カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

創作/もしもこの世に霊魂が存在するのなら、広島被爆者の霊魂は安倍晋三を祟り殺すべきである

http://www.sankei.co.jp/news/060825/sei055.htm
安倍氏、出馬会見は広島で 「平和への思い」強調
 安倍晋三官房長官は25日、9月1日に予定している政権構想の発表を伴う自民党総裁選への出馬会見を、広島市内で行う意向を固めた。1日午後に同市で開かれる党中国ブロック大会に出席し、平和記念公園を訪問した後に記者会見する。
 憲法改正を掲げる安倍氏は「タカ派」のイメージが先行しかねず、被爆地の広島で「平和への思い」をアピールする。地方重視の姿勢を強調するねらいもある。また、ブロック大会終了後に帰京すると記者会見が夜にずれ込み、夕方のテレビニュースに間に合わないことも考慮した。(08/25 10:40)

安倍晋三は総裁選出馬宣言を広島で行なった。安倍晋三の演出係が誰か知らんが、たぶん統一協会電通か世耕か安倍晋三ママの企画だろうが、渾身の企画だ。
ヒロシマ? オレがブサヨの真似をするのかよ?」
「晋ちゃん、そこに座りなさい。」
「はい、ママ」
「いいですか、これから20日間が勝負なのです。晋ちゃんの父は首相になれるチャンスを逃しました。今、晋ちゃんは黙ってさえいれば、首相の席が回ってくるのです」
「だったらブサヨの真似なんてしなくても…」
「晋ちゃん!」
「はい、ママ(目が怯えている)」
「いいですか、自民党総裁の席はたやすく手に入るものではありません。自分とは正反対の豚どもをどう騙すか、それが必要なのです」
「でも…」
「晋ちゃん、母の父、岸信介は、この世で最も偉大な人でしたが、メディア操作には失敗しました。母は同じ過ちを繰り返しません。ですから、晋ちゃんに関する情報はあらゆる力を使って母がコントロールしています。…晋ちゃんが政界デビューしたとき、岸信介の血筋であることをマスコミに黙らせていましたね、覚えていますか?」
「え? そうだったの?」
「晋ちゃんは考えが足りないから覚えていないかもしれません、覚えておきなさい、黙らせていたんです。ところがブサヨな連中がインターネットで、晋ちゃんが岸信介の孫だということを誹謗たっぷりに書き散らしたんです。だから戦術を変えて、晋ちゃんが岸信介の血筋であることを、むしろ全面に出すようにしたのです」
「あ、それ、覚えているよ、なんか女性雑誌だったね、ママといっしょに出た取材だ、ボクが岸信介の孫だってことを言っていいことになったときのことだ」
「晋ちゃん、いい子ね、よく覚えていました。そしてそれ以降も、晋ちゃんに対してつまらないことを言う連中がいたら、こっぴどく脅すよう、怖いお兄さんたちに頼んでいます。加藤紘一もつまらないことを言いそうだったから、家に火をつけておきました。テレビと新聞には晋ちゃんの悪口を絶対に言えないよう、使えるものは全て使いました。全てです。インターネットにも毎日晋ちゃんの宣伝書き込みをさせています」
「ま、ママ、目が怖いんだけど…」
「晋ちゃん」
「はい! ママ!(怯えすぎて泣き出す寸前)」
「これから20日間、晋ちゃんは私たちが用意する原稿以外のことは一切喋ってはダメです。晋ちゃんは口が軽いところがあります。余計なことを口走ったら、何もかもが水の泡です。」
「ぼ、ボク、がんばってるよ、富山での討論だって、ちゃんと勉強していったんだ。富山県の名産品とか、がんばって覚えて…」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060827-00000152-mailo-l16
「そうね。四谷大塚『予習シリーズ社会』4年下巻、富山県のページを夜遅くまでよく勉強していたわね。あんなに勉強したのは初めてだったわね。母は感動しました。ちゃんと富山県の名産品がチューリップだと討論会で言えたわね」
「そうでしょ、ボク、がんばってるんだよ…(えっくえっくと鼻水をすすっている)」
