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カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

田舎の生活とか、政治関係とか、表現規制のこととか

この頃読んだもの

この頃読んだもの

1

私たちはなぜ税金を納めるのか

私たちはなぜ税金を納めるのか: 租税の経済思想史 (新潮選書)

私たちはなぜ税金を納めるのか: 租税の経済思想史 (新潮選書)

判り易い面白い税制史。以前、ドイツ三十年戦争の頃の税制がどうなっているのか疑問に感じていたhttp://d.hatena.ne.jp/kamayan/20140420/1398004017のだけど、三十年戦争の頃はマトモに税を取り立てる能力が当時の「国家」にはなかったのだなと知る。近代以降について、国境を越えた金の取引に対して税を徴収すべきだという案があり、あ、これは良い考えだなあ、と感じたのだが…
初めてkindleで読んだ本で、kindleの「読み返しづらさ」を思い知る。付箋も貼れないし、傍線を引く「ハイライト」機能のすげえ使いにくさ。ここからここまでを「ハイライト」しようと思って成功できたことの方が少ない。ストレス溜まること夥しい。
後日読み直すこととする。

2

帳簿の歴史

帳簿の世界史

帳簿の世界史

面白かった。俺は簿記を全く知らないけど簿記を知っていたらきっともっと面白い。(でもこの筆者は複式簿記のエッセンスをもう少し丹念に文中に書いたほうが良かったと思う。簿記という近代精神の歴史を書いているのだから、時代精神のエッセンスの形を読者に知らしめるよう努めるのは歴史学者の力量と思われ。)
イタリアルネサンスメディチ家複式簿記を使うことで覇権を握り、統治者としては複式簿記を軽蔑するようになり凋落するあたり圧巻。同様に太陽王ルイ14世時代フランスは複式簿記で決算され、ルイ14世時代末期複式簿記を放棄して国家として凋落していくあたりも凄い。よく日本国政府には複式簿記がなされていない、バランスシートが書かれてない、という批判を、若手高学歴政治家がしていた一時期があったけど、どうなんだろうね。
筆者が南カルフォルニア大学教授という点だけ個人的にちょっと引っかかった。安倍晋三の経歴に出てくる、アメリカのスパイを養成する性格の大学だと鳥山仁が以前言っていてそれがどの程度本当なのか判らないけど。

3

数量化革命

数量化革命

数量化革命

面白いですう。クロスビー面白いですう。クロスビーは『飛び道具の人類史』http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120215/1329312486 の作者で、あれも面白かったが、欧州では、人類史では、いつから物事を数量的に捉えるようになったか、という観点で歴史を記述している。その一環で簿記の歴史も出てくる。『帳簿の世界史』よりクロスビーのこっちの本の方がなんかより判った感じがするのは筆者の文章力によるものか、クロスビーの要点をこなす力量が上ということか。
飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで

飛び道具の人類史―火を投げるサルが宇宙を飛ぶまで

4

常岡さん人質になる

IS人質事件の時、常岡浩介さんがメディアに出たりしたので、常岡さんがイスラム過激派の人質になった時ってどうだったんだろうと思い購入。kindleで。kindle読みにくい。内容は面白かったのだけど、kindleは読み直しが難しい。一読だけじゃ内容が把握しきれない。

5

学園封鎖

学園×封鎖 : 1 (アクションコミックス)

学園×封鎖 : 1 (アクションコミックス)

俺は昔、もりしげくんの「学校占領」のアイデア出しに協力したり、自分でも一作品だけ学校占領ものを描いてみたりしたので、「学校占領」っていうジャンルにちょっとだけ思い入れがある。「学校占領」ものとしてよくできているらしいと聞いて、購入。kindleで。俺はkindleと相性が悪い。紙で読んだら続きも購入したかもしれないけど。学校占領ものの元祖は俺が知る限りスティーブン・キング
バックマン・ブックス〈2〉ハイスクール・パニック (扶桑社ミステリー)

バックマン・ブックス〈2〉ハイスクール・パニック (扶桑社ミステリー)

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