カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

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炉年=原発数×稼働年

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120310/1331380815の続きというか訂正というか。
炉年=原発数×稼働年 なのだそうだ。

http://www.fsight.jp/article/11147
 昨年〔2011年〕の10月25日、原子力委員会原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会 (鈴木達治郎座長)が、 「原子力発電所の事故リスクコストの試算」 を発表した。〔略〕
検討小委は、条件を変え、5つの場合を想定して、過酷事故の発生頻度を試算している。この中に、日本の原発は10年に1度、過酷事故を起こすという刺激的な数値が隠れていた。
 第1は、IAEA国際原子力機関)が、安全目標として掲げているもの。放射性物質を外部に大放出する事故の頻度をこれ以下に保つべき値は、「10万炉年に1回」としている。
 第2は、世界中の原発(431基が稼働中)をひとまとめにして事故頻度を計算する方式で、福島第一で運転中の原子炉3基が起こした事故を、津波による1回の事故、とみなす場合だ。発生頻度は「5000炉年に1回」となる。
 第3は、同じく世界ひとまとめだが、福島の事故をそれぞれ独立の3回の事故だとして計算する。頻度は「3000炉年に1回」。
 第4は、日本の原発(54基)だけに限定して計算し、福島の事故は1回とみなす方法で、発生頻度は「1500炉年に1回」となる。
 第5は、日本の原発に限定し、福島の事故は3回とみなす計算で、頻度は「500炉年に1回」である。

炉年」というのは、それぞれの原発ごとの稼働年数を合計したもので、運転実績といってもいい。〔略〕
例えば、A国に100基の原発があり、そのうち50基は20年稼働し、残り50基は10年稼働していたとしよう。A国の原発運転実績は、50×20と50×10を足して、1500炉年となる。この時点で大事故が1回発生すれば、A国の原発の大事故発生頻度は、1500炉年に1回、となる。〔略〕

検討小委が示した第5の発生頻度に注目していただきたい。日本の原発の過酷事故の頻度は、500炉年に1回という数字である。日本の原発50基(福島第一の1−4号機は廃炉になるため除外)が全部再稼働すれば、日本全体での事故発生頻度は、500分の1に50を掛けて、10分の1になる。これから10年に1回は、放射性物質を大量に撒き散らす過酷事故が、日本で発生するということだ。〔略〕
http://www.fsight.jp/article/11147?ar=1&page=0,1
 IAEAの安全目標に沿った10万炉年に1回という、第1の想定は、現実の事故を反映しておらず、そうあってほしい数字としか言いようがない。〔略〕
 昨年3月時点で、日本の商用炉の運転実績(廃炉になったものを含む)は、1423炉年。福島第一事故を3回の別々の過酷事故とすれば、それを3で割って、大事故の頻度は474炉年に1回、数字を丸めて500炉年に1回とした。

原子力委員会内の検討委員会の試算には、国際原子力事象評価尺度でレベル7の事故が過去に2度、レベル5以上の事故が過去に7回起きているという事実を計算に入れていないように思うんだが、いや、入れてこの数字になるのかな? 10〜30年に1度くらいの頻度で東電原発事故級の原発事故が起きるという予想はけっこうリアルだ。

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画像は http://piapro.jp/t/f1Kb から