カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「のまネコ」と、「子供コピペ兵」

id:kanoseさんのブログから。

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20051011/channelgirl
今回ののまネコ問題は、こういった心理を見抜いて、扇動させている人がいるんだろうなーとは思う。
最初のサイトで見ると、のまネコリングの参加者は10代が多い。そして絵を描いたりと、同人活動をしている人が多いようだ。もちろん、ウェブリングなんてのは同人系の文化だから、そのような傾向が強くなるのだろうとしても、この「押しかけ厨」問題に通じるものがありそうではある。
過激な言動をする人も静かな運動家も心理は同じだ。ただ、その行動が違うだけである。チャンネルボーイは、扇動家の作ったまとめサイトを見て、子供コピペ兵と化し、チャンネルガールは後方支援をする。
これは昔の左翼運動と変わらないのだ。使う媒体がネットになり、活動が手軽になっただけで、運動の動員の構図は変わらない。〔略〕
子供コピペ兵は自分たちの持つ武器がアジビラしかないのだから、そりゃ話も繰り返すだろう。

「子供コピペ兵」というネーミングが的を射ていて悲しい。
アジビラを分析できる材料を与えるのが大人である私の仕事だろうと思う。
もちろん私は子供を子供扱いしないから、子供だろうがどうだろうが、情宣(左翼は街宣をこう自称する)し扇動する。だが、残念なことに、「企業舎弟」や霊感詐欺「宗教右翼」や公安連中のほうが、扇動者の絶対数が多い。
とりあえず、アジビラに惑わされていないか判断に自信のない若き諸君へ、最低限、以下の四冊を読んでおけ。

日本の思想 (岩波新書)

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日本 権力構造の謎〈上〉 (ハヤカワ文庫NF)

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ヤクザが消滅しない理由。

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日本の公安警察 (講談社現代新書)

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