嫁の父母に懐妊の報告に行く
嫁の父母に懐妊の報告をしに行った。手土産にウチの敷地に生えていたタケノコを持って行った。
嫁の父母は利口な人で、とくに嫁のお父さんは利口な方で、その年代には珍しく私と同じ大学を卒業されていらっしゃる。そこが私が義父さんのお眼鏡にかなった理由の一つだ。
嫁の父母は常識的なお方で、世の中を色々リベラル的常識でご判断なされる。私の老母をもリベラル的常識でご判断なさって、その家になら娘をやっていいし娘をやることは娘にとって幸福だ、と義父さんはお思いになられた。
しかしながら我が老母は常識外の存在でありまして、それで我が嫁はたいへんご苦労なされていらっしゃるのですが、まさか我が老母がそんな常識外の人間であるとは我が義父母は前提していらっしゃらなかったわけでありまして。
我が嫁は我が老母にとっては特殊な存在でありまして、我が老母が好き勝手に振る舞えるのは「その家の歴史は嫁が作る」という老母の信念に寄るのでありまして、我が老母が我が嫁を否定するとその老母の信念を否定することになるのであります。よって我が嫁様は我が家の女王様としてお振舞になるべきだと私は嫁に囁くのであります。
嫁の父母はリベラル的常識の方でいらっしゃって、一緒にいてまことに快適であります。私にも逃げ場がさらにもう一つ増えていることは望ましいことなのであります。
感じるところのある同志は をクリックされたし
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