カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

『進歩と改革』でのお仕事/エネルギーと国防

『進歩と改革』http://www.s-kaikaku.com/index.htmでのお仕事

  エネルギーと国防      鎌倉圭悟
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/1274/1080423404/111-112
 日本の原油は中東に過度に依存してます。他国と比較するとこんな感じ〔一〕。
 中東から原油を直接購入してるんじゃなくて、「石油メジャー」を介して買ってます(中東から直接購入しているぶんもあるけど)。つまり英米企業にエネルギーの首根っこを抑えられてるわけですね。太平洋戦争前と同じで。日中戦争当時、日本はアメリカに原油依存してました。海軍は戦艦を軍港に浮かべておくのにも石油を要します。
 ところでロシアは世界に冠たる原油天然ガス産出国ですが、ロシアから天然ガスパイプラインを引くと、日本のエネルギー問題はほぼ解決します〔二〕。
 このパイプラインは、北朝鮮を通るんだよね…
 拉致事件関係者って、なぜか原発関係者が多いんだよね。蓮池透は動燃職員でプルサーマル計画に参加しているし。
 原発はエネルギー問題を口実にしてますが、日本が潜在的核武装能力を保持するため存在します〔三〕。
 国防のことを考えたら原発なんて存在自体激しく危機的なんですが。敵は核兵器不要。原発内に潜入して核暴走させればいい〔四〕。
 北朝鮮核武装させて、それを口実に核武装したい日本の欲どおしい連中が蠢いているように思います。
 尖閣諸島での天然ガス採掘は中国二社と米国ユノカル社、ロイヤル・ダッチ・シェルが請け負ってます〔五〕。
日本を英米からエネルギー的に独立させないという戦略に米中(日本も?)合意してるんでしょうね。
英米系企業はその後尖閣諸島から手を引いた。英米系企業が手を引いてからテレビや新聞で尖閣諸島天然ガス採掘問題はとりあげられるようになった〔六〕。)

〔一〕『日本国勢図会 二〇〇四/〇五』
〔二〕針生若人「〈天然資源戦争〉の行方」『SPA!』(扶桑社)二〇〇五年一月二五日号。一一三頁〜一一五頁。朝鮮半島を経由せずサハリンから日本へ天然ガスを送るルートもある。鈴木宗男が政治的に潰されたのも、サハリン天然ガスパイプラインが背景にあったのかもしれない。
〔三〕昭和五十六年三月三十日参議院決算委員会。社会党野田哲議員が『わが国における自主防衛とその潜在能力について』という文書を暴露。「現在の東海炉の運転方法を変えるだけで、毎年二〇発程度のプルトニウム型原爆の材料は入手できるのである」
〔四〕テリー伊藤青山繁晴『お笑い日本の防衛戦略』飛鳥新社、2001年*1。85-108頁。原発がテロに脆弱であることを青山繁晴は指摘している。原発は大量の冷却水を要するから必ず海岸にある。青山繁晴は「だからテロ対策が必要だ」という結論に強引に持っていっているが、地震が来たらやはり原発事故が起きる。原則的に北半球では西から東に風が吹くので仮に福井原発が事故を起こしたら首都圏も核汚染被害を被る。仮に北朝鮮と日本で、あるいは中国と日本とで核戦争が起きても日本は核汚染被害をこうむる。
〔五〕東京新聞HP、二〇〇四年五月二八日。
〔六〕日本経済新聞、二〇〇四年九月三〇日。