「共謀罪」の廃案を求める!表現者・言論人の緊急共同声明
http://www.jcj.gr.jp/forum.html
2005.7.22
「共謀罪」の廃案を求める!
表現者・言論人の緊急共同声明
〔略〕
こうした中で、言論・表現の現場に携わる者たちを中心に緊急共同声明を発することになりました。この声明は、各々の言論・表現の現場で、共謀罪のみならず進行する治安管理社会の実態を暴き、抗するメッセージであるとともに当面する国会の動きに合わせて、議員、メディア、世論に訴え、廃案に追い込むための様々なアクションを呼びかける試みです。 すでにこの間、ビラを配ったり、投函するだけで逮捕・起訴される弾圧が相次ぎ、出版の領域でも、取材や言論・表現の根幹にかかわる不当な弾圧や圧力が相次いでます。
私たちは、こうした事態を憂慮し、新たに構築されようとする有事― 治安管理社会の到来にストップをかけることを宣言します。そして目前にも成立が強行されんとする共謀罪の廃案に向けて、多くの人々に声明を呼びかけます。
7月21日
本日昼、衆議院議員会館で「共同声明」の記者会見がありました。…行き損ねた… (;´Д`) ごめん。一応、私も「声明」呼びかけ人に名を連ねてます。ちゃんと動かないと「呼びかけ人」に名を連ねた意味がなくなっちゃうのだが…
一水会の鈴木邦夫やジャーナリストの山岡俊介なんかも名を連ねてます。
〔11:58〕保坂展人さんが参加された。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/bd7bab3caab7ea40b908a73e727bae17
[02:45]
「ストレイ・ドッグ」から。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/07/post_c70e.html
共謀罪反対! ジャーナリストら廃案を求める声明
〔略〕28日昼過ぎ、ルポライターの鎌田慧さん、メディア批評誌『創』の篠田博之編集長、フリーライター仲間の寺澤有氏等が、「『共謀罪』の廃案を求める! 表現者・言論人の緊急共同声明」を発表した。
声明には本紙・山岡も含め、ジャーナリストら約250人が名を連ねている。
反対するのは、もちろん、「共謀罪の本質は思想・団結・言論表現の圧殺であり、盗聴・スパイ・密告社会を促進する。まさに21世紀型の治安維持法と言っても過言ではない」からだ。
●この延長国会では「継続審議」の見込み
一時は今延長国会で政府・自民党が強行採決することが懸念されていた。
だが、 この間の反対運動に加え、7月5日の衆院本会議の郵政民営化関連法案採決で滝実法務副大臣が反対票を投じて罷免になったことが幸いした。
同副大臣席が空席となったことを好機と見た共謀罪反対の民主党は、12日の衆院法務委員会で「国家行政組織法上、必ず副大臣を置かなければいけない」などと南野知恵子法相を執拗に追及し、何度も審議がストップさせた。
このため、週2回開催の衆議院法務委員会では未だに共謀罪について実質、審議が出来ておらず、残りの会期日数から見て、すでに成立できず、「継続審議」になると見られる。
したがって、本当の正念場は、秋の臨時国会となる見通しだ。
現在、取材中に警察からムチャな逮捕をされてしまったジャーナリストが相当数いるそうだ。大手マスコミがすっかり骨抜きになっている理由の一つにはそれがある。「共謀罪」新設は、さらなるムチャな逮捕を増やし、官庁の不正を取材不可能にする。