カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「環境に優しい原子力で美しい星に」と言い出した原子力利権の安倍晋三

A Tree at ease さんにたいへん良い記事があったので、以下メモする。

http://luxemburg.exblog.jp/5739527

安倍首相は、地球温暖化対策に世界全体の参加を呼びかける戦略、「美しい星50」を提唱して、日本が環境の面でリーダーシップを発揮する、というポーズを参議院選挙へのアドバルーンとするようである。
首相は排出量削減のための長期戦略として、50年までに半減するとの数値目標を提案。これを実現するため、経済成長と排出削減を同時に追求できる「革新的技術の開発」や「低炭素社会づくり」を掲げ、原子力発電技術の安全で平和的な利用拡大などを挙げた(asahi.com

 〔略〕結局原子力か。大体オチはその辺りというのはわかっていたけれども、原子力で出た高レベルの廃棄物はどうするのだろう。放射能だらけの地球が美しい星という意味なのだろうか。
 そのうえ、実際には原子力二酸化炭素削減の効果は期待できないし、関係性さんも書いておられるとおり、発電所から出る温排水が海水の温度を上昇させる。それが珊瑚に被害を与えれば、地球上の二酸化炭素を適切に処理してくれる貴重な資源(珊瑚は、二酸化炭素を原料に巨大な珊瑚礁を作る。地球上の二酸化炭素の大部分は珊瑚が固定している。以前の記事)を失うことになる。
 二酸化炭素も削減できず、温暖化を進行させた上に、放射能だらけの地球。美しい星というより政治家や原子力産業にとって美味しい星だろう。
 石油があと何十年で枯渇するからこれからは原子力の時代、などというのは、1960年代の小学校低学年の子供が鉄腕アトムごっこでもしているレベルである。
 先進国の多くが脱原子力の道を模索しつつある中で、いまだにこんな幼稚な観念を振り回しているというだけで実に恥ずかしい。〔略〕

 安倍晋三が突然「環境」とか言い出したので、「相変わらず安倍晋三はふらついている」とテレビで評するコメンテーターがいたが、安倍晋三原子力利権のために一貫して行動している。死ね安倍晋三
関連
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20061029#1162059308
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060430#1146379685
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060920#1158688652
 以下オマケ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070526-00000015-mai-pol
<安倍首相>樹海のエコツアーに参加 環境重視をアピール
5月26日10時51分配信 毎日新聞
 「美しい星」を目指して、まずはエコ体験――。安倍晋三首相(自民党総裁)は26日、山梨県富士河口湖町の青木ケ原樹海を訪れ、自然界で森が果たす役割など環境教育活動を行っている地元NPO法人「富士山エコネット」主催のエコツアーに参加した。
 昼過ぎからは、富士山麓(さんろく)にある鳴沢村の山林で、軍手をはめてガラス瓶などのゴミ拾いに汗を流した。首相は24日、「美しい星へのいざない」と題した講演で、ゴミ減量などの国民運動を呼びかけており、自ら範を示した格好だ。
 参院選に向けた首相の地方遊説は19日の北海道に続き山梨県が2カ所目。首相は午後から甲府市入りし、横内正明知事らと懇談するほか、自民党立候補予定者の集会で演説する。【近藤大介】
最終更新:5月26日12時36分 毎日新聞

これに対する秀逸なコメント↓

452 名前:名無しさん@3周年 投稿日:2007/05/26(土) 17:49:12 oeSTcfl6

安 倍 は 樹 海 で 骨 を 拾 え

借金苦による自殺を防ごうと、 市民団体「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」(本部・東京)が6月にも、山梨県の青木ケ原樹海に自殺を思いとどまらせる看板を設置する。同樹海で民間による正式な自殺防止看板設置は初めて。連絡協は今年に入って看板を2度設置したが、 県の正式な許可がないとして撤去させられている。 しかし、この間に看板を見た約10人が電話相談してくるなど成果を上げており、 近く、文書で設置を申請する。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070526k0000e040082000c.html

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