カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

民族差別を煽り、日本国民の知性を劣化させるための工作に生涯をかける人々/捏造をお仕事にする国賊

まず、以下面白かったのでメモする。

http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1113542340/394

394 名前:無名の共和国人民 :06/07/24 11:35:14

憂国で鳴らした俺達保守部隊は、右翼呼ばわりされ読者に無視されたが、論壇を脱出し、地下にもぐった。しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。本さえ売れれば金次第でなんでもやってのける恥知らず、外国名を隠れ蓑にし杜撰なナショナリズムを撒き散らす、俺達、ニセ外国人野郎Aチーム!
俺は、リーダー山本七平大佐。通称イザヤ・ベンダサン。聖書誤読と変装の名人。俺のような天才策略家でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。
俺は久保田政男。通称モルデカイ・モーゼ。自慢の陰謀論に、トンデモはみんなイチコロさ。電波かまして、シオン議定書からエノラゲイまで、何でもそろえてみせるぜ。
よおお待ちどう。俺様こそ藤島泰輔。通称ポール・ボネ。偽パリジャンとしての腕は天下一品! 芸能界ゴロ?不敬罪?だから何。
加瀬英明。通称朴泰赫。民族差別の天才だ。姜尚中でもブン殴ってみせらぁ。でも検証番組だけはかんべんな。
俺達は、詐称の通らぬ世の中にあえて挑戦する。頼りになる民族コンプレックスの、ニセ外国人野郎 Aチーム! 助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。

加瀬英明というのは「日本会議」などにしょっちゅう名前の出てくる人物だ。日本現代史のたいへん重要な場面に登場する「加瀬俊一」のセガレだ。「加瀬俊一」については後述する。
加瀬英明。通称朴泰赫。」という文が意味不明だったので「朴泰赫」で検索してみた。

http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/hatsugen/korea-minikui.htm
謝罪と賠償 -- 『醜い韓国人』を書いた醜い日本人
「謝罪外交」とか「土下座外交」という言葉があります。戦後の日本は韓国を始めとするアジア諸国に対してくりかえし謝罪し、多額の賠償も行ってきた、なのにどうしていまだに謝罪を求めなければならないのか、我慢ならん、という意味合いで使われる言葉です。謝罪や賠償を繰り返してきたなどというのは大嘘なのですが、驚くほど多くの人がこれを信じているという現実があります。
こうした嘘を広げてきた元凶の一つと言えるのが、右派マスコミが執拗に出しつづける「嫌韓本」です。韓国人自身が自らへの反省を込めて書いたと大々的に喧伝された『醜い韓国人』など、その代表例と言えるでしょう。この本は、実際には「評論家」加瀬英明氏が韓国人名を騙って書いたものであることが明かになっているのですが、こうした悪質なプロパガンダ本がどのような害悪をもたらしてきたか、そのサンプルを下記の記事などに見ることができます。
加瀬英明氏は映画『プライド 運命の瞬間』の製作委員会代表でもあります。日本の過去を美化するためなら嘘も改竄も平気、というその体質は、『醜い韓国人』の頃から少しも変わっていないようです。

映画『プライド』といえば、我々オタクの不倶戴天の敵である「念法眞教」が映画チケットを集団購入したことで有名な映画ですね。
さて。
この捏造師・「加瀬英明」の父親、「加瀬俊一」は、日本終戦のさい昭和天皇側近だった一人だ。「宮中グループ」と呼ばれる。
「加瀬俊一」は、「天皇聖断」というフィクションを迫水久常らとともに捏造し、日米合作(ここで言う「日」は「宮中グループ」など「カルトのカーテン」http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060715#1152898309に守られた連中、近衛文麿の言葉で言うと「封建勢力」、大衆を戦争で殺しまくった連中を指す)で日本大衆に宣伝しまくり、日本人の知性を劣化させた、日本史上最凶の詐欺師だ。
父親・「加瀬俊一」が捏造によってアメリカから助命され重宝されたことから、セガレの「加瀬英明」もアメリカのために捏造を職業としているのだろう。親の因果が子に報い。日本国民を殺しまくった最大の戦犯・昭和天皇や、彼ら「封建勢力」「カルトのカーテン」を「護持」延命させるためにマッカーサー製日本は作成された。そろそろその耐用年数が切れてきているのだろう、と、安倍晋三のごとき平均的知能未満の首相候補を大宣伝している様子を見ると、つくづく思う。
以下再掲。

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050502#1115048912
2005-05-02
■[思惟]忘却との戦い 00:48
日本の政治は茶番の連続であり、日本の報道は創作された「物語」であり、人々は何事かの事件報道に違和感を感じた時「今回の件でみんな気づいたよ」と常に安易に言う。
だが、次の瞬間には既に忘れている。
我々がすべきは、何にどう気づいたか、ごくごくあたりまえな事柄を、常に記録にとどめ、いずれ同じ事態が発生した時、素早く参照できる用意をしておくことである。
「今回の件でみんな気づいたよ」と安易に口にした者は、自分が何に気づき、その根拠は何であるのか、明言し記述しておくべきである。人は「気づく」ことを遥かに上回る速度で忘却する。
根拠として提示できる材料が案外少ないことへの恐怖を覚えてからが、本来の「気づき」の始まりである。

関連
■「天皇聖断」伝説という国内向け宣伝戦 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060327#1143409047
■[雑記][読書][現代史]「俺を愛せ、さもなくば死ね」と脅迫する何かhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060417#1145199966
■「ナショナリズム」と「公定ナショナリズムhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060220#1140368017
昭和天皇の軍事責任 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060214#1139862482
■太平洋戦争中の生活 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060215#1139955647
藤原彰『餓死した英霊たち』http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060319#1142707731
■[読書][現代史]岡義武『近衛文麿岩波新書、1972年 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060701#1151692216
■[現代史][資料][読書]「天皇聖断」伝説http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20051018#1129584635
■「国体の本義」「臣民の道」と靖国宮司松平永芳http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060329#1143567203

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