カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

眠れない理由

1

昨日より老母は、我が妹の娘、老母からしたら孫の運動会を観に行っていた。約2日弱、ウチにいなかった。我が家は平和だった。
二日目の今夜、かなり遅くなっても老父母は帰宅しなかった。我が妹の家に泊まることにしたか、渋滞にはまったか、ひょっとして事故にでもあったか。おそらくは妹の家に泊まることにしたのだろう、と想像した。
深夜に帰宅した。最終便の高速バスで帰ってきたのだそうだ。なぜそんなに遅い便にしたのかの理由は知らない。
我が老母は通常、午後8時頃には就寝する。遅い時間まで起きていたので、老母は機嫌が悪く、私の顔を見るとぎゃあぎゃあと捲し立てた。捲し立てた後、老母は床に就いた。
ところで、我が生活は退屈すぎ、客商売というのはムダに神経を消耗する。客相手に消耗する以上に我が老母相手にむちゃくちゃ消耗する。消耗させられる度合いは客2:老母8くらいの割合だ。私は就寝前、自分の日常を忘れるため、ネットに逃避する。その数時間があるのはありがたいことではある。この数時間がなかったらストレスで、身重の嫁を置いて失踪しているか、ぶち切れて我が老母を殺している。
捲し立てられた憤りをネットで憂さ晴らしている深夜に、老母がわざわざ起き出して、私のところに来て、「いつまで起きているんだ、早く寝ろ、早く寝ないと爽やかな顔をしていられないぞ」などと意味不明のことを喚き散らした。
我が生涯は老母による理不尽にすり潰された生涯であり、老母の理不尽さを心的に処理するのに我が人生と我が頭脳のほとんどがムダに消費させられた。私はかつてロリータ鬼将軍と呼ばれる鬼畜系エロマンガ家だったが、私は肉親にいつレイプされるかヒリヒリと警戒し続ける性被害者の心情というのがけっこうリアルに想像できる。我が環境はそれに似通っているからだ。私はその仕打ちを過去に延々老母からなされ、今後も延々なされるのだ。ここは社会と切り離された密室だ。老母による理不尽をどう処理するかだけにエネルギーを注がされる、不健康な思考に囚われさせられる場所だ。不健康だ。この不健康の原因は我が老母にあるのだが、我が老母は自分がその不健康の原因だとは生涯気づかず、私に「悪い本質」があると老母は考えている。ここは「悪い場所」だ。
老母からの理不尽な誹りが悔しくて、全然眠れない。

2

数日前、老母のいつもの酔っぱらいの戯言のような理不尽な要請に「はいはい」と生返事していたら、嫁がそれを聞き、そういう返答は子供が真似たら大変だからやめてください、と私に求めた。「もしも私の子供がそんな返事をしたら許さない」と嫁は言った。
なるほど、嫁の要求はそれはそれで道理が通っている。
しかしながら、頭がいかれているというか、心が砂漠で、共感回路がなくて、その場の思い付きだけをのべつまくなしに捲し立てる肉親、いうたらアル中な肉親と同類なんだが、そういう肉親からの理不尽な要請に対しどう対処すればいいのか私には回答が見つからない。
もし私が老母から受け継いだ血が発現して、バカな酔っぱらいの戯言ばかり朝昼晩私が捲くしたてるようなアレになって、かつ肉親からの返答を要求するようなアレになったら、生返事で返答してくださるだけで充分すぎるくらいで、私が老母みたいなアレになったらとっとと特養老人ホームなりそれに類する施設へ入れてほしいと願う。異常な人間からの要請にまともに応えようとしたら、正常な人が正常でなくなる。
我が老母にとって私は玩具であり身体の一部であり、我が老母は私に対して正常ではないのだ。

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画像は http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27366389 から、戦国武将 徳川家康