「新宗教」提携
「エホバの証人情報センター」から。
http://www.jwic.com/n093098.htm
ものみの塔協会、他の「新宗教」諸宗教(サイエントロジー、統一原理教、創価学会、等)との提携に乗り出す動き?
本年[1998年]9月10日から12日まで、イタリアのトリノではCESNUR(Center for Studies on New Religion−新宗教研究センター)の会議が開かれました。この会議は、いわゆる「新宗教」が集まって、世界的に高まるマスコミの「反カルト」キャンペーンに対する対応を協議するもので、「宗教的霊的少数派:21世紀に向けて」と題されています。興味深いのは、この会議にものみの塔協会の代表者が出席していることで、他の新宗教、たとえばサイエントロジー、統一原理教、創価学会、モルモン教、ニューエージ、オカルトなどと並んで、エホバの証人の「少数派宗教」の立場が論じられています。
[略]このものみの塔協会の動きには幾つかの興味ある側面が指摘できるでしょう。ヨーロッパ各国において、反カルトの矢面に立たされたものみの塔協会が、他の同じ悩みを持つカルトと一線を画するのではなく、逆に「呉越同舟」とばかりに、他のカルトとの提携に動き出したことです。CESNURは表向き新宗教を研究する独立の研究組織のように見えますが、その現実は、その創始者で主宰者であるMassimo Introvigneは、サイエントロジーを含む多くのカルトの擁護者として、ヨーロッパで批判を浴びています。彼はまた、ブラジルの極右団体とも関連があるとされています。
以上、メモしておく。