カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「体罰の会」の「痴漢の論理」

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20130129/1359463978の続き。

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体罰の会」が「子供は体罰を受ける権利がある!」という凄いキャッチコピーの集会をなさるそうです。
http://taibatsu.com/s2.html

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このキャッチコピーで連想するのは、ペドファイル組織が「子供は(大人と)セックスをする権利がある」と主張した例であります。
もちろん「子供は(大人と)セックスをする権利がある」というのは、「成人男性は子供とセックスする権利がある」の言い換えであります。

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こういう論理倒錯でわりとよく知られているのは、ストーカーが、被害者の拒絶を全て自分への好意と捻じ曲げて解釈する例であります。

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卑近に引き寄せて砕きますと、痴漢や性犯罪者が、性被害者に対して、「お前も気持ちよかったんだろう」「お前が誘ったんだろう」と弁明するのが、この基本形であります。

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こういう「痴漢の論理(論理倒錯)」は日常においてもわりとしょっちゅう見かけるものでありまして、だから「体罰の会」的なものが根強く生き残るのであります。

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明日、我が家で、ご近所と、親戚と、老母の同級生をそれぞれ招いて、我が娘のお披露目があります。そのお披露目の準備を我が老母が実に煩雑になさっております。すっきりとできるものをわざわざ煩雑になさるのは我が老母様の心の病気でございます。
わざわざ煩雑になった作業の下働きを、私と嫁が老母様から強制されました。老母様がおっしゃるには、我々のためにしているのだから我々が労力を使うのは当然であり老母に感謝すべきだとのことでございます。
こういうのが日常の「痴漢の論理(論理倒錯)」の一例であります。

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加瀬英明
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060725/1153765573
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/archive?word=%B2%C3%C0%A5%B1%D1%CC%C0

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