河口湖の雁は日本在来のシジュウカラガンではなく、外来種のカナダガンである
野鳥の会神奈川と地球博物館http://nh.kanagawa-museum.jp/関係の人たちの説明会を伺って知ったのだが、河口湖に生息している雁は日本在来種のシジュウカラガンではなく、要注意外来生物のカナダガンだそうだ。
要注意外来生物のカナダガンが日本で繁殖し続けるのは望ましいことではないので、数年のうちに駆除を検討しなくてはならないようだ。(外来生物法 http://www.env.go.jp/nature/intro/ )
河口湖では他に野生化したアライグマが問題となっているようだ。
取り急ぎメモ。
外来カナダガンは寿命が30年ほどあり、天敵がいない。現在100羽程度、富士五湖・丹沢湖・田貫湖に生息する。
ニュージーランドでは60羽から駆除を開始したが数年のうちに1000羽以上に繁殖したとのこと。
在来のシジュウカラガンと外来のカナダガンは遺伝子構造が近くて交雑可能性があり、交雑が始まると深刻なことになる。
シジュウカラガンは絶滅危惧種だ。
外来カナダガンは要注意外来生物だ。http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/list_ho.html
関連外部リンク
http://www013.upp.so-net.ne.jp/crane/
http://www013.upp.so-net.ne.jp/crane/sub10.html
http://www.jgoose.jp/2008/pdf/shijyugara-canada-mei.pdf
http://kume.eco.coocan.jp/goose/40karamemo.html
[12/27]少し詳しくこちらに書きました→ http://d.hatena.ne.jp/kawagutiko/20111227
感じるところのある同志は をクリックされたし
画像は http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=8539304 から