Electionアンケート結果
選挙サイト「Election」アンケート結果。
http://www.election.co.jp/news/2005/news0829.html
2005年08月29日 第44回オンライン世論調査最終結果発表
「オンライン世論調査 衆議院選挙世論調査 」あなたは、今回の衆議院選挙どの党に入れますか? 今回 前回 自民党(民営化賛成) 32.9% 39.6% 民主党 40.3% 33.7% 内閣を支持しますか? 支持率 42.9% 前回発表に比べ7.9Pダウン 今回 前回 増減 支持する 33.2% 39.4% 6.2pダウン 支持しない 49.7% 42.5% 7.2pアップ あなたの支持政党は? 自民↓民主↑ 逆転 今回 前回 支持政党なし 34.2% 34.9% 民主党 29.2% 25.4% 自民党 23.2% 26.0% 共産党 5.0% 4.9% 公明党 4.5% 5.0% 社民党 2.2% 2.0% あなたが、政権を持って欲しくない政党は? 今回 前回 公明党 43.0% 37.7% 共産党 19.1% 22.2%
Election参加者は民主党支持者がわりと多い傾向があるが、それでも輿論の方向性としてけっこう面白い結果である。
民主党支持者がわりと多いとはいえ、「Election」での鳩山民主党末期の民主党の不人気っぷりはなかなか凄いものがあった。森喜朗自民党に匹敵する不人気っぷりだった。森喜朗首相のときに鳩山民主党だったわけだが。あの時鳩山民主党ではなく菅民主党だったら政権交代が起きていただろう。当時自民党政調会長の亀井静香が公安警察を私的に動かして野党議員の車をNシステムで追跡するというものすげえ脱法行為をして野党抑圧していた。
考えてみれば、というか鳩山民主党当時の野党支持者は誰もがみな感じていたと思うが、森喜朗と鳩山由紀夫の二大政党時代が日本にあったというのは全くもって恐ろしい限りだ。二大政党制は構造としてろくなものじゃない。二大政党制は世界制覇している期間のアングロサクソンでだけ巧くいった制度で、日本ではかつて大失敗した。戦前の日本は二大政党制の国家であり、そこからウルトラ国家主義に突入し戦争に突っ走った。ちなみに政友会が三菱財閥系・陸軍系・ロックフェラー系で、民政党が住友財閥系・海軍系・ロスチャイルド系だったそうだ。
90年代政治マップ
90年代政治マップ
http://www010.upp.so-net.ne.jp/iwao-osk/
http://www010.upp.so-net.ne.jp/iwao-osk/90s/index.html
政治家のマスメディア観 −全国会議員アンケートにみる−
http://www010.upp.so-net.ne.jp/iwao-osk/P-M/Howpoliticianseemassmedia/ank/title.html
「若返りの水」
「ストレイ・ドッグ」から。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/08/post_fce4.html
1;「慧光塾」“教祖”、光永仁義は7月13日に謎の死去。
2;「慧光塾」は幹部か長男を代表に、存続。「若返りの水」販売に力を注ぐ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/535/1064494691/r115
安倍幹事長が「若返りの水」の広告塔になっていた
http://www.weeklypost.com/jp/040611jp/brief/opin_1.html
学歴詐称、日歯疑惑、年金未納、公職選挙法違反−−などなど安倍晋三幹事長、細田博之官房長官、原田義昭・文部科学副大臣という政権中枢部がことごとく刑事責任を問われて当然の政治疑惑にまみれている。その中、安倍幹事長に新たに新興宗教的熱烈な支持者を持つ経営コンサルタントが経営する会社の水の事実上の広告塔になっていることがわかった。『週刊ポスト』(04年6月11日)
自民と民主のマジカル・ウォーズ
id:andy22さんのブログから。
http://d.hatena.ne.jp/andy22/20050830/p2
いよいよ総選挙が公示され、本格的な選挙戦に入ってまいりました。〔略〕数日前からすでに政党のテレビCMがかかっているわけですが、〔略〕色とかね、そこにこめられたシンボリズムを考えると、真っ白な〔略〕民主党〔略〕シンボリズムに大変に忠実なCMだなぁと感心したりしているのです。〔略〕
で、自民党、小泉首相だが……〔略〕元ネタわかる? デヴィッド・リンチの「ツイン・ピークス」、あの話の中で、悪霊の巣窟、地獄の出張所みたいなブラック・ロッジですよ! まるでブラック・ロッジの赤いカーテンですよ! 〔略〕一体、どうしてこんな背景にしたんだろうねえ。
〔略〕赤は平家、白は源氏……となると〔略〕勝者は?〔略〕
まだテレビCM観ていないけど、id:andy22さんの指摘は慧眼だと思われ。昨年の参院選のときから民主党は源平の合戦を意識しているっぽい。
参院選でも民主は東で勝ち(源氏は東の勢力)、自民は西で粘った(平家は西の勢力)。
民主党が白をシンボルカラーにしているのなら民主党に勝機があるな、と思う。
