あの世に持って行く三冊を選ぶとしたら

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過日の伯母の葬儀http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20150418/1429370754の際、棺に「何か好きな菓子を入れますか？」と葬儀屋に訊かれて、ちょっとだけ親族が戸惑った。また、お気に入りの着物のどれを棺に入れるかでちょっとだけ戸惑った。
で、その日の夜、嫁と話をした。
たぶん老父はそう遠くないうちに寿命が尽きるだろう、老父が好きな菓子は氷砂糖とカリントウだから、棺に入れるとしたらそれだ。
俺が死去した時は何を入れてもらおうか。あの世まで持って行ってまで食べたい菓子はないな。
棺に入れてもらうとしたら、本がいいな。３冊くらい。死出の旅は４９日かかるそうだから、４９日間読めるものを。荷物にならないよう文庫か新書がいいな。
今のところ棺に入れてもらう予定の三冊は
１；丸山眞男『日本の思想』か『現代政治の思想と行動』　のどちらか一冊。後者は新書じゃないけど。
２；宮崎市定か、島泰三のどちらか一冊。どの本でもいい。
３；三冊目が選びきれないけど、今のところマクニール『戦争の世界史』かなあ。
といった話を嫁としたら、なんか無性に悲しくなった。

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嫁の父親の兄が死去したので、今から通夜に行ってきます。河口湖から町田まで。ウチの最繁忙期なGW最中に通夜でなくて良かった。

日本の思想 (岩波新書)

〔新装版〕　現代政治の思想と行動

大唐帝国―中国の中世 (中公文庫)

親指はなぜ太いのか―直立二足歩行の起原に迫る (中公新書)

戦争の世界史(上) (中公文庫)

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