カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

2015年9月13日記述の地元関係記事と、2016年3月6日付補足

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20160304/1457110385 の続き。
2015年9月13日記事http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20150913/1442156528を言及することがここのところ多いけど、複数の内容を同時に書いたので、地元観光連盟関係だけ以下抜粋しておく。

1;河口湖漁業組合

8月にウチの村で大手広告代理店と大手新興宗教の関係する大規模イベントがあり、その関係者慰労会が〔2015年〕9月にあった。関係者には我が因縁の河口湖漁業組合〔 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120910/1347283970 〕もいて、「おお、マジかよ。河口湖漁業組合と飲み会するのかよ。」とゲンナリしていたが、行ってみたら、幸い漁業組合のボケナスどもは当日欠席した。大手広告代理店並びに大手新興宗教関係者諸氏と交流し、そのついでに「河口湖漁業組合なんぞより俺の方が頼りになる」とセールスしたら(いや実際にはそういうニュアンスとはだいぶ違う)、えらいウケた。
まだ事実関係を詰めることができず、ブログに書くのは危なっかしいのだが、今のところの観測では、
河口湖漁業組合に釣業関係者はほとんどいない。
河口湖漁業組合が独占している河口湖遊漁券は、河口湖ロイヤルホテル社長が長年トップを務めているブラックバス釣団体二つの構成員に無理やり年間券を押し売りして、それで金が回っている。なので河口湖で実際に釣をしている人は全然いないが、また河口湖では全然釣れないが、漁業券はそれなりに安定的に売れている。その利権を守るためだけに河口湖漁業組合は存在している。ちなみに今の組合長は家電屋。お前釣と何の関係もないだろ。舟持っているのか貴様。

2;なぜかウチの村で鈴木宗男が時局講演をする。

「時局講演」という言葉自体アナクロなので俺はわざわざ違和感を狙って同人誌のタイトルに使ったことがあったが、その頃から、だいたい2000年頃から素で保守系政界で時局講演という言葉を使いだしたような気がするが、保守系政界は俺と言語感覚が違ってずっと使い続けていたのかもしれない。
でまあなぜかウチの村で〔2015年9月に〕鈴木宗雄が時局講演する。富士河口湖町船津観光協会主催で。ウチの村の小学校体育館で。告知がわずか5日前。
これおかしいねん。まず富士河口湖町船津地区とウチの村は今でこそ同じ町になっているが住民感覚としての「村」としては全然別な村で、船津地区にはなんぼでも会場があるのに、わざわざ会場に乏しい我が村の小学校体育館を使うというところがおかしい。小学校体育館を使うという点は二重におかしくて、俺はウチの村の観光協会副会長をしているが、ウチの村の観光協会がウチの村の小学校体育館を使いたいと言ったら、9割9分拒絶される。観光と教育は別行政だから。許可が下りない。この許可が下りているというところでおかしい。さらに先に言ったように主催がウチの村とは違う地区の観光協会だという点で二重におかしい。
告知がわずか5日前というのも三重におかしい。ふつうこういうイベントは最低2週間前には告知するはず。しかもウチの村で開催って。ウチの村は400戸しかないんですよ。