民主党のシンボルカラーは基本的には、白・赤・黒であり、日本国旗の色をベースにしている(ウルトラマンも日本国旗色である紅白でデザインされている。平成ウルトラマンはアメリカ国旗色の赤・白・青になっちゃったけど。スーパーマンの配色はアメリカ国旗色)。
…民主党の旗にはもう一種類、赤と黄色を貴重とした、えらいセンスの悪い旗がある。私の観察するところ、黄色を混ぜたがる民主党内の変な人々は、民社系、労使一体な労組系なように感じる。よくわからんけど。松沢成文が広報部長をしていた頃の民主党は黄色いポスターばかり使っていた。あれはどこの意志だったんだろ? 近畿地方の民主党や千葉とかの民主党は黄色を使いたがるみたいだ。民社系は公明党と票バーターの長い歴史持っていて、民主党内で公明党と繋がっている人って、民社系が多いように思う。よく知らんけど。民社党のイメージカラーは黄色じゃないのかな。
源平の合戦は紅白の戦いであり、黄色なんぞ混じるべきではないのだが。黄色が混じっているところでは民主党は苦戦するだろうと思う。ていうか黄色系民主党って、私が見るところ党内第二民主党という感じがしてどうも民主党な感じがしない。民主党に対して色んな誹謗がなされるが、誹謗されてもしかたないような、その誹謗があたっている部分、つまり民主党の汚れた部分って、この黄色系に偏っているような気がする。わからんけど。閑話休題。
とりあえず、民主党がシンボルカラーやシンボリズムに敏感になっていただけたのだとしたら、それは喜ばしい。外資系の広告会社を使った甲斐があるというものだ。そこが今回のシンボリズム操作しているかどうか知らんけど。
私はだいぶ前に、民主党の議員に「宣伝に日本の企業を使っていたらダメだ。日本の広告会社を使っている限り自民党・電通ラインに勝てない。だから外資系広告会社、アメリカ民主党が使っている広告会社を使うべきだ(そうすればアメリカが政権交代を容認する)」と意見したことがあった。その後本当に民主党が外資系広告代理店使ったけど、そのことに影響があるかどうかはわからんけど。この意見申し上げた相手というのも、機を見るに聡いがちょっと政治的に微妙な方で…つまり枝野さんとかその周辺の私が熱烈に支持している方々とは違うラインの方で…ていうか「黄色系」だったんだけど…まあいいや。
当時の、いつだったかなあ2000年頃だったかなあ、その頃の民主党は、ダサダサすぎて、日本に政権交代が起きうるのだとしたら、ファッション性、シンボリズムに敏感でなくちゃムリだと思っていたので、シンボリズム、マジカル・ウォーズの側面までしっかりするようになった点は(多少の不安はあるけど)喜ばしい。…当時から民主党は一部市民勢力と化石のごとき労働組合と極右の連合体で、今は小沢一郎が合流して当時よりもっと危なっかしいが、少なくとも今の党首である岡田克也は実直さが信用置ける。岡田克也党首以外は現執行部はあまり信頼できないけど。
…枝野幸男さんなどを筆頭とする、旧民主党系・リベラル系の人々は信頼が置けるから、彼らがいる限り民主党を私は応援するけど。…源平マジカル・ウォーズの話に戻すと、私のご先祖は板東平氏だ。板東平氏が源頼朝を支持したことが、源氏の勝利を支えている。
ところで私の「マジカル・ウォーズ」言説にまるっきりついてこれない読者の方々がたくさんいらっしゃると思うけど、私の「マジカル・ウォーズ」論は荒俣宏とかをベースとしてます。近代戦でも近代政治でも「マジカル・ウォーズ」は色んなところでなされていて、たとえば西郷隆盛の銅像は彰義隊(幕軍)のほうを向いて立っていて霊的に旧幕府軍を抑え、その西郷隆盛を抑えるべく立っているのが官軍の村田蔵六像。と、このように明治国家はシンボル操作を行っていた。
戦後日本もGHQと「宮中派」と海軍派による情報工作から出発している。戦後天皇なんて、堂々と憲法に「シンボル」だと記述されている。国家はイマジナリな存在なのだから、シンボル操作は統治の基礎技術だ。シンボル操作を平たく言うと、「呪術」となる。
もちろんシンボル操作・呪術なんてものは塩とか化学調味料みたいなもので、それだけで料理が作れるわけではない、つまりシンボル操作・呪術行為だけで政治や統治ができるわけではない。しかしながらそれに無頓着であっては料理をつくるのが困難だ、つまり統治や国家運営を行なうのは困難だ。
「宗教右翼」たちは、化学調味料だけで料理を作ろうとする。だから彼らの言説はエグ味がする。
「郵政改革」
AMLから。
http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-August/003112.html
以下は、在日大使館、公館、国際機関のサイトですが、
http://www.embassy-avenue.jp/list/index.htm
その中で、米国大使館だけが、毎年、日本のあらゆる分野に対して、『要請・指示』をしています。これ以上ないというくらいに事細かく載せています。特に『通商、経済』については、「規制改革」として、毎年、細かく要請しています。2004年の「民営化」の項目でも、かなり、強烈に要請してきています。
官僚も小泉内閣もひたすらアメリカの要請に答えたいのでしょうか? でも、アメリカのよいところは、オープンに公開しているところですね。
米国大使館のURLです。(日本語で読めます・・・おせっかいですみません)
