カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

コンテンツ文化研究会イベントに行ってきました

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12月6日の、コンテンツ文化研究会イベントに参加してきました。他にも用があったので東京に半年ぶりに上京。
4時半頃から会場前で並んでいたので、だいたい列の10番目くらいに並びました。
5時くらいからコンテンツ文化研究会の人たちがたいへん余裕のない様子で来場してきて設営を始めていました。その時点で会場の準備をしていた人は私の知る限りコンテンツ文化研究会の純正スタッフではなくて3年間くらいコンテンツ文化研究会に協力しているでもコンテンツ文化研究会の人ではない方々で、「スタッフの労力がたいへん不足している」と判りました。1時間弱一般客として並んでいましたが、これは一般客として入場するよりはスタッフとして働く方が良さそうだと判断し、コンテンツ文化研究会関係の知人に声をかけ、スタッフとして参加しました。
ところでこの日、会場のキャパシティは500人でしたが、整理券は1300以上配られました。私がスタッフとして参加した時点で500人をすでに越えていました。
行列の整理とか案内を行いましたが、私を含めたコンテンツ文化研究会関係の人だけでは全然手が足りなかったので、見かねたおそらくコミケスタッフらしい方が複数、無償で列整理をしてくださいました。この、無償で列整理をしてくださった方々は、結局ご自身はイベント会場内に入ることができませんでした。お名前も伺いませんでしたが、本当にありがとうございます。
全く余計な話なんですが、途中でコンテンツ文化研究会ではない60歳くらいのおっさんから色々私に変な指示がありましたが、おっさん、あんた誰だ? ゲストに関係した出版関係の人だったのかなあ? 善意でやってくれたのでしょうが、指示が的確でないので正直邪魔ではありました。
整理券番号800までが予備会場を含めた会場に入れる限界だ、という指示がコンテンツ文化研究会のラインから私に届き、その数字以降の方々にはお礼を述べて、お帰りいただきました。
お帰りいただいた際、カンパ箱に多数カンパをいただき、本当にありがたく思いました。会場までご足労いただきお帰りくださった方々、本当にありがとうございます。とくに列整理くださってお帰りになられたおそらくコミケスタッフの皆様、本当にありがとうございます。
「今日は署名はないの?」という質問を多数受けたのですが、一般に、署名活動には最低1ヶ月以上、可能なら3ヶ月以上の準備が必要でありまして、労力と効果を比較すると割に合わないことがわりと多く、そのため今回は署名は準備しておりませんでした。と、コンテンツ文化研究会に代わって説明申し上げます。署名活動は署名を集める側の負担が大きすぎて、ロビー活動に特化したコンテンツ文化研究会にその負担を要求するのはちょっと無理だと私は思います。
ご足労いただきお帰りいただいた方々は「頑張ってください」など声かけてくださる方が多く、珍しく私感動して涙が滲みました。
ところで、60歳くらいかな、おっさんが一人「このイベントのスタッフは最低だ。集めた人間を解散させるなんてありえない」と私に絡みましてですね、新左翼系の運動家崩れ、という臭いがすごくしたおっさんでありましたが、「もうしわけございません」と謝り続けたのですが、しつこく絡みましてですね、「この開催者に対してインターネットとかで批判が多いけど、これじゃまた批判が増えるだろ、当然だ、どうするんだ」などとその活動家崩れ然なおっさんが延々絡みます。どうもこのお方が表現規制反対活動への「批判」言説をネットで書いているご本人のようであります。こういう新左翼活動家崩れな老人といえるくらいのおっさんがネットで誹謗していたのか、と、知見を開くことができたのは幸いでございました。あんまり絡むのでコンテンツ文化研究会の純正スタッフの方がいらっしゃいまして、「ご意見ありがとうございます。ところで、宜しければお名前をお教えいただけますか」と対応しました。おっさんは「名前は言えない」といってその途端に絡むのを止めてお帰りになりました表現規制反対運動が盛り上がっているのを見て政治ゴロが湧いたんだね、と判断いたしました。ところで対応したコンテンツ文化研究会の純正スタッフの方はたいへんに有能であります。
さて、イベントが始まってからも入り口のところでスタッフをしておりましたので、イベントの内容はほとんど聞くことはかないませんでした。
会場から城内実議員が退出されるのを見送りまして、「ありがとうございます」と深々と私はお礼を申し上げました。私はもう今後城内実議員の批判を書きません。
そういえば共産党の地方議員の方も一般列に参加してまして、政治枠の受付に案内したりもしました。イベントへのメッセージとしては海江田万里大臣からも届いたんですよね。
少し手が空いたところで他のスタッフにどういう方々なのか訊ねましたところ、そのうちのお二人ほどはやおい系BL系の作家さんでございました。ありがとうございます。お一方は、名前書いちゃっていいのかな、サマミヤアカザ先生であります。本当にありがとうございます。
イベント終了が近づき、どのように帰りの際、人を流すか、という打ち合わせをいたしまして、そのように人を配置いたしました。
その時点から本会場2階出口スタッフになったので、ダニエル兼光さんの講演内容http://dankanemitsu.wordpress.com/2010/12/06/%E4%B8%AD%E9%87%8Ezero%E8%AC%9B%E6%BC%94%E3%83%A1%E3%83%A2%E5%85%A8%E6%96%87/ は聞けたのですが、これがたいへん良い内容。←ぜひ一読されたし。
イベントの時間が押し押しになってしまってかなりやばめではありました。会場の延滞料は発生したのかな。発生させないで済んだのかな。
その後、スタッフの打ち上げに参加させていただきまして、旧友と久しぶりに呑みました。群馬1区選出の宮崎タケシ衆議院議員http://miyazakitakeshi.jp/とお話ができたのはたいへんに嬉しゅうございました。ありがたいなあ。

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会場内に入れなかった方から、「他に何かできることはありませんか?」と何件か訊ねられました。その時は的確な返答ができなかったのですが、 都議会に傍聴に行くべきであります。
コンテンツ文化研究会イベントにはコミケ前の時間のない中、これにだけは参加しなくては、ということで多数来場いただきまして、たいへんありがとうございました。
しかしながら都議会傍聴も、同じように重要なのであります。時間が何とか作れる方は、審議期間中に、できるだけ多数傍聴に行っていただけると、たいへんに助かります。傍聴こそは、ある意味、数が正義であります。

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イベントのキャパが今回来場者に比べ小さかったのは、開催決定時点で借りることのできた会場が、500人の会場で最大だったそうであります。1500人以上来場するというのは想定外ではありましたが。

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関連 http://togetter.com/li/76079

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画像は 「ルカ クリスマスモジュール」/「三月八日」のイラスト http://piapro.jp/t/qWTe から。