「無利子奨学金に条件をつけること」メタブクマとか
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20101021#1287653013の続き。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/news/20101021-OYT1T00027.htmへのメタブクマ
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/news/20101021-OYT1T00027.htm
kmiura 文部省の熟議に投稿。投稿番号116。http://jukugi.mext.go.jp/jukugi?jukugi_id=14 2010/10/22http://jukugi.mext.go.jp/jukugi?jukugi_id=14
116:無利子奨学金に条件をつけることに反対します。
奨学金に対して奉仕活動というあらたな条件の付与は、「奨学」のインセンティブを無効にします。学ぶとは個人が自ら資するための自由な時間です。したがって奉仕という条件は「奨学」という言葉と矛盾している。奉仕活動の条件をつけるのであれば、奨学金という韜晦を排し、報酬(返還までの利子分)、とすべきでしょう。また金の対価として公共との関わりを強要すると、若者はますます「新しい公共」から離れてゆくでしょう。今、若者が欲し、必要としているのは自分が魅かれるコミュニティに対して無償の貢献をおこない、それに対するコミュニティの承認を得ることです。この熱心な姿は、さまざまな場面でみかけます。重要なのは、無償、好きなコミュニティ、という二点です。金のためにやるという枠組みは、彼らのモーティベーションを低下させ、否定的な感情まで生じさせます。したがって、奨学金と公共への関わりを結びつけるのは全くの逆効果でしょう。なお、この方針に対しては反対する声が圧倒的に多いと思います。以下のリンク先ではおよそ400名の方がコメントしています。ほとんどの方が反対です。http://bit.ly/bWj9EG
kmiura 学者・研究者 東京都 kmiuraさん 2010年10月22日 9:06:13mbr kmiuraさんに返信する形で投稿。独立して投稿した方が良かったのだろうけど、一から書くのには時間の余裕がなさすぎた http://jukugi.mext.go.jp/jukugi?jukugi_id=14&p=13#14014 / 投稿番号123番ゲットー!(どうでもいい) 2010/10/22
http://jukugi.mext.go.jp/jukugi?jukugi_id=14&p=13#14014 /
123:Re:無利子奨学金に条件をつけることに反対します。116への<共感>のコメントです。
挙げて下さったリンク先にて反対意見を述べていた者です。kmiuraさんのご意見に概ね賛成いたします。奉仕活動という新しい条件をつけるなら、何か新しい「上乗せ」が欲しいところです。私も日本育英会・日本学生支援機構の奨学金にお世話になった一人ですが、無利子奨学金(特に学部分)は年額にしてほぼ旧国立大学の授業料と同額程度、そこまで貸与額の大きいものではなかったと記憶しています(つまり授業料を払ってしまうと手元には残らない)。また(これは旧国立大学に限った話ですが)授業料の減免は安定して受けられるものではありませんし、授業料免除の基準に照らせば、全額免除になるような家計では学費だけでなく生活費もまかなえない経済状態のため、アルバイトをして家計を助け(または支え)ている学生は多いと推察します。奉仕活動をすべての無利子奨学金受給者に対して義務化するのか、どのような内容でどの程度の期間か、そしていつ(在学中か、卒後か)行わせるのかにもよりますが、上記のような、学費だけでなく生活にも困っている学生にさらに条件を課してハードルを上げるのはあまりに酷だと感じました。
mbr 学者・研究者(科学・技術関係、公的機関) 海外 mbrさん 2010年10月22日 21:49:05