カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

参院選に向けての日常活動

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俺もおっさんになったので、地元の会合に行くと、参院選に向けた自民党の「日常活動」に接したりする。
俺はツイッターfacebookでは野党支持者しか原則的にフォローしていないので、自民党の「日常活動」がどんな風に選挙民を絡めているのかweb上だけでは全然見えないけど、「はあ、なるほどなあ」とちょっと感心させられる。
俺の地元で最有力企業が、俺の地元の自民党参院議員だ。
俺の自営業の関係の、表向き「非政治的」な「商業上の」団体があり、その会合が年に一回あるのだが、その会合に地元参院議員の選挙スタッフが同席していた。
この「団体」への協賛金を払っている有力企業はそこだから、同席するのは筋が通っている。でも同席しているということはごく自然に、その参院議員の選挙応援をその団体がするという意味になる。
仕組みとしてはこんな感じ。今回のこのケースは、「団体」規模は10人ほどだが。

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野党はこれに対抗する日常活動を必要とする。

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facebookっちゅうと民主党系のグループは内藤某という特定個人が常に仕切っていて、内藤某は原発推進派で激烈共産党嫌い(野党共闘反対派)だから民社系な民主党青年局員あたりかなあ、と思うが、気色悪くて民主党を支持する気持ちが萎えて敵わん。
内藤某が頑張るほど、facebookでの民主党民進党)支持者は冷めていくと感じられるので、大雑把には2014年に聞いた霊告http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20140330/1396190977の通り、少なくとも比例票においては共産党野党第一党になる方向性にあるんじゃないかなとか感じるんだけど、どうなんだろうね。

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味わい深い何か/日本会議アカウントは誰をフォローしているか

1;「日本会議愛媛県本部」がフォローしているアカウント群→ https://twitter.com/NipponEhime/following
2;「日本会議大阪」がフォローしているアカウント群→ https://twitter.com/osaka_nipponkai/following
上二つは「フォローされている」数字より「フォローしている」数字がずっと少ないから、傾向性が見て取れる。
日本会議大阪」が橋下徹をフォローしているのと、「日本会議愛媛県本部」が乙武洋匡をフォローしているのが光っている。

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2016年の初めに

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政治に対してほとんど何にもできないが、幸いにして俺は生活に困らない程度に収入があるという恵まれた位置にあるので、面識ある数人の政治家に献金して、その政治家にとって「大事な人」という位置づけを失わないように頑張ろうと思う。
昨年念頭に考えたこと→ http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20150107/1420644124

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親戚の、父親を早く亡くした家庭の女児とその母親が、来年受験で、昨年末、俺のところに進路相談に来た。
本人はアニメの専門学校に行きたいとのこと。
しかしながら彼女の家は不幸のスパイラルが2世代以上続いている家庭で、もう限界をちょい越えているので、アニメ専門学校は薦められない。
嫁と相談した。彼女の成績を見た。彼女の成績と職業年収から考えて、看護師の専門学校に進むのが最も順当だ、というのが我が嫁の意見だ。妥当な意見だ。そう薦めた。調べたら女子の年収ランキングだと看護師は上位11位にランクしていた。学費との費用対効果からも順当だ。看護師学校に進むには数学偏差値をあと10上げる必要がある。のでお年玉と一緒に数学参考書の一番易しいのを与え、帰宅する前に学校の図書室で宿題を終え、その後毎日4p以上その参考書を読むのを課題として与えた。月ごとに進捗を俺に報告するよう伝えた。

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「世に倦む日日」がいかに小熊英二やSEALDsをこき下ろしているかについてのメモ

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20150926/1443276174の続き。

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上記リンク先を丹念に読んで丹念に反論しようかと思っていたけど、たぶんしない。けど上記メモしておく。

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上記ツイートURLならびにブログURLは、http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20150926/1443276174で言及した政治ウォッチャーの人が俺に伝えてくれた。
以下書いていいかどうか判らんけど、「政治ウォッチャー」と書いたけど、この人は本当は「政治ウォッチャー」じゃないんだ。俺のエロマンガ家時代の友人は一種の「妖怪」というか「超能力者」が何人かいたけど、彼はその一人なんだ。「座敷わらし」の能力を持った「妖怪」なんだ。彼は独特な情報への感度感性を持っていて、彼の中での評価が肯定であれ否定であれ、彼が注目するイベントは「成功」しているイベントなんだ。そういう「能力」の持ち主なんだ。こういう「超能力」は当人が無自覚な間発揮されるもので、ここで俺が言語化して当人が自覚すると今後は感度感性にたぶん鈍りが生じるだろうけど、以上書いてみました。
だから短期的には「世に倦む日日」がしようとした小熊英二誹謗・SEALDs誹謗キャンペーンは一定程度「成功」したのだろうと思う。
多分それ以上に小熊英二がなそうとしていることとSEALDsがなそうとしていることは成功しているのだろうと思う。

