最高裁国民審査について
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以下、傾聴すべきなのでメモする。
http://d.hatena.ne.jp/RRD/20090807/1249606605
国民が司法に直接関与する手段として、最高裁判所裁判官の国民審査ってのがある。これは投票者の過半数が×を書いて投票した裁判官は罷免されるという制度。とはいえ、いまだかつて罷免された裁判官なんか一人もいない。最高に×つけられた下田武三ですら15%、端っこに名前の書かれた裁判官が×つけられる率が高い傾向があるとか。まったく機能していない。なんで機能しないかっつーと、誰がどんな判決出したか、よく分からんから判断出来ないと思われてるからじゃないだろうか?〔略〕
先に出した今月号の冤罪fileにも掲載されている特急あずさ窃盗事件、これは東京簡易裁判所の浅見牧夫裁判官が、これはおかしいと感じて職権で現場検証して、無罪判決を出してるのに、東京高裁でひっくり返されてるんだ。で、2006年に武蔵野簡易裁判所に転勤になってるのに、その年にまた今度は八丈島簡易裁判所に転勤になってる。〔略〕
下級裁判所の人事権は最高裁判所が持ってる。具体的には最高裁判所の裁判官会議で指名して、内閣が任命する。浅見裁判官の八丈島転勤が左遷なのか、正当な理由があるのかは分からない。ただしその人事を決めたのは最高裁だ。最高裁判所裁判官の国民審査は、決して最高裁の法廷だけを基準にするべきではなく、今の日本の司法制度すべてを信任するかどうかが問われている。
だから基本、全員に×をつけるべきで、その中で残ってほしい人がいる場合にだけ×を消すべきだ。
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以下もメモする。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090806/201939/?P=1
2009年8月11日(火) 世襲政治の“真犯人” 勢いづく「1票の格差」議論
国民審査で不信任訴える
現在、都市と地方の間で、有権者の1票の価値は衆院選挙で最大2倍強、参院では4倍強の開きがある。2008年時点で見ると、参院選での選挙権の価値は、鳥取県民1票に対して最も低い神奈川県民は0.2票。最高裁判所は過去に1票の格差を違憲と判断したことはあるが、選挙結果を無効とした例は一度もない。
国民会議では、8月30日の衆院選挙で同時に行われる最高裁判事の国民審査で、1票の格差是正に消極的な裁判官2人を不信任にするよう呼びかける。選挙後すぐに違憲訴訟を起こす考えだ。
「1票の格差是正に消極的な裁判官2人」とは那須弘平と涌井紀夫かな。最高裁情報 http://www.jdla.jp/kokuminshinsa/2009shinsa.html 近藤崇晴以外には全て×をつけるのが正しそうだ。