カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

枝野幸男(日本の理性)vs安倍晋三(痴呆)

1 枝野幸男演説

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20070208#1170905007■[政治][安倍晋三]枝野幸男議員が御手洗会長の参考人招致を要求 のつづき。コメント欄で教えてもらった、枝野議員(日本の理性)による御手洗(経団連会長)参考人招致要求、当該部分文字起こし。以下に拝借。

http://ameblo.jp/crio85461729/entry-10025228918.html
◆違法な行為なんですよね、いわゆる偽装請負は。違法な行為をした上で、まあ、全てのことを公表するかどうかは、色んな議論あるでしょう。ですが今、新聞記事を読んだときに、キャノンや何々と他の会社名あげませんでした。それは、キャノンは、繰り返します、トップが皆さんの政府の一員なんです。皆さんの政府の一員として、皆さんの雇用、経済政策について、影響力を持って発言をしておられる
お認めにならないんですが、新聞記事が100%正しいかどうかは分かりませんが、これはこれだけ繰り返しキャノンにおける偽装請負や派遣法違反が、新聞で報道されている、という事実があります。それが事実であるのかどうかぐらいはお答えをいただきたい、というふうに思いますし、その上で、これがこうした報道が事実で、キャノンにおいて、請負に絡んで違法な行為が行われているとすれば、この御手洗何某という人は、皆さんの会議でとんでもないことをおっしゃっておられます。「法律を遵守するのは当然だが、これでは請負法制には無理がありすぎる」
…今の請負法制、偽装請負などに関連して、今の請負法制には無理がありすぎる? …いいですか? 「自分の会社、無理がありすぎるけれども一生懸命法律を守ってちゃんとやってます。だけれでもこれじゃ無理がありすぎるから、何とかしないといけませんね」、と言うならば、これは1つの考え方、現場からの声としての考え方です。自分の足元で違法な行為をやっといて、それで、そこのトップとして、「ウチでやってる違法な行為が合法になるように何とかして下さいよ」、なんて堂々とおっしゃってる。私は…、これは無茶苦茶だと思う。という風に思うんですが、総理そう思いませんか? 
◆だったら自分がトップ勤めてる会社で違法な行為が無いようにまずするのが責任じゃないですか。その上で、「いやあウチの会社はちゃんと守らせてるけれど、これを守ってる状況では、とても実態は回りません。だからなんとかしましょうよ」こう提言するなら100歩譲って、1つの見識だと思います。
しかし、自分の所での違法はやっといて、それを放置しておいて、だけど「いや法は守るべきだと思いますが、今の法制度はおかしいと思います」 そういうのは、筋が通らないと思いませんか?
総理はなんか日本の伝統文化お好きのようですが、まさに「恥」の文化に反する行為じゃないかと、私は思うんですが、総理違いますか?
◆だからじゃあキャノンは本当に〔法令を〕守ってるんですか? 公表してくださいよ。キャノンに対していつどういう風に、申し立てがあったりとか、どういう監督が行われて、どういう風に改善されたのか、全部なんて言いませんよ。まさに、経済財政諮問会議で、まさに、色んな指摘をされてる自分の会社の、違法請負をやってるとされるキャノンにだけでいいですから。
で、現に、今年の2月になってもですよ? 今年の2月になっても、キャノンの請負労働者が偽装請負だった、だから団体交渉しろ、と言って応じない。それ自体が違法だ、と言って、 労働委員会に申し立てしてるんですよ。現に、現在進行形なんですよ。「昔あったけど、悔い改めて今やってません」じゃないんですよ、だからまずは実態、厚生労働省が明らかにしてください。
これはまさに今の政権の経済財政運営の基本に関わる問題ですので、まず、厚生労働省が把握してるキャノンの偽装請負、派遣法にからむ違法な行為、監督事例、申し立て事例、全部資料として公表してください。
それから欠席裁判は不公平だと思いますので、この予算委員会、委員長、御手洗何某、経済財政諮問会議の委員、参考人として来て頂いて、欠席裁判は不公平だと思いますから、ご本人の釈明を聞きたいと思いますから、ぜひ、お計らい下さい。
◆この会社はですね、非常に派遣とか請負、つまり正社員以外の比率の高い企業である、ということを言われている。その上で、経済財政諮問会議、先ほどの発言に続いて、こんな事言ってるんですね。「今の派遣法のように3年経ったら正社員にしろと硬直的にすると、たちまち日本のコストは硬直的になってしまう。それは空洞化に結びつくことになる」
