野党の選挙戦術
「アフガン・イラク・北朝鮮と日本 掲示板」 http://8330.teacup.com/netkikaku2/bbs に興味深い書き込みがあったので、以下転載。
無党派系ブログ界隈でも評判悪い共産党の選挙戦術 投稿者: バッジ 投稿日: 9月15日(木)15時47分25秒
〔略〕ところで、共産党は今回の選挙で全小選挙区で立候補した北海道や富山県などで比例票を前回比で減らし、全選挙区立候補作戦をやめた山梨県や長崎県などで比例票を増やしているっていう事実、ご存知ですかね?
【総選挙−共産党】全選挙区で候補者を擁立しないと得票が減るのか?という問題について 投稿者: まこと@休憩中 投稿日: 9月15日(木)21時41分48秒
取り敢えず休憩中に共産党が全小選挙区に候補者を擁立した北海道と愛知県、一部の選挙区で候補者擁立を断念した静岡県と広島県をピックアップして、共産党の比例代表での得票率の推移を計算してみた結果、次のようになりました。2003年 2005年 北海道 253442票(8.69%) 241371票(7.32%) 愛知県 224478票(6.97%) 248700票(6.74%) 静岡県 126042票(6.79%) 123888票(6.05%) 広島県 72867票(5.40%) 77960票(4.91%)北海道では今回の総選挙でも全小選挙区で候補者を擁立したにもかかわらず、得票率を1%以上も落としていますね(これは新党大地効果かな?)逆に元マドンナ官僚が「刺客」として送り込まれた静岡県やホリエモンが立候補した広島県ではいずれも一部選挙区で候補者を擁立していませんが、0.5〜0.7%程度得票率を落としていますね。ただ、広島県については得票数は増えています。
共産党はともかくとして、社民党に小選挙区へもムリヤリ候補を立てろ、でないと比例区票も得られない、と煽っている書き込みを、前回・前々回総選挙での2chで見かけて、「なんじゃそりゃ、野党票を分断させるための公安筋の工作か?」と激しくいぶかしんだことがありました。
今回は小選挙区候補を社民党は、実力的に単に立てることができなくなっただけだろうけど、結果として小選挙区を絞ったことは、好意的に見なされたんじゃないかな。