3;ところで鈴木宗男時局講演チラシには「富士山にロープウェイを」というアナクロな主張が書かれていて。

この「富士山にロープウェイを」というアナクロな主張をしているのは山梨県でただ一人、富士河口湖町船津地区住民の流石キクミ大先生お一人であります。流石キクミ大先生は富士山五合目で半分不法占拠的に山小屋を独占経営なさっている方でいらって、報道にも時々名前が出るのであります。
http://j.people.com.cn/2007/09/27/jp20070927_77451.html
http://www.big.or.jp/~arimochi/info.02.06.10.13.html
流石キクミ大先生は、何期も県会議員をお勤めになられた我が地元の大名士様でありまして。
我が父親が「何期も県議をしているのだからウチの地方のために何をしてもらったのか一度講演してもらおう」と講演をしたら、「これから頑張ります」とおっしゃった、実に地元のために全力を一切尽くされなかった偉大な方でありまして、この方を延々何期も県政に送り出した我が地元はどれだけボンクラ揃いなのかと、俺は血が逆流する思いなのであります。
流石キクミ大先生は地元のためにはそれ以降も何も頑張ってくださらなかったのでありますが、上記のごとく自分の権益を守るために県議時代の力をフルにお使いになられた方で、何回か国税庁にお踏み込まれになられて、そのとき壁越しに札束を投げて隠したという伝説が地元にある方でございますが、国税庁さまももっと徹底的に絞り上げていただきたいと切に願うところであります。
で、「富士山にロープウェイを」というアナクロ極まりない構想はこの流石キクミ大先生があらゆる地元の会議に出席するたびに述べている御高説でございますが、聞いている人々は「おお、また始まったぞ」と聞き流しているのでありますが、つまり誰も会議上で反対しないのでありますが、さほど頭が宜しくない度胸もたいしてないはっきり言って小人物な流石キクミ大先生が唯一知っているのは、そういう公的会議で放言を言っておけば議事録に記録されて、100の放言のうちの1つが、町か県か国が予算をつけて現実化するということを、流石キクミ大先生は知っているのであります。流石キクミ大先生の放言を聞き流していらっしゃる、流石キクミ大先生よりだいぶ人間的にも頭の程度もマトモな普通人はそのことを知らないのであります。なので誰も異論を言わず、流石キクミ大先生の放言は富士河口湖町の総意となり、流石キクミ大先生は金を唸るほど得ているのであります。
ついでに書いておくと、富士山入山料に反対しているのは日本でただ一人この流石キクミ大先生だけであります。流石キクミ大先生が富士吉田口5合目登山道山小屋で儲けるためには世界遺産ブランドが邪魔なのであります。
という程度の判り易い事実をちゃんと把握している人間は地元でも呆れるほど少ないのであります。俺以外の地元の人間は「常識」があるから流石キクミ大先生が放言しても聞き流すのであります。そして流石キクミ大先生は一つずつ既成事実を積み上げ、今回は鈴木宗男に自分の金儲けのための発言をしてもらおうとしているのであります。
鈴木宗男としては「主催者側が言ってくれと言うのなら、一言くらいは触れておくか」と喋らざるを得ないのであります。そして流石キクミ大先生は「天下の鈴木宗男先生ですらこういったのだ」と議会で発言し、それが議事録に残り、既成事実化していくのであります。

補足、2016年3月6日時点

鈴木宗男講演の裏が少し判ったのでメモする。書くと後で面倒臭いことになるリスクがあるけど書く。
我が地域の「観光連盟」法人化に伴い、ごく大雑把に言って、二勢力に分かれている。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20160116/1452955559
我が地域の「観光連盟」は複数の村のうち1村だけが突出して力があるということになっていて、会長候補もその1村だけに2人いたりする。
この2人のうち片方は断りなく俺の村で鈴木宗男の講演会を観光協会名義でした生臭い人で。
もう片方は、自分で新しい観光協会を立ち上げて、「民営化」規約で自分の子分を複数役員に入れた生臭い人だ。

後者は菅〔スガ〕官房長官と関係があるらしい生臭い人で、それを売りにしている。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20160116/1452955559
我が村の観光協会長は良い意味でも悪い意味でも善人なので、後者の子分だ。後者の子分をしていたからといって、我が村に恩恵がさほどあるわけでもないのだが。

我が村の観光協会長は後者の子分として振る舞っていたが、「後者を新法人連盟会長に推すのを我が村の観光協会の総意として認めていいかどうか」を先日臨時理事会を開いて、我が村としては後者を推さない、という決定がなされた。
が、それまでの約2年、我が村の観光協会長は後者新法人連盟会長候補の子分として振る舞っていたので、当然前者連盟会長候補は煙たく感じ、「圧力」を加えたいと考え、それで「国会議員とのつながりなら俺にもあるぞ」ということを示すために鈴木宗男を呼ぶという「威圧行為」に出たのではないかなあ、と、今のところ想像している。
仮にそうだとしたら、行動が回りくどすぎて、俺にも我が村の観光協会長にも全く意図が伝わっていなかった。
行動がムダに回りくどくなった原因の一つは、前者候補とつきあいのある我が村の「有力者」が http://d.hatena.ne.jp/kawagutiko/20100730/1280495365 で言及した人で、町の「有力者」とは付き合いがあるらしいが村に全く何の貢献もしていない人なので、メッセージがメッセージとして機能しなかった。
政治行動とは他人に影響を与えようとすることであり、自分の考えに同意してもらうよう努めることであり、集団に自分の意思を伝え同意を求めることである。
その際、道理を尽くして説得するのが王道で、最もロスが少ない。と俺は思う。それだけではどうにもならなくなった時に初めて変則技・「搦め手」を考えるべきであり、初めから変則技を用いようとするとムダにことがややこしくなり、自分の望みは通らなくなるものだ。

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