カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「拉致問題」と原発産業

「拉致拉致詐欺」という言葉が以前ありましたが、金正日死去http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20111219/1324273021以来、テレビは「拉致拉致」洪水になっておりますが、こういう風に不自然に一斉に同じ話題が連呼されているときというのは、たいへんに気色悪いし、常に感じる日本マスコミの不自然さであります。日本の首領様がお命じになれたんじゃないかというほどの偏りぶりだと感じるのであります。
ところで「拉致問題」の被害者は電力関係にわりと偏っていて、北朝鮮が日本の原子力技術を欲して拉致したケースが多いようであります。
そのことは公然の秘密であるようでありますが、地上波のテレビと新聞では少なくとも小泉政権以降にその関係性が語られたケースはほとんどないと思うのであります。
救う会」は一時日本政治を強引して、日本外交を煮詰まらせた元凶でありますが、「救う会」には金正男と仲の良い住吉会が関わったりしていて、性質の悪いブラックジョーク状態だったのが小泉安倍政権時代の日本外交でありました。北朝鮮と国交回復すると、住吉会が政府黙認での密輸ができなくなるので利害関係者がストップかけたんじゃないかと疑わせるほどでありました。
で、その「救う会」は、今はどうか知りませんが、「拉致拉致詐欺」時代、つまり小泉安倍政権時代は、東京電力がスポンサーであったようであります。そのことも新聞やテレビには出ませんでしたが、少なくとも『噂の真相』には語られておりまして、そのすっぱ抜きのしばらく後に『噂の真相』は休刊となりました。
東京電力福島原発事故以降日本人の敵のようなポジションとなりましたが、原子力発電は原爆の材料のプルトニウムを生産するために無理を重ねて日本で展開しているという側面はありまして、福島原発事故の後、原発を擁護する材料に窮した読売新聞とかが「原爆の材料が国産で作れないと困るだろ?」と身も蓋もない社説を書いたような記憶があります。
「拉致拉致詐欺」というのは、原子力利害関係者が原子力利権を守るために外交安全保障問題の本質を国民の目から逸らすための煙幕として活用されているように思うのであります。より広く、東アジアの安全保障が冷静に安定化すると困る人々によって展開しているように感じられるのであります。
再び「拉致拉致詐欺」がテレビにて連呼洪水状態になっているということは、原子力がいかに国民生活を破壊するのかという基本的な事柄を庶民は忘れてしまえ、という意味だと思われるのであります。
「拉致拉致詐欺」がテレビで連呼洪水になっているということは、連呼洪水させるための金が動いているのだろうと想像するのであります。今の電力会社にそんな金があるのかという気もしますが、テレビのほうで先に忖度して、以前はこれだけ金を得たのだから今回もせしめようとそのように考えて連呼しているのかもしれません。判らないですけどね。
 関連外部リンク http://gankoniheiwa.tripod.com/yapparine.html

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