大体いつもこういう理屈をいうんですね。確かにコストを、コストの競争しているワケですから、国際的な輸出産業はそりゃコストを抑えなきゃいけないですけども。私は日本の伝統的経営者というのは、会社が苦しい、コストを下げなければならない時は、まず社長が自分の給料を削って、自分が我慢をしてそれでも足りないときに、「従業員のみなさん、我慢をしてください」 これが日本の企業経営者の伝統的な価値観だったという風に思ってます。今でも、日本の多くの中小零細企業の経営者の皆さんは、こういう経営をされている。実際に、今日はそこまで示しませんが、統計数字で出てきてますよ。大企業においては、役員賞与がグーッと伸びているけれども、従業員給与は伸びていない。で、中小零細企業については、従業員の給与の所得の下がり方以上に、役員の所得の下がりかたが大きい。これが日本の伝統的な経営者で、国際競争のコストというんだったら、まず経営者の所がガマンをして頑張って、「従業員のみなさん、それでも足りないんだから我慢してください」 これが物事の筋だと思うんですが。
ね? 今の経済財政諮問会議でですよ、「今の派遣法のように3年経ったら正社員にしろ」? 今の派遣の実態、請負の実態、こういう実態、年収200万円以下の人がたくさんいる、社会保険なども事実上空洞化している。いつクビになるか分からない。家庭を持って子供を産め? 冗談じゃない。どこの世界の話だ。という人がたくさんいる状況を放置をして、「そうじゃないとやっていけませんですよ」と言っているキャノンの財務諸表を見ると。
たとえば、102期平成15年の株主総会で決議されている 取締役賞与金 1億3900万、それが翌年には、1億8900万 さらにその翌年には、1億9900万 そして18年3月30日株主総会決議では、 2億2200万!! 取締役役員賞与金だけがグングン伸ばしてるんですよ。「だけれども、コストが大変だから請負で派遣で、いつでもクビが切れて不安定で、所得も生活保護以下ぐらいの収入で、仕方がないですね」こういう人が経済財政諮問会議の委員として、総理! 相応しいと思ってるんですね!?
◆私は国際競争の中で、コストの削減はしていかないと競争に負けていくということがあり得る、そのことはよく認めてますよ。
でもその時に、まさに企業経営者のモラル、まさに道徳、その一番として厳しいときには経営者がまず自ら身を削って、 それで、それでもどうしても足りない時に、「従業員のみなさん、申し訳ないんだけど給料下げますよ」とか、「リストラしますよ」とか、これで日本の戦後経営、日本の戦後経済ってのは、私は伸びてきたと思っています。これこそが日本の伝統的良さだったんじゃないですか! 日本経済の強さだったんじゃないですか! だから企業の為に、会社の為に、一生懸命みんな頑張ったんですよ! 「いつでもクビに出来ます。便利に使えます」それでホントにカネが無いならいいですよ。自分たちはガンガン上げてるんですよ!? この御手洗さんは! 自分たちの賞与は!
少しかもしれない、この役員賞与を従業員とか正社員の人に回すためには、少しかもしれない。でも自分たちの所のカネを増やす余裕があったら、まず請負の人たち、派遣の人たち、せめて偽装を解消する。
その上で少しでも正社員化していって、安心して家庭を持ち、子供を産み、育てられるようにする。そっちに回していく経営を、経営者を見識ある人だと言うんじゃないですか!? 違いますか!?
◆ですからその偽装が、どの程度でどう改善されているか、厚生労働省出してください、とまずは申し上げてるんですよ。それで本人呼んで、どうなってるのかちゃんと聞かせてくださいと、そういうことを申し上げてるんですよ。ですから、それは必ずやって頂きたい。
この国会で、予算委員会で経済運営についてこれからやって行きたいと思いますが、まさにここが、私たちと皆さんとの決定的な違いだと思います。確かに、企業は経営を良くして、国際競争力を持って、そして稼いでくれる。 これは大事なことです。私たちもそれは必要な事だ、その足を引っ張るつもりは全くありません。
しかしまさに戦後レジームの時は、放っておいても国際競争力を持った企業が出てきて、稼いでくれたら、それが世の中全体に行きわたるような社会構造だったんです。
ところが今は、放っておいたら、国際競争力を持って稼いでも、株を持ってる人とか、経営者とか、一部の人たちと、海外にどんどん出て行って、そして国際競争力持つためには雇用の数を増やすったって、生活保護以下で、家族を持つ、あるいは子供を産み育てる、とてもこんな収入で、明日はどうなるか分からない、そんな状況の人達をドンドンドンドン増やしていく、と。こういうことになるんです。
だから今の社会状況においては、勿論競争力を持った企業には競争力を身に付けてもらうことも大事だけれども、それと同じくらいのウェートで、その稼いだカネが国内でちゃんと循環するためには、
こちらのことに同じぐらいのウェートを掛けないと、国はなんか立派だけど、まさに個々の生活はどんどんダメになっていく、それが安倍内閣の姿勢である。これからその事について十分な議論をさせて頂きたいと申し上げて、後の時間帯は同僚に譲りたいと思います。

