カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「創作物を規制するとオタク層がうるさい」という認識を持たせること

http://japanimate.com/Entry/1788/
地雷化するアニメ規制議論
20日の日経夕刊が伝えるところによれば、青少年保護条例案や児ポ法規制論議でアニメ問題を扱うことがタブーとなりつつあるようだ。
虐待の防止を目的とする児童ポルノ規制だが、創作物には実在の被害者は存在しない。「被害者のいない創作物については、表現の自由と衝突する他の人権はなく、憲法上、規制を正当化できない」と話す弁護士もいる。
今夏、東京都の青少年保護条例案は漫画家や出版業界の猛反発を受け議会で否決、12月議会への再提出を探っている。
15日に開催された京都府の専門家会議では、会議の冒頭から座長が「アニメ類は議論に時間がかかる。検討対象は実在児童の被害に限定する」と念を押している。
法改正推進の立場から署名活動を進めてきた日本ユニセフ協会の趣旨書は、創作物も準児童ポルノとして規制を求めていたが5月以降、その文字が消えた。
日本の児童ポルノ対策の議論にとって、アニメ規制問題は「地雷」化しつつあるようだ。

関連
http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51557336.html
http://moereturn.blog91.fc2.com/blog-entry-854.html
良い意見

357 名前:トモエとメナスに甘やかされ隊 ◆xWXRENcnkU 投稿日:2010/10/21(木) 01:12:53 AWBb/WbQ0

まあ、確かに創作物を除外することによって反対派の気勢(規制に誤変換したら洒落にならんな)がそがれ もう一つの問題である単純所持規制反対へのモチベーションが続かなく、その結果、単純所持が規制され、 次の段階である創作物規制への橋頭堡となる危険はあるな。
とはいえ、規制論議に「創作物を規制するとオタク層がうるさい」という認識を持たせることが出来たという点は素直に喜んでよいと思う。 解同フェミニズムもそうなることで市民権を得たからな。 それらの問題については考える必要はあるが、次の段階へ進めたことは評価できる

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本日の画像は http://piapro.jp/content/szux7h8rqocetg55 から。
本日の一曲