ。読者諸姉諸兄にとって、色んな教訓を導いたりヒントにしてもらえたりすると幸い。我々は我々自身が思っているよりもこの法律にマニアであり、永田町内部の人々は我々が想像するよりもずっと素人である。
そういった意味でも克森さんのメール内容はたいへんに妥当である。 http://star.ap.teacup.com/katumori/2109.html 
マニアと素人について http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20071217#1197834921
インターネット協会パブコメは2/29〆切 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20080227#1204050344

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本日読んだ本
『日本の10大新宗教日本の10大新宗教 (幻冬舎新書)
この本からの抜粋があったのでリンクしておくhttp://d.hatena.ne.jp/retuner640/20080227/1204125868

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全然関係ないけど、今日見た中で一番伸びてほしい動画 鏡音リン「ぷろぺら」

感じるところのあった同志は   にほんブログ村 政治ブログへ  をクリックされたし。

*1:もちろん国会議員以外にも通じない。