カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか、狂乱している老母との生活とか

「我々は現代史を教わっていない」のか? 「学校は現代史を教えない」のか?

よく、「(若い世代は)現代史を教わっていない」とか「学校は現代史を教えない」と言われるが、これは必ずしも正しくない。
ある時期まではそうだったかもしれない。公立学校では比較的ぞんざいかもしれない。学校により差が激しいかもしれない。
だが現在の歴史の教科書は約半分が現代史に割かれている。とくに予備校では集中的にかなり時間をかけて「現代史」を教えている。だから「現代史」を知らないわけではない、だが印象に残っていない。
これは設問にもよる。「あなたは日本国憲法を読んだことがありますか?」と問われると、「読んだことがない」とほとんどの大学生は答える。「これは深刻なことだ」と煽る人もいるが、それを鵜呑みにしてはいけない。こんな設問は受験には登場しないから、改めて問われたとき困惑しているのだ。「では、日本国憲法の三大原則は?」と問えば、「国民主権、平和主義、基本的人権の尊重」と同じ学生がスラスラと答える。受験ではこう設問されるからだ。
だから「若い世代」「学生」は必ずしも「知識」として「現代史」を知らないわけではない。頭の中にバラバラな知識として入ってはいる。問題は、その、頭の中にあるバラバラな知識を、自分の力で自分のものに咀嚼し直すこと、自分のものとして整理し直すこと、これが欠けている。
と、以前、山田朗先生から教わった。ここに記しておく。
たしかに中学受験の小学生たちはかなり丁寧に現代史を学んでいる。私もわりと丁寧に教えているし。私自身は地方の公立学校で予備校にもいかなかったから、太平洋戦争が誰によってなぜ起こされたのか、30歳過ぎまで知らなかったけど。(日本の昭和史は権力関係が不明瞭でスッキリしないから理解しにくい、という側面もある)

ポチッとな