「晋ちゃん」
「はい、ママ(ぼたぼた泣いている)」
「これから20日間、晋ちゃんは毎日あれと同じくらい勉強しなくちゃいけないの。そうでなくては、総裁の椅子はいかに岸信介の孫でも手に入らないわ」
「そ、そんなに…そんなに勉強したら、死んじゃうよ、えっく、えっく」
…わが子ながら、なぜこんなに弱い脳みそしか持っていないのだろう、岸信介とは全く似ていない、と洋子は思った。晋三は父親安倍晋太郎似であったのか、とも洋子は思った。安倍晋太郎が東大卒であることを洋子はその瞬間完全に忘れ、安倍晋太郎の血が晋三に流れていることを憎んだ。しかしバカな子ほど可愛い。人並み外れて頭の弱い晋三が20日後に総理になれるのは、全て私一人の力によるのだわ、と洋子は思った。つまりそれは洋子自身が自分の力で日本の最高権力者になることを意味するのだ、そう洋子は思い、陶然となった。自分の「力」もその全てが岸信介の黒い人脈と黒い権力に依存していることなど、洋子の脳裏には全くよぎらなかった。この点でこの親子はよく似ていた。
「死にません。いいえ、死んでもかまいません。総理になれないのなら晋ちゃんは死ぬべきです」
晋三は絶句した。晋三のめくれた上唇がヒクヒクと小刻みに震えた。
自民党総裁選というのは、演劇の舞台なのです。最も本心を隠し、本来の『敵』をより多く取り込んだ者が勝利する、そういう勝負なのです。台本は母が作りました。晋ちゃんはそれをキッチリ暗記して、母と母の用意するスタッフが指示したとおりにふるまいなさい。広島で出馬宣言し、原爆ドームを背景に写真撮影をします。報道にはそれが流れます。日本人の9割は豚同然のバカなので、原爆ドームを背景に出馬宣言する晋ちゃんを見たら『あ、平和な人なのね』と何も考えずに思います。晋ちゃんを『タカ派』だと非難するブサヨは、それで、誰からも相手にされなくなります。そして、そこで何を言えばいいかわかってますね?」
「わ、わかっているよ。こう言うんでしょ。『自衛のための必要最小限度を超えない限り、核兵器であると通常兵器であるとを問わず、これを保有することは、憲法の禁ずるところではない』『核兵器を、用いることができる・できないという解釈は、憲法の解釈として適当ではない』(2002年5月13日 安倍晋三官房副長官 早稲田大学の講演においての発言)」
洋子の平手が唸った。頬をはたかれた安倍晋三は次の瞬間、火がついたように号泣した。とても51歳とは思えない号泣だった。洋子は両手で晋三の顔を掴み、晋三の目を覗き込んだ。洋子の瞳の奥に宿る何かを見た晋三は、その瞬間、本物の恐怖で、ぴたりと泣き止んだ。
「こう言うのです! 『平和への思い』! 言って御覧なさい!」
「へ、へいわへの…」
「そうです、そうすれば国民は総裁選で晋ちゃんの名前を聞くたびに『平和への思い』と連想します。それであなたは総裁になれるのです」
「へいわ、へいわ…で、でも、いつも北朝鮮と戦争するべきだってママは…」
「選挙期間中に嘘を言うのは当然でしょ、何回選挙をすればあなたは覚えるんですか! これは選挙なの! 総裁選挙! いいですか、私たちの書いたもの以外、あなたは何も言ってはいけません。私たちの書いたものは、死んでも覚えなさい。覚えられないのなら死になさい。死なないのなら私があなたを殺します! 安晋会の野口が行ったところへあなたを連れて行きます!」
安倍晋三は恐怖のあまり、とうとう脱糞した。
翌日、全国の新聞各紙は、「安倍晋三、出馬。『平和への思い』」との見出し付きで、原爆ドームを前に立つ安倍晋三の写真を一面に載せた。安倍晋三はかつて見せたことがないほどつらそうな、苦痛に耐えているかのような表情をしていた。(少なくとも読売新聞9月3日朝刊はそうだった。)
以上の対話はあくまで創作であって、実在する特定総裁候補や総裁候補母親とは関係が深くあります。
さて。
もしこの世に霊魂が存在するのなら、広島被爆者をかつてないほど虚仮にしている国賊安倍晋三を祟り殺すべきである。

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