youtubeで見ると、安倍晋三が死人のような顔でラ行がぐちゃぐちゃで痴呆丸出しな棒読み返答で御手洗経団連会長を擁護しているらしいが、安倍晋三は言語不明瞭で意味不明瞭である。

2

895 名前:無党派さん 投稿日:2007/02/08(木) 19:03:59 wuaJGY02

■動画■
民主党の枝野議員 キヤノン偽装請負で、御手洗会長の参考人招致を要求
http://www.nicovideo.jp/watch?v=utrzpCXDoaMhM
http://www.nicovideo.jp/watch?v=utFiHiNiXCkHE
枝野氏が経団連会長を国会に引っ張り出して尋問しようとしています。 応援しましょう。動画にコメントができるから、どんどんコメントしましょう。

896 名前:無党派さん 投稿日:2007/02/08(木) 22:46:21 16duUADp

キチガイ小泉とか安倍壺造とかより、枝野の方がはるかに首相にふさわしいよ・・・

「ふつう」で「まとも」な思考力を持つ日本人なら枝野幸男のほうが首相に相応しいと思うわな。今から1年前、2005年の民主党埼玉支部の忘年会に行った時、「首相として相応しい人は民主党では鳩山由紀夫しかいない」という阿呆な主張をしていた糞のような自称ジャーナリストに対して私が「枝野幸男こそが首相として相応しい、鳩山由紀夫なんぞ世襲と財力だけが取り柄で人気がなくて無能でカルトと暴力団に支えられている糞だ」と主張して、忘年会の空気が険悪になったことを思い出す。あの糞自称ジャーナリスト、カルトや暴力団が日本政治を強引していることを知っていたくせに、ヌケヌケと嘘ばかり言っていやがった。天罰食らって死ね。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051231#1135958422■[雑記][謝辞]コミケ来店くださいました皆様ありがとうございました
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20061122#1164136959■[政治]「小沢民主党」再考/小沢一郎という「プチ安倍晋三
[04:45]

