カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

蔡焜燦

「世界潮流」から。

http://plaza.rakuten.co.jp/worlddreams2005/diary/200506200000/
実は非常に興味深い事実があるのである。
まずこういう「ネット右翼」は韓国の事をたびたび中傷するのとは対照的に、日頃から台湾を礼賛してきたわけだが、その台湾に対する認識のほとんどが、日本の右翼的宗教団体の熱心な信者である蔡焜燦の「台湾人と日本精神」、そしてそれを下敷きとしている小林よしのりの「台湾論」の記述に依拠しているらしい。「台湾人と日本精神」自体もその宗教団体と深い繋がりがあるという出版社からでている。
しかも更に面白いことに、「ネット右翼」の韓国叩きでしばしば引用される日韓併合と植民地支配を近代化論の立場から正当化するサイトの歴史観は、その宗教団体の主張する歴史観ときわめて似ているという。
また日韓併合と植民地支配を近代化論の立場から正当化するサイトの多くが、韓国以上に日本国内の左翼・リベラル派に対する異常な敵視を特徴としているのもこの団体の主張と重なる部分があるという。
つまり社民叩き、朝日叩き、中国韓国叩き、日教組叩き、市民団体叩き、大東亜戦争肯定、靖国公式参拝推進、台湾礼賛というこの宗教団体の主張と一部の『ネット右翼』と呼ばれる者の動きが見事にリンクしている訳だ。しかもネット上で氾濫していたその宗教団体出版社が出した本の宣伝が宗教団体トップの一声で販売停止になったのと同時に収束&沈黙した事もあったという。
そしてその『ネット右翼』と呼ばれる者が異様に庇いだてするのが自民党安倍晋三な訳だが、この御仁は日本会議という宗教右翼を束ねている団体と密接な繋がりがあることは以前も指摘した。http://plaza.rakuten.co.jp/worlddreams2005/diary/200505110001/
靖国安倍晋三と台湾と宗教右翼探ればおもろい関係なのだ。

「蔡焜燦」が信仰する右翼的宗教団体ってどれだろう、と思って検索した。

http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/329.html
59 :日出づる処の名無し :04/12/27 15:47:02 ID:G+7hJFAz
〔略〕韓国叩きスレでしばしば引用される日韓併合と植民地支配を近代化論の立場から正当化するサイトの歴史観が、生長の家の主張する歴史観ときわめて似ているという識者の指摘がある。〔略〕
韓国とは対照的に、彼らが礼賛する台湾に対する認識が、生長の家の熱心な信者である蔡焜燦の「台湾人と日本精神」、蔡がすべてを手引きして小林よしのりに書かせたといわれる「台湾論」の、誤った記述に依拠している。〔略〕昨年、「歴史教科書の採択が日教組に妨害された証拠」とする内容のスレが乱立したが、日本青年協議会生長の家右翼団体)サイトの、表からリンクされていない画像ページを引用していた。

「蔡焜燦」と「生長の家」で検索してみた。

http://www.geocities.jp/pilgrim_reader/japan/taiwan_2.html
その後、出版元の日本教文社がこの本の廃刊を決定し、著者の蔡焜燦と生長の家との間で何かトラブルがあったらしいのだが、その事情は全然知らなかった。

http://www.aa.alpha-net.ne.jp/abw15438/
 この会では、蔡焜燦(さい・こんさん)さんの著書『台湾人と日本精神(リップンチェンシン)』を発行元の日本教文社が販売中止を決定したことについて、客観的な情報を発信していきます。〔略〕
 最近、谷口雅宣・生長の家副総裁がホームページ上で、蔡焜燦氏との裁判について、「全面勝訴」などと書き、「生長の家」組織では「勝った、勝った」などと言って回っている者も一部にいるらしい。
 しかし、蔡焜燦氏の裁判は、東京高等裁判所の斡旋により「和解」で終結したのが真実である。谷口副総裁らの「全面勝訴」宣伝に対して、裁判内容をよく知る関係者から、以下の反論メールが届いたので、お知らせします。

インターネットは便利だ。意識さえもっていれば、宗教右翼団体どもについての情報が蓄積されていく。
…「共謀罪」は、「サイバー犯罪条約」に絡み、インターネット規制をも目的の一つとしている。「共謀罪」が成立すると、宗教右翼どもと安倍晋三と警察官僚どもの「共謀」の実態情報が、インターネットで獲得しにくくなるだろう。