違和カンをカンじるか覚えるか
http://anond.hatelabo.jp/20170606215054 について。
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英語力絶無な俺だが、重複表現は英語のほうがはるかに多いはずだ。むしろ英語では重複表現を詩的と解しているはずだ。
重複表現を嫌うのは、論文を読むときと、大河小説を読むときで、論文や大河小説に重複表現が出てくると退屈に感じるからだ。
短い詩的表現だと、しばしば意識的に重複表現するほうが尖った表現となる。らしい。反復法とか対句法とか。
あと固有名詞に重複表現があると、ふつうアホっぽく感じられるから避けるのが望ましい。
が、故意に尖った表現として固有名詞に重複表現するケースだってあって、たとえば小松左京『果てしなき流れの果て』という書名はぐっとくる人にはぐっとくる重複表現だ。たしか開高健はこのタイトルを間抜けと感じて嘲笑したと覚えているけど、嘲笑した人は別人だったかもしれない。俺はぐっとくる。