2019年夏の我が施設の状況について
1
3月頃から7月頃にかけて、睡眠不足などもあって体調不良が続いた。
脳が痺れるような感覚がずっとあったので、今にして思えば蓄膿症を再発していたかもしれない。
当時は老父がなくなったことによる鬱病の悪化かなあ、とか思っていた。
2
5月の10連休は過去に例がなかったので、宿泊料金を弱気設定にしたが、強気設定にすべきだった。俺の体調は悪かった。
3
当施設のメインの労働力であるおばさまが、5月末から病欠した。入院なさり手術なさるということだ。当施設の戦力は5割減となった。
代わりの労働力が必要なので求人広告を複数回出した。
俺と同じくらいの年齢の男性をバイトとして採用した。夏前の準備のための体力作業、具体的にはボート移動作業にはこの労働力が大変助かった。
掃除能力はあまり高くなくて、8月頭に相互不信となり、以後男手はない状態となった。
4
病欠なさっているおばさまとは別の、掃除メインのおばさまがおばさまの息子の嫁さんをバイトで紹介してくださった。この掃除おばさま含め3人+昨年からの清掃スタッフ1名で、どうにか夏を回した。
5
記録で見ると、今年の7月末から9月にかけての売上は、どうも昨年比1割減、もっと減るかもしれない。
河口湖全体の客の動きはほぼ前年並みなので、地域全体に比べ、当施設の売り上げが落ちている。
ここ3年程、当施設は予想以上に客が来て、売り上げが伸び続けていたが、俺の体力がそれに耐えられなかったし、今年はメインの労働力のおばさま不在でギリギリ回したので、今年くらいの集客で良かった、と、嫁と話している。
当施設の売上が昨年比で落ちているのは、施設のサブタイトルの吸引力ボーナスが終わり、サブタイトルが客に期待させるものに応える力が当施設になかった、と言える。
具体的欠点はいくつも数えることができるが、ここに書くのは愚行であるので、一つずつ解決していこうと思う。
6
体調不良は、6月に休日作って上京した際、家(店)から離れたところで、自分の来し方、どういう人生がありえたか、といったことを今までと違う角度で脳内整理したら、だいぶ収まった。
夏の客も秋の客もおとなしい客ばかりで、前年比1割減、もうちょい減っているかな、そういう客数なので、8月9月の疲労度合いは少ない。このくらいの客数で良い。清掃スタッフを除くと、俺と嫁の実質二人で回すには、我が施設は大きすぎる。定員も来年度からもっと減らしたい。
7
前年晩秋、老父が亡くなる前から我が施設の前の県道拡幅工事の話があり、今年7月から着工になった。
これに関連して我が施設に有利になるよう老母が県議会議員に働きかけたが、老母が興奮すると俺の体調が悪化するという悪いスパイラルがあって、俺のせいで我が施設にとって有利なことを引き出すことに失敗した。
それについてわが嫁は俺を責めないから、わが嫁は人柄が練れている。良き妻であり、娘にとって良き母親だ。