救出されたイタリア人ジャーナリストを在イラク米軍が銃撃した事件について
1;報道をめぐる考察たち
「明けぬる空の名残をぞ思ふ」http://d.hatena.ne.jp/index_home/から『イラクでイタリア人女性「誤射」』http://d.hatena.ne.jp/index_home/20050306#p1
「月よお前が悪いから」http://d.hatena.ne.jp/artane/から『救出されたイタリア記者は狙撃された?』http://d.hatena.ne.jp/artane/20050306
2;在イラク米軍の現状
「反戦翻訳団」http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/から
イラク従軍から帰還しても後遺症に苦しみ続ける兵士たちが、軍からまともな医療的・経済的支援を得られていない事への怒りを、BBCの番組上で公にした。
http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/15740193.html
3;報道をめぐる考察たち2
http://www.mailux.com/mm_bno_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA&bno=20050307011238
イラクで武装グループに拘束されていたイタリア人ジャーナリストが4日に解放された。そのジャーナリストを乗せ、バグダッド国際空港へ向かっていた車列にアメリカ軍が銃弾を撃ち込み、解放交渉にあたっていたイタリア国防省情報軍事保安部のエージェントひとりが殺害され、解放されたジャーナリストと他の機関員2名も負傷した。
〔略〕そのジャーナリストによると、解放される前にイラク人側からアメリカ側にジャーナリスト解放を快く思っていない人間がいるので注意しろと警告されていたという。人質解放の交渉自体を苦々しく思っているアメリカ人がいるということだった。
確かに、日本人3名が人質になった際の日本政府高官やマスコミの反応は人質に敵意むき出しだった。一部の人間から「左翼」というレッテルを貼られているマスコミも人質を擁護していたとは思えない。3人の人質を解放させようと日本政府は積極的に動いていないと指摘していたフリーランスのジャーナリストもいた。こうした日本人と同じ心理状態の人間がアメリカ軍にいても不思議ではない。
この戦争でアメリカ軍は最初からジャーナリストをターゲットにしてきた疑いが濃厚である。〔略〕