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小熊英二は『〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性』で、鶴見俊輔に最も共感的に記述していた。あの頃最も命懸けだったのは鶴見俊輔だと小熊英二は解している。そして今、鶴見俊輔の役割を果たすべきは自分だと小熊英二が覚悟を決めSEALDsを指導していたのだとしたら実に納得がいく。
俺はその覚悟に共感し支持する。

〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性

〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性

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逆に唾棄すべき例は昔から腐るほどいやがって、以下リンク先の例がまっさきに脳裏に浮かんだが、http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100423/1271948628 唾棄すべきとまで言うとリンク先の例に酷か。でもな。

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9月末頃から、「世に倦む日日」や高島章がSEALDs叩きをスットコな方角から始めたのは、国会が終わって公安に本格的にSEALDs叩きの要請が下ったその結果だと俺は思っている。日本社会はいつでも陳腐な謀略が横行している。

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「SEALDsの意義は認めるが、こういうところがいかん」とか言っている連中は皆無責任なんだ。SEALDsに無限の人材があると錯覚している。そんなことをツイッターに書く前に、SEALDsに直接アクセスして「ここはこうすんだよ!」と手本を見せてやりゃいいんだ。SEALDsの至らない部分は、SEALDs構成員より年上の全ての日本人の至らない部分でしかない。手本を自分で示せないくせに、少ない人材でやりくりしているSEALDsを批判するのは、自分より優れた後輩を貶すダメ親父でしかない。野間易通みたいなバカを使わざるを得ない点でSEALDsの人材不足は明らかだ。それでこの程度しか揚げ足を取られることをしていないのは指導部の見事さを示している。「俺反体制だけどSEALDs批判するぜ」な言説は、「俺泳いだことないけど、SEALDsの泳ぎ方はなっていない」と批判している畳の水練だ。畳の水練ばかり日本は多くて。俺は実際に潜って泳いで20mくらいしか泳げなかった。SEALDsは10km位泳いでいる。
北田暁大は水面に潜ったことすらない小僧だ。日本の政治に絶望する前に自分の能力に絶望しろ。オシメも取れていない小僧が。
高島章は遠泳している人のすぐそばをモーターボートで追っかけて揶揄しているキチガイだ。そのうちスクリューに巻き込んで何人か死人が出る。高島章のキチガイはもちろんそれを望んでいる。

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「世に倦む日日」よりは小熊英二を一万倍支持する

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世に倦む日日」がこのところ小熊英二叩きを激しく(しつっこく)しているようだが、小熊英二と「世に倦む日日」を比較すると、「世に倦む日日」の方が一万倍胡散くせえと俺は思う。
第一次安倍晋三内閣の頃は「世に倦む日日」のブログをフォローしていたが、何がきっかけだったか忘れたけど「世に倦む日日」はフォローするに値しないと判断して、ブログも読まなくなったしツイッターは最初からフォローしなかった。
世に倦む日日」は仮にアクティビスト・ロビイストとして評価した場合、俺とそんなに力量に差があるわけでなく(もっと正直に言うと俺より力量がないと思う)、俺が「この議員はダメだ、見込がない」と判断した議員に執着がある「勘の悪い」、あるいは表明しているのとは別な力関係の下にある、もしくは表明とは別な思惑を持つ不正直なアクティビスト・ロビイストだ、というのが俺の評価。
俺に好意を持っている政治ウォッチャーが「世に倦む日日」を根拠として小熊英二叩きを最近し始めているので、以上記しておく。

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余計な話だけど、俺より力量のあるロビイストを俺は運よく3人ほど知っているが、その3人は俺よりたぶんwebでの知名度は低い。(2015/09/09追加。知名度は俺よりある。前言撤回。)
さらに余計な話だけど、「政治運動」「市民活動」の長さとロビイストとしての実力というのはあまり関係がなくて、俺程度ですら、政治運動歴が俺の数倍ある政治運動家よりロビイ能力があったりした。数年で政治家は入れ替わるからね。