652 名前:名無しさん@3周年 投稿日:2007/02/08(木) 21:00:30 jJ8hPBhI

昨日の枝野氏の質問を全然とりあげず、麻生のせんべいとか安倍ちゃんグッズを紹介するマスコミって、視聴者を馬鹿にしてるのか本当に馬鹿なんだろうな

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バカ親列伝/中学受験補遺/「姫」の受験

「姫」と心中秘かに呼んでいる女子生徒http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060603#1149268934の受験について。「姫」は塾で勉強をはじめた時機が遅かった。塾の側の講師配置の貧乏くじを引き、全然教務力のない算数担当に5年生のときあたり、そのため算数力がなかなかあがらなかった。国語力は上がったので、6年生になるときに私が提言して算数教務力のあるうちのクラスへ引き上げた。うちのクラスの算数担当講師は、性格は私とは対照的だが、教務力は絶品だ。
「姫」はたいへん努力家で、小学校女子サッカーチームのエースストライカーだった。母親が受験に不熱心で、受験勉強モードに入るのが遅れた。我々が説得し、11月にようやくサッカーをやめ受験勉強モードに入った。なぜか知らんけどそのタイミングでこの家は他県に引越しをし(引越しの話は「姫」の志望校と母親の志望校が合致したことから「それなら引越しはしばらくやめよう」と9月に一旦立ち消えていたのに、結局引っ越した)、通塾はどうにか可能だったものの、志望校選択を一からしなおすことになった。「姫」の母親はわりと若い。「姫」と歳が近い。だから無意識のうちに「姫」と張り合い、「姫」の希望を砕こうとしてしまうのかな、と私は想像した。
冬期講習の頃、「姫」の新しい家から元の志望校までの路線を調べたら通学可能圏内だと気づき、「姫」に伝えた。それを知った「姫」は喜び、第一志望校を元の志望校に戻し、それで受験勉強にいっそう身が入った。
2月1日からの受験、初日、押さえ気味の第三志望校(スポーツが強い)合格。二日目、午前受験の第二志望校合格。午後受験の押さえの第四志望校(サッカーが強い)合格。三日目、第一志望校、補欠合格、繰り上がり待ち。
第二志望校の入学金支払を待ってもらって、五日目の第一志望校受験に急遽出願。またも補欠合格、繰り上がり待ち。
今年の我がクラスの受験には神の加護があったかのようだった。ほとんどの生徒の入試が終わっていたが、「姫」ともう一人だけ入試が終わっていなかった。そのもう一人、初日に第二志望にだけ合格していてあとは連日不合格だった男子生徒は、6日に第一志望校を再び受験し、7日に合格の報告があった。最後まで奇跡が続く入試だ、と私は思った。
「姫」の補欠の繰り上がりの発表があるのは8日だった。私はこのクラスの受験の成功を、一年前から、毎日1回以上、通算でだいたい500回くらい、我が守護神である神社へ祈ってきた。この日も塾へ行く前に守護神の神社へ「姫」の合格を祈念した。
これはたぶん私の思い込みに過ぎないのだけど、祈念するとき、神殿に爽やかな風が吹き、御幣(紙垂)が悦ばしげにひらめくときは、精霊が近くにいるように感じる。この日、我が守護神はご機嫌麗しかったらしく、小気味良く御幣がひらめいていた。
塾で「姫」に会った。「繰り上がり合格した」と「姫」は私に言った。「お母さんが粘ってくれたから」と「姫」は言った。「姫」が言うには、第二志望校へ入学金を納めた後、留守番電話に第一志望校合格の連絡が三回入っていたことに気づいたのだそうだ。「姫」の家は共働きで、日中人がいない。だから気づかなかったそうだ。「職場に連絡してくれればいいのに」と「姫」の母が後に語った。それもどうかな、とは思うが。定められた時刻までに学校に返信しないと繰り上げ合格が無しになってしまうところだったが、母親が学校に粘って繰上げ合格となったそうだ。母親によると「姫」は補欠で1番だったそうだ。いつになく母親らしいと、失礼ながら私は思った。「姫」の家庭の場合、「姫」の母親の成長に「姫」の受験は貢献したかもしれない。
彼女が合格したことと、神殿に爽やかな風が吹いていたことは、たぶん何の関係もない、ただの偶然だ。これ以上は望めないほど綺麗に終わった中学入試だった。「姫」の繰上げ合格が、私のクラスでの今年の中学入試最後の報告だった。「姫」は受験に結局のところ全勝した。

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APA主催 日本を語るワインの会 名簿

以下メモする。

777 名前:名無しさん@3周年 投稿日:2007/02/03(土) 03:32:26 n31839cd

APA主催 日本を語るワインの会 国会議員参加者リスト(元職含む)

自民党(無派閥その他)

浜田靖一、林潤

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バカ親列伝/気持ち悪い親

うちの塾は業務として、家庭に電話報告することが多い。色んな家庭がある。できれば電話したくない家というのもいくつかある。以下は非受験学年の生徒とその家庭の話。
そこそこ頭がいいし、成績も悪くないが、変なところでわがままで、イマイチ扱いにくい男子生徒がいる。この家庭は、できれば電話したくない家の一つだ。母親の声は妙に情が薄い。父親の声はしっかりとはしているが、一切情的な共感を示さないので、電話していてひどく気持ちの悪い感触、ざらついた冷たい感触を毎回味わう。酷薄、という言葉が似合うかもしれない。
父親は銀行員だと称している。だがあんなに気持ち悪い態度を示す銀行員なんてたぶんいない。債権回収関係とかそういった関係の、酷薄な仕事をしているのだろうと想像する。この家庭にはできる限り触りたくないし、できるだけこの生徒を担当したくない、と思わせる。
そんな家庭もある、という話。

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