カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「イノベーションでつくる2025年の社会」@内閣府 (;´Д`)y-~

以下引用。

http://d.hatena.ne.jp/nsw2072/20070307#p1
2007-03-07 ■中間まとめ

 「国民の意見募集:2006年10月27日から12月31日まで、内閣府ホームページ等にて「イノベーションでつくる2025年の社会」について幅広く国民から意見を募集したところ、合計385件の意見が寄せられた。」

と書いてあった。一体私は日頃どこをネットでうろうろしているのだろうか。全く知らなかったのである。
 昨日参議院予算委員会での質疑を聞いていて、「イノベーション25」なんてものが進んでいて、中間まとめが出ているというのを知った。野党の議員が「大学生のレポートみたいな」と表現したら安倍某が激昂して「失礼じゃないですか!」と云ったあれである。PDF化されていてダウンロードすることが可能である。全編で87頁。担当大臣が「序」を書いている。〔略〕横文字連発、乱発であるが、なんせ途中で「日本の大学教育は日本語一辺倒で」と批判されているくらいだから、これくらいのものなんぞ何するものぞ、ってなことなんだろうと思わにゃならんて。この担当大臣の「序」からしてまずなんとも困ってしまうと云っても良いかも知れない。〔略〕彼女は(あ、担当大臣というのはあの高市早苗である)ごく当たり前の事項の羅列の中に一部の人たちの意見に迎合した言葉なんかをチラチラと交ぜてある。全部そっち系だというわけではなくて(それほど愚かではない)概ね、誰もが反対できない言葉を並べておいてその中にちらっと混ぜるのである。その辺は大学の一・二年生よりは狡猾である。
 〔略〕これも読むのかよ、といわせるのがこれに続く「伊野辺(イノベ)家の人々の1日」なんだよなぁ。すまん、これを終わったところで、とうとう私は放り出した。〔略〕ここまでで27枚が過ぎた。
 〔略〕多分一定資産を持った人たちの「表の社会」というものが彼の頭の中にある「社会」であり、それを機能させるための「裏方としての社会」というものがきっと彼の想定の中には存在しているのではないだろうか。そうでないと、これだけの困難を無視してたかだか20年の間にこんなものを実現すると真剣に考えているとは思えない。
 もう、ここで残りを読むのはやめた。眠いから。せめないで頂きたく。

以上引用。
「日本の官僚は優秀だ」という神話があるけど、他人から読まれるのを拒絶する文章を書く能力というのが要求されるんだろうなあ、と思う。
[07:18]
一句。あしびきの山鳥の尾のしだり尾の「伊野辺(イノベ)家の1日」なんて読んでられっか
いや、しかしこの我々を脱力させて我々の口を封じるのは「敵」の常套手段であるから、我々はこれにしっかり対抗しなければ… ・゚・(ノД`)・゚・ だから阿呆を最高権力者にすんなっつーに。挫けそうな我々の心には、「つっこみ力」が必要なようだ。

つっこみ力 (ちくま新書 645)

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