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「見込みがない」議員とは

今日の記事http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20150926/1443276174で「見込みがない」と書いた件について、補遺。
俺は人の好き嫌いがすげえ激しい。が、接客業訓練はたいがいの人間よりずっと積んでいる。ので相手に対して第一印象だけは良い印象を与える訓練を積んでいる。それがロビイストとして活きた。
で、俺は人の好き嫌いが激しいので、右派の議員にはそもそもあまり会っていない。いけ図々しいほうが政治的には得だとわりと早い段階で判断したので右派の政治事務所にはわりと早い段階から足を運んだが、右派の議員本人には会う機会がほとんどなかった。
以上は前置き。
左派の議員とか政治関係者に会う機会はそれなりにあったが、「自分の頭で考える(決定権は自分にあると考えている)議員」と「自分の頭では考えない(決定権には自分にはないと考えている)議員」に、雑に分けると分かれる。
俺は俺が前者だと判断した人としか長く接触しなかったので、俺が後者だと判断した人は実はそうではないかもしれないが、人生の時間には限りがあるので、後者だと俺が判断した相手と長く接しようとは俺は思わなかった。
「見込みがない」と俺が判断した相手というのは、後者だと俺が判断した相手だ。
左派には本人の能力とは別に労組とかに担がれました、担がれるのにはちょうどいいけど決定能力はありません、という議員が何人かいる。その後ろの方の力学のどこかに力を押せばどうにかなるかもしれないが俺の力量ではその後ろの力学まで調べてどうこうするのはムリ。みたいな。

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痴漢的処世/法曹人がなぜわざわざ自分の格を下げて三流陣笠議員になろうとするか

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安倍晋三のおじいちゃんである岸信介は東大法学部首席だったそうで、法学部教授上杉慎吉に講座の後継を求められたという。その上杉慎吉は、美濃部達吉に学問で敵わなかったので、政界に接近した人物だ。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051017/1129486105
上杉慎吉の同時代人には、学問の世界で自己実現が果たせない、二の線で終わることに忸怩たる思いを抱えた人が政界に接近し、政治が学問を強引し屈服してみせた。1920-1940年代はそれを許す時代精神、「空気」があった。
現在の第二次安倍晋三政権の精神は、当時の精神を手本としている。知性とか学問は政治権力に従属すべき、という精神だ。
学問の世界では望む立身ができないから政界という裏口から立身しようとする発想は、好きな子をまともに口説く自信がないから、どうせ恋人関係に至れないから、痴漢して満足しようという痴漢的発想だ。1920-1940年代日本史は痴漢的時代だった。安倍晋三の思考枠は痴漢的だ。

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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1506/15/news110.html
「弁護士ドットコムの元榮社長、参院選・自民公認候補に」
のニュースを見た時、上記を連想した。
しかしながら、法曹界に居れば学歴エリートとして政界と対等なのに、なぜわざわざ世襲貴族社会の自民党の三流陣笠議員になりたがるのかなあ。バカじゃねえの?
自分が学歴エリートとして尊重された基盤である学歴貴族社会というのを世襲貴族社会である安倍晋三自民党は否定しているのだから、世襲貴族社会に息を止めて飛び込んでもせいぜい名誉二級市民としての扱いが「上がり」なのだが、それが判らないとはどんだけ権力音痴なんだろうか。
同じことは森雅子の無様さにも感じた。http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20131210/1386692450
法曹界内競争では勝ち目ないと思ったのかなあ? 世襲貴族社会という勝てない世界にわざわざ転身せざるを得ないほど、法曹界の誰かに私怨があったのかなあ? 痴漢にならざるを得ないほどの劣等感が。

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逆に安倍晋三政権を見切った小林節のクレバーさに、俺は小林節は好きではないが、というか諸悪の一人だと小林節のことを思っているが、権力嗅覚の確かさを感じたりする。http://www.huffingtonpost.jp/2015/06/15/national-security-law-unconstitutional_n_7584650.html 
そりゃそうだよ、法曹人という学歴貴族が安倍晋三政権と相容れるわけがない。小林節のような学歴エリート・学歴貴族が自分の地位を守るためには安倍晋三政権と対立するしかない。安倍晋三政権に従属したら世襲貴族以外はゴミ同前な扱いになるのだから。
小林節は痴漢にすげえ近い人物だが、変態で痴漢を煽る人間だろうが、自分自身は痴漢をしないばかりか痴漢行為を非難する、そういう人物なようだ。
〔このエントリのタイトルは何回も書き直して「小林節の変態性」という副題も書き添えていたが、レーニンが遺書でスターリンをこき下ろすのと同時に他の革命仲間をこき下ろしまくったためスターリン独裁が確定した故事に鑑み、「小林節の変態性」という副題は削除した〕

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