ウエスト・メンフィス3事件と吉田有希殺害事件 - カルトvsオタクのハルマゲドン／カマヤンの燻る日記

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ツイッターで、町山智浩氏の発言にはしばしば感心させられたので、その著書を読んでみた。
『ＵＳＡカニバケツ』の28pから、ジョー・バーリンジャー『パラダイス・ロスト』の説明がある。1993年にアーカンソー州で起きた事件を扱ったドキュメンタリだ。
事件内容は　wikipedia:ウエスト・メンフィス3事件　に書かれている。
1993年5月、3人の8歳男児の遺体が発見された。被害者は全裸で、鞭打たれた痕と、噛みつかれた歯型ああり、全身の血液が抜き取られていた。一人は股間の周囲を刃物でメッタ刺しにされ性器をえぐり取られていた。
この事件では、このキリスト教福音派の貧困白人の田舎町での異端者である知的なヘビメタ・パンクファンが、反キリスト教的な音楽を聴いているオタク野郎だということで、住民たちの偏見を拠り所として、証拠もなしに有罪とされた。
実際の犯人はこの男児たちの父親たちであると推定される。キリスト教福音派の。