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20041020-50.html#mineika-s
「経済・通商関連」を開き、「規制改革」を開き、「2004年規制改革要望書」
(2004/10/14)を開くと、以下が出て来ます。
≪日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書≫
2004年10月14日
http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-August/003118.html
〔略〕最近我が家に配達される「朝日新聞」の紙面、特に政治関連の記事が、良識ある「朝日新聞」のものとはとても考えられない内容になっています。これは「朝日新聞」に対する読者の信頼を利用して、「朝日新聞」の名を騙った「小泉自民広報」の配達が行われているとしか考えられません。貴紙の名誉を毀損するこのような事態の真相を解明し、どのように対応してくださるのか、至急ご連絡くださるようお願いいたします。
この(「朝日新聞」を騙る)「小泉自民広報」の特徴は、小泉自民、および(小泉自民が目玉とする)『郵政民営化』に対し、ほとんど無批判に臆面もない「ヨイショ」を執拗に続けていることにあります。
たとえば24日付朝刊を見ると、「郵政選挙 3つの?」という見出しで、自民党の内輪もめと、小泉氏の出処進退によって郵政改革がどうなるかについての記事が1面トップを飾っています。「郵政選挙」という見出しには、今度の選挙の争点が「郵政民営化」のみに矮小化されることに対する批判的視点が欠如しています。むしろ、そのような矮小化によって、サラリーマン増税や憲法「改正」といった、他の重要な争点から国民の目をそらそうとする小泉自民の戦略をサポートする提灯持ちの役割をメディアが果たそうとする意図さえ感じさせます。
「郵政民営化」のもつ意味・影響に関する分析についても同様です。この「小泉自民広報」は、「官から民へ」「民間でできることは民間に」とまるで壊れたレコードのように繰り返す小泉氏のバックコーラスのようです。たとえば、本来の批判的視点をもつ「朝日新聞」なら当然提起してしかるべき、「民」「民間」とは誰(何)か、という問いかけはまったく見られません。〔略〕
では「資金が官から民へ流れる」とはどういうことでしょうか? このような表現を目(耳)にすれば一般の読者(国民)は、「今まで役人が独り占めしていたお金が、自分たち一般の国民の方に流れてきて懐をうるおしてくれる」というイメージを抱いてしまうでしょう。しかし郵政が民営化されてもそんなことは起こらないことは明らかです。〔略〕
「郵政民営化によって資金を官から民へ」と小泉自民が言うとき、その「民(間)」とは誰(何)か、ということを読者(国民)が考える上で有益な情報はいろいろあります。たとえば米国大使館のHP(以下参照)
http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-j20041020-50.html#mineika-s
を見れば、「郵政民営化」が日本に対する米国の積年の主要な要求のひとつであることがわかります。一般の日本国民の利益を第一に考えて米国がこのような要求を突きつけてくるとは、いくら親米派でも考えないでしょう。小泉政権が(「ブッシュのポチ」と右翼にまで揶揄されるほどの)米国ベッタリ政権であることと考え合わせれば、「郵政改革」の圧力の背後には、一般の日本国民の利益以外の何かがある、ということぐらいは、中学生でも少し考えればわかります。しかし、(朝日新聞の名を騙った)「小泉自民広報」は、「郵政改革」の背後にある利害を考える上で重要なこのような情報については、まったくといっていいほど取り上げません。それはつまり、この「小泉自民広報」が、一般の読者(国民)の利害には背を向け、別の思惑を持って報道を行っている、ということを示しています。
また、「郵政民営化」を行って失敗したニュージーランドなど諸外国の先行例も、「郵政改革」の問題を考える上できわめて重要なはずですが、「小泉の宣伝用スピーカー」である「小泉自民広報」にはこのような「郵政民営化」の流れを邪魔しかねない情報を提供するする気はほとんどないようです。
さらに政治記事だけでなく文化面までが、「小泉ヨイショ」に利用され始めました。24日付の「小泉劇場に何を見る」という記事には、われわれ一般の国民の人生や生活に直結する政治というものを「ワイドショー化」してその本質から目をそらそうとする小泉政権の思惑と、それに加担して煽り騒ぎ立てる大手メディアの責任に対する批判的視点はきわめて薄弱です。
「朝日新聞」の名を騙ったこのような「小泉自民広報」が配達されてくることで、毎日不愉快にさせられるばかりでなく、良識ある本来の「朝日新聞」の報道ならば得られたであろう、私のような一般の国民にとって有益な良質の情報が得られないことを強く不満に感じています。
この「小泉自民広報」の配達を直ちにストップし、一般の読者(国民)の立場に立った良質の情報を提供する「朝日新聞」を読めるよう、一刻も早く善処をお願いいたします。
長谷川 宏
朝日新聞は「赤報隊」による襲撃テロ事件以降、気骨を完全に失った。「赤報隊」は統一協会だったともそうではないとも言われている。宗教右翼だったと思われる。