漁協入会を拒まれた
迂闊にブログで書くと、かえって色々面倒くさくなるかな、と思ったけど、自分の心覚えのために書いておく。
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4年くらい前に、ウチの老父が漁協を辞めさせられた。ところでウチは釣舟屋なので、遊漁券販売できないのは、色々面倒くさいというか、客にとって面倒くさい。
辞めさせられるとき、次の世代になったら入れると言う口約束があった。
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ところで河口湖の遊漁券はメチャメチャ高い。一日1000円。日本トップクラスの高さだ。
河口湖漁業組合は、この遊漁券収入を横領して、事件になったことがある。
2001/07/01(日) 00:04
山梨県警は29日、河口湖に放流するブラックバスなどを架空仕入れし、浮いた経費を着服したとして、山梨県勝山村議で河口湖漁業協同組合前組合長の丸山錬容疑者(58)と同組合前理事の飯室弘容疑者(66)、茨城県玉造町手賀、水産業新堀健容疑者(54)の3人を、業務上横領の疑いで逮捕した。昨年12月、同漁協が丸山容疑者を告訴したのを受け、県警が5月24日から丸山容疑者に任意で出頭を求め事情を聴いていた。
調べでは3人は共謀し、98年秋から数回にわたり、実際は購入していないエビやウナギ、ブラックバスなどを新堀容疑者から仕入れたように見せかけ、新堀容疑者から同漁協あてに総額約2100万円以上の架空の請求書を提出。漁協から新堀容疑者の個人口座にその代金を振り込ませたうえで、3人で横領した疑い。振り込まれた金の一部を、新堀容疑者が丸山容疑者らに手渡していた。
丸山容疑者は93年に組合長に就任後、河口湖をブラックバス釣りの本場として売り出し、漁協の売り上げを7年間で10倍に伸ばした。河口湖には現在、首都圏などから年間約30万人の釣り客が訪れる。(22:21)
ところでそれに関連する立件をもっとしたいと考えていた人々がいたようだ。つまり立件はごく一部だけでもっと根が深かったらしいのだが、当時の町長が政治力で立件を潰し、結果、町長は人望を失い、次の選挙で落選した。
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河口湖は遊漁券は高いが、魚は全然釣れない。漁業組合がまじめに仕事をしていないからだ。
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漁業組合員や、漁業組合理事でまともな人間は、皆、言いがかりをつけられて、「こんな言いがかりをつけるような奴とは一緒にやってられない」と呆れさせられて、漁業組合を辞めさせられた。
ところで、漁業組合執行部には退会を強要する権限はないので、形式的には一応自主退会というかたちに、なっている。少なくとも漁協側はそう説明している。
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新規に組合員になる人を、漁協は拒んでいる。ところで漁協には資格者を拒む権限なぞない。
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以前、1年半くらい前、県の監督官庁に相談に行ったとき、漁協に辞めさせる権限はないし、入会を拒む権限もない、と説明された。漁協への不満は漁協に入会してどうにかせよと。
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今日、入会を拒まれた。
面倒くせえな全く。
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現在の漁業組合長は、行商が仕事で、漁業従事なんかしていないらしい。