カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

余命が20年強30年弱もあることを考えるとウンザリする

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余命があと20年強30年弱もあることに改めてウンザリした。
とはいえ我が娘は20年後に20歳代中盤、30年後で30歳代中盤、その程度までは俺は生きているべきなんだろうなあ。というか生きてやらないと、と嫁と約束はしたんだが。

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若かりし頃我慢したり耐えたりした年月は全て無駄で有害だ。老齢になるとその我慢により失ったことばかりに意識が向く。納得できないことに従うべきではないし、ましてや諦めるべきではない。
と、書いて自分自身に刺さるが、そうか諦めるべきではないのか。あと20年強30年弱を諦めずに何事かなすべきであるか。何が可能か。

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同じ村に住む人々はこんなつまらなすぎる人生をよく生きているものだと思うが、そうか他の人は狂人な我が老母が家族ではないし村落共同体の包括集団が腐れヤンキーなわけでもないよな。家族などから生きるエネルギーを得られる人は幸いだ。と書いて気付いたが嫁と娘からは生きるエネルギーを送ってもらっているか。あまり贅沢言うべきではないか。
俺より内面エネルギーの乏しい人の内面は想像つくが、俺より内面エネルギーが多い人の内面は想像つかない。

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老齢が近づくことは人格の安定を意味しない。
老母譲りのヒステリー症は俺を規定している。これは遺伝ではなくて家庭文化の伝染継承だ。厭な家庭文化だ。残念だ。

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余命に生きる価値を覚えないが、『けものフレンズ』の今後数話と、みなもと太郎風雲児たち幕末編』を読み切ることは、余生の楽しみとする。
しかしあと20年強も余命があるのか。そんなにいらんわ。ここは「悪い場所」だ。

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昔得た占いによると、日常においては可能な限り心の刃を鞘に納めておけ、との卦を得た。正しい。鞘をイメージせよ。

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『けものフレンズ』に関連する豆知識とか、連想した事柄とか

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第一話カバについて
https://twitter.com/takaniso/status/828996241430175744/photo/1
自分の身は自分で守り、ほかの動物による助けを当てにしないというのは自然界の鉄則であり、第一話のカバさんはその鉄則を主人公へ諭している。
ところでカバは他の動物を助けようとする珍しい性格の動物である。
http://labaq.com/archives/51703633.html
http://danshireview.com/archives/996
だからカバさんはサーバルと別れるときしつっこく世話を焼き、サーバルとかばんちゃんを助けようとするのである。
かばんちゃんがサーバルを助けようとしたことへカバは好意を示しているが、他の動物を助けようとするのは地上最強級の獣だけに許された特権であり、カバと人間はその特権階級に属する。

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第二話ジャガーについて
俺は第二話登場のジャガー姉さんが好きすぎて好きすぎて。現時点までのフレンズで誰かひとり伴侶を択べ言われたらアルパカとジャガー姉さんのどっちを択ぶか鼻血出すくらい苦悩してジャガー姉さんを択ぶと思う。
第二話全体で驚き慄いたのは、第二話ではかばんちゃんたちはフレンズたちにかなり過酷な要求しているのに、フレンズの誰もヒステリーを起こしていない。この人格的安定感。とくにジャガーって中大型ネコ科肉食獣なのに、不機嫌になった瞬間かばんちゃんやサーバルを食い殺せる実力があるのに、何その人格的安定ぶり。渡し舟的「仕事」だって「仕事」と名乗っていても実際のところ遊戯込みの無償活動だし。
第二話見た後思い出したのは、誰にも見せたことのない俺の習作時代のマンガのキャラ達で、俺はキャラを動かすとキャラがヒステリーを起こすという習性が習作時代あって、それは四六時中ヒステリー起こしている我が老母に四六時中過干渉されていたためなのだが、設定上人格安定者のはずなのに描くとヒステリー者としてのリアクションしかできないって何それというのが習作時代の切ない思い出で、そんなしょっぱい思い出がよみがえった。ジャガー姉さんはいつヒステリー起こしても不思議じゃない程度の要求されていたのに、この圧倒的人格的安定感。凄い。人格の安定ぶりに見ていてくらくら眩暈がする。

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第三話アルパカについて
アルパカ可愛いよアルパカ。あの栃木弁愛おしすぎる。俺の家業の店員としてアルパカを雇うことができたら俺は残りの余生を満ち足りたものとして生きていける。
栃木にはアルパカ牧場が複数あるみたいで、解説のお姉さんは栃木アルパカ牧場http://www.nasubigfarm.com/みたいだが、他に那須どうぶつ王国アルパカの丘http://www.nasu-oukoku.com/world/farm/alpaca.htmlとかあるようだ。
ところでアルパカのカフェの内装にはモデルがあって、アプリゲーム時代の企画で2016年7月に秋葉原私設図書館シャッツキステhttp://schatz-kiste.net/index.htmlでコラボ企画があって、https://webnewtype.com/news/article/82161/ その時の内装をアニメで再現しているのだそうだ。

帰省して6年

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田舎に帰ってからだいたい6年経つ。5年前幸いにして嫁を得て、4年前幸いにして娘を得た。
ところで、田舎に来た当初、同業者で俺より5歳くらい若い、見るからにオタクな観光業二代目がいた。ああ、俺の余生は彼を友人として過ごすのだな、と思っていた。
ところが彼の父親は微妙に転業して、我が集落にあったペンションを売却して、別集落で貸別荘業を始めた。
集落が違うと行政単位的に別物で会う機会がほぼ皆無だ。その二代目に会いに行けないほどの距離ではないが、わざわざ会いに行くには不自然な程度の面識度で、つまり自然に親しくなるという回路は断たれ、なんちゅうか、残念だ。
俺の住む町村はマイルドヤンキー以外の人種はほぼ皆無だ。俺の住む町村で『まどかマギカ』の話題が通じそうな人間は彼だけだった。残念だ。

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自営業で観光業だと、家族以外誰にも会わないで1か月ぐらいすぐ経過する。家族単位で引き籠り同然。(宿泊客とは会うが、コンビニ店員と会うのと等価だ)
村の会合で誰かに会ったとしても良くてマイルドヤンキー、悪ければ極悪ヤンキー。

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始皇帝の夫人たちと、劉邦についてのおもいつき

今、藤田勝久『項羽と劉邦の時代』を再読している。kindleで。
32%位置No.1156に以下記述があった。

史記』には、なぜか始皇帝の夫人について、まったく記されていない。しかし始皇帝までの秦王の婚姻をみれば、すでに昭王と孝文王が楚から夫人を迎えており、趙に人質であった荘襄王(子楚)が、趙姫を夫人としていた。

筆者は、始皇帝の長子扶蘇は楚の王室につながり、末子で二世皇帝となる胡亥は戦国趙の王室につながるんじゃないかと推測している。
ところで以下はカマヤンのおもいつきなんだが、始皇帝の夫人について『史記』で記されなかったのは漢王朝でのタブーに触れていて、たとえば劉邦呂后がともに扶蘇の母親である楚の王室の付き人の家系だったとかそんなことがあったんじゃないかなとか想像するんだけど、だから劉邦は若かりし頃ヤクザみたいな生活していて亭長という役職にやっとこさ就いたのに豪族である呂氏から夫人を娶り、県の役人である蕭何から目をかけられていた理由じゃないかなとか想像するんだけど、同時に漢王朝時代に始皇帝の夫人について語られなくなった理由じゃないかと想像するんだけど、以上思い付きを忘れてしまうのはもったいないと思い記す。

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