カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「日本青少年研究所」/ジェンダーバッシング

キタノさんのサイトを読んで知った↓。

https://www.janjan.jp/culture/0402/0402221334/1.php
「男と女」のまぼろし――ある研究所の調査 2004/02/23
 読売新聞は2月17日、<「男らしさ・女らしさ」日本の高校生は意識希薄>という見出しで、日本青少年研究所などによる意識調査の結果を報じました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040217it01.htm
 〔略〕「日本青少年研究所」とは、〔略〕HPによると、研究所の設立は1975(昭和50)年。所長は設立から現在まで千石保氏。青少年の意識調査、国際交流、もろもろのコンクールなどを行っているという。
・財団法人 日本青少年研究所 http://www1.odn.ne.jp/youth-study/index.htm
 千石氏はもともと〔略〕検事の出身です。
・連載 現代日本の高校生意識 http://www.daigakushinbun.gr.jp/sengoku.htm
 〔略〕日本青少年研究所HPの<研究所の概要>、さらに<関連官庁・関連企業>をクリックしてみてください。研究所が驚くほど多くの大企業の協賛を受けていることがわかります。そのなかには「日本マクドナルド株式会社」もあります。マクドナルドの協賛を受けている研究所の所長がフリーター亡国論を唱えられるはずがありません。大学新聞の記事は連載中に協賛企業から何らかの圧力がかかったのだとすれば、よく理解することが出来ます。この研究所は協賛企業の「利益」から独立してはいないのです。
 ジェンダー・フリー批判を含め、憲法教育基本法改正、閣僚の靖国神社公式参拝定例化、国立追悼施設建設反対、といった保守反動の震源地となっているのが、日本会議という団体です。この日本会議を経済的に支援していると推測されるのが、同台経済懇話会という、旧陸軍および防衛大学出身の財界人が組織した団体です。
日本会議 http://www.nipponkaigi.org/
同台経済懇話会 http://www.decaa.org/
 日本青少年研究所の役員や協賛企業と、同台経済懇話会の役員を見比べてみると、奇妙にオーバーラップしていることがわかります。研究所の協賛企業に挙げられている「インナートリップ青少年センター」は宗教団体「霊友会」の関連団体ですが、霊友会日本会議を支える数多くの宗教団体のひとつです。
・日本における宗教右翼の台頭と「つくる会」「日本会議
http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/0_conb07.